列強戦線に関する小さな疑問
必読:予めご了承ください
※本記事は本気で個人的な感想です。多くの人にとって、読んでも実りはないと思われます。
※列強戦線の重大なネタバレを含みます。
※読み違えもあると思います。ネットやアプリを拝見していますが、本誌や単行本は読んでいません。
本文:個人的に感じた小さな疑問
列強戦線とは、人類が全員は生き残れないほど環境が悪化した地球で、AIであるガイア主導で亡国決定戦(滅びる国を決めるトーナメント戦)を行う物語です。作者はうるまなつこ様です。
現在は中国VSアメリカの第2試合が行われています。
そんな時なのですが、本文は第1試合に関する疑問です。
亡国決定戦の勝敗のルールに関するものです。
・各国の代表(代理英雄)による戦いである。
・戦闘不能、死亡、降参のいずれかで敗退となる。
・代理英雄以外に対する攻撃は即敗退となる。
引っかかったのは3目ですね。
がっつり違反した代理英雄がいるのですが、ペナルティに自国民が一人殺された後は、亡国決定戦はつつがなく行われました。
即敗退のルールはどこに消えたのか。
個人的には以下の可能性を考えました。
1:ガイアは亡国決定戦の進行を最優先した
実は、代理英雄に攻撃されたのはガイアなんですよね。ガイアは攻撃された後で、禁則事項に触れると告げるものの亡国決定戦は続行させました。
亡国決定戦の進行を最優先させるために、プログラムが働いたのかもしれません。代理英雄が「禁則事項に触れてはいけない」という意識を持てば、ガイアの目的は達成されるのかもしれません。
2:予め勝敗を計算していた
ガイアは高度な計算能力を持ち、人類を導いてきました。
そんなガイアは、代理英雄に攻撃された時に「こいつが勝つ可能性は低いから即敗退を宣言する必要はない」と判断したのかもしれません。
代理英雄全員でガイアを攻撃したらどうなるのか。
実現しなさそうですが、個人的に気になります。
3:作者のうっかり
個人的にはこれが一番面白いのですが、たぶん違うと思います。
仮に禁則事項で即敗退となった代理英雄が現れたら、かなりグダグダな展開になるのは確かだと思うのですが……。
亡国決定戦の意義が失われそうですね。
おまけ:もしも禁則事項に触れた代理英雄が即敗退となったら
敗退が、代理英雄が守る国が滅びる事を意味するとしたら、代理英雄一人だけ生き残って「どーしよーかなー」となると思います。勝者の国に保護されるんですかね?
一方で、優勝国が決まるまで「どの国が滅ぼされるのだろう?」とヤキモキするだけなら代理英雄は相当バッシングされるでしょうね。そんな時も勝者の国は保護するのでしょうか?
あるいは代理英雄の保護者(首相)が再戦を懇願するのか。
いずれにせよ列強戦線の雰囲気でなくなるので、たぶん即敗退とならなくて良かった……かも?
どう考えるかはお任せします、ここまで読んでくださりありがとうございました!!
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