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【HSP/繊細さん】日々を過ごしやすくする HSP気質な私の心得5か条

こんにちは。こんくろです。

今回は『日々を過ごしやすくする HSP気質な私の心得 5か条』をご紹介します。

HSPを克服して、今の自分とはちがう何者かに変わるための5か条ではありません。

私自身が自分の気質、特徴を受け入れながらネガティブにかたよらないよう心掛けている5か条になります。

あなたのお役に立てれば、とてもうれしいです。


はじめに

結果がすぐに出ないと、ソワソワして落ち着かない。 
どうしてもやる気がわかないのに、行動できない自分に嫌気がさす。
気になることがあると、そのことで頭がいっぱいになり目の前のことに手につかない。
周りの人と比べて、自分の「できない」に目がいって自己否定してしまう。

実はこれ、私のことです。

HSPという言葉に出会って「そっか。私ってこんな特徴があるんだ」と分かったとき、地に足が着いて自分を理解することができるようになりました。

今でも、自分の不器用さやそそっかしさにガックリするときがありますが
「こんな私じゃいけない」と自己否定することは減りました。

さっそく次から5か条をご紹介しますね。


①結果が出るには「時間差」があると頭に置いておく


なぜ結果が早く知りたくなるのでしょうか?
HSPの特徴として『情報を深く処理する』があります。
1つの情報を取り入れて「なぜそうなのか」「こうしたらどうなるのか」といろいろなことを考えています。

深く処理するので、先に起きそうなことが予想できてしまい、
先読みしすぎて「こんなことが起きてしまったらどうしよう…」と不安になりやすいのです。

不安になると、頭の中がネガティブな想像でいっぱいになります。

私はよく、自分がいちばん苦痛に感じる結果を想像して、怖さで何も手につかなくなっていまいます。

その不安や怖さから抜け出したくて、結果が早くみたいと急ぐのだと考えました

こんなときは「結果が分かるのは、時間が経ってから」と頭で唱えます

もちろん仕事の手順など、その場で確認して解決できるものもあります。

その場合はすぐに解決しましょう。

しかし人間関係や人からの評価、仕事内容の理解度などは、今この一瞬ですべてが決まるものではありません。

最初はぎこちない関係だったとしても、なにかをキッカケに仲良くなるかもしれない。
最初は流れがつかめなかった仕事も、誰よりも詳しくなって指導役になるしれない。

頭でわかるのは、今までに経験したこと、見聞きしたことから想像できることだけです。

本当の結果が分かるのは、時間が経ってからでないとわかりません。

そして不安から起こす行動は、的確さを欠いている場合が多いです。

結果を知りたくなって行動にうつす前に「結果が分かるのは、時間が経ってから」と唱えてみましょう。

これで一度冷静にもなれますし、案外すぐに結果を知らなくても大丈夫なことがあることが分かると思います。


②いま出来ることを、丁寧に積みあげていこう

『いま出来ること、コツコツ積みあげる』
ネガティブな想像で不安いっぱいになったら、私はいつもこうしています。

不安でいっぱいになっても、今できることはいつも目の前にしかありません。

今おこなっている仕事をミスなく丁寧にすること。
目の前の人に親切であること。
わからないことを誰かに質問して、わかるようになること。

その積み上げが、自信にもつながりますし、頭の中に浮かんだネガティブな結果をひっくり返すこともできます。

不安を消すための行動として『いま出来ることを、丁寧に積み上げる』ことを選択してみてください。

③「〇〇ない」ばかりが浮かぶようになったら、とにかく休む

語尾に『ない』が続くときは、疲れていると思って過ごします。

なんだかやる気が出ない
動く気も起きない
食べたいものもない
なにを食べてもおいしく感じない

『ない』が続くとき、人はとても疲れているのだと思います。
なにか行動をおこす気力が足りないのです。

逆に元気があるときは『したい』『できる』がいっぱい浮かんできます。
このときは元気を感じると思います。

特に思い当たる節もないのにやる気がわかなかったり、楽しくないと感じたときは紙に自分の感じている感覚を書き出してみましょう。

語尾に『ない』が多い時は、「私って疲れているんだな」と状態を把握しましょう。

④疲れているときは、とにかく休む

HSPは情報の取り込みも、処理量もとても多いといわれています。

頭は常にフル回転です。

頭をフル回転したあとに再び刺激を取り込むと、さらに疲れてしまいます。
なかなか疲れがとれなかったり、気持ちが落ち込んでしまうのは脳を休める時間がたりていないことも原因なことも十分ありえます。

それが理由で、私は

・自分のミス、気になった他人の言動について思い返さない。
→考えても、不安が増えるだけだから

・本は好きだけど、本を読まない。
→情報を取り入れると処理量が増えて、さらに疲れるから

ということに気を付けています。

ぼーっとする。
寝る。
お風呂に入る。
映画をみる。

など、余計なことを考えなくてもいい、体の力が抜けていくようなことがオススメです。

⑤気が付いたモヤモヤは、できるだけ早く解決する

モヤモヤを放置すると、メンタルが弱っていきませんか?

仕事中のちょっと気になったこと、ふと頭に浮かんだこと。

人からすれば些細なことかもしれませんが、気になって夜も眠れなくなることがあります。

翌日もそのことばかり考えて、目の前に集中できない。

どんどん落ち込んでいき、メンタルだけでなく体調もくずしていきます。

このパターンを嫌というほど経験してきたので、解決できることはできるかぎり当日中に解決するようにしています。


そのモヤモヤ、気付かなかったミスやうっかり忘れていたことかも?

当日中に解決するようになって気付いたのが、凡ミスやうっかり忘れていたことが多かったことです。

書類をチェックしてなかった!と思い出して向かった部屋に、
ファイリングを頼まれていた資料があったり、
自信がなかった自分の作業の見直しに行ったら、凡ミスを見つけたなどです。

HSPは細かな違和感にも敏感です。
無意識に気付いていて、ある瞬間にふと頭に浮かぶのかもしれません。

またHSPは物事の根本的な原因を知りたいと思っています。

他人からただ注意をうけるより、
自分の作業を振り返りながら次回からミスをしないよう自身で対策できるのはHSPにとって納得できることだと感じます。

手間だな、面倒くさいなと思うこともありますが、自分の目で確認し、
モヤモヤをスッキリさせることがメンタルを健康に保つことにつながっています。

⑤疲れたり、気分が落ち込むと回復するまでに時間がかかることを理解する

HSPは情報の処理で脳が疲れているので、
取り入れる情報量が多いHSPは、情報の処理に時間がかかります。

脳の疲労によりイライラしやすくなり、ささいな事にイライラすることでさらに疲れるループに陥ります。

たくさんの情報処理が一段落して、脳の疲労が抜けるまでには時間を必要とします。

処理している間にも不安になったり、過去のことを急に思い出して落ち込んだりして、いろいろな感情にさらに疲れてしまうこともあるかもしれません。

処理が落ち着いてくると、考えている内容にもポジティブな言葉が増えてきたり、
ネガティブなとらえ方しかできなかったことも、前向きな考えが浮かんできたりします。

かかる時間は人それぞれです。
私の場合、10日以上かかることもあります。

回復に時間がかかることに、焦ったり、自己嫌悪に陥る必要はありません。

情報処理に時間がかかるのも、疲れやすいのもHSPの特徴のひとつです。

決して病気なわけではないので、周りの人がテキパキと動いているのをみると、「私もなにかしないといけない…」「私が休んだら、周りの人に迷惑をかけてしまう」と焦る気持ちが出てくると思います。

そんなときは自分のできること、したいなと思うことをやって役目を果たせばOK。

誰かの期待に応えようと無理をしたり、身をけずるようなことは控えてくださいね。

回復に必要な時間は人それぞれです。
人と比べて落ち込むことも、自分を責めることもしなくていいんです。

焦る気持ちを手放すのも、早く回復する方法の一つです。

必要以上の情報や刺激を取り入れるのを控え、まずは安心できる環境で気分よく過ごすことがオススメです。

自分のペースを受け入れる
自分の特徴を改めてとらえなおす
自分のいいところよりもダメだなーと思うところって、すごく目につきますよね。

真面目すぎる
考え方が固すぎる
白黒はっきりつけたがりすぎ
要領がわるい


私が周りの人からいままでに言われてきたことです。

面白味のない自分が嫌でしたし、なんでもテキパキこなす友人に嫉妬してきました。
公平さを押し通して、人を傷つけたこともあります。

そんな私でしたが、最近「『降参』(=自分を受け入れる)ってこういうことかと体感しています。

『降参』すると、とても生きるのが楽なんです。

もちろん生まれ変わったようにポジティブになったわけではないので、落ち込むことだってあります。

物事を真面目に取り組むことは悪いことではありません。
要領は悪くて時間はかかるけど、手抜きをしたり、ズルをしたりはしません。

「そういうところが私のいいところなのでは?」と、
ダメだと思っていたところの見方が変わった感じです。

あなたがダメだなと思っている面は、あなたの良いところでもあるのです。

一度、自分のダメだなと思っているところを書き出してみてください。

そして普段生活しているなかで、ダメだと思っているところが活かされているところがないか探してみましょう。

自分以外の人にならなくてもいい
これはHSP気質の方だけに当てはまりません。

人は自分以外になろうとしたとき、自分のことを否定して生きづらくなっていくのだと思います。

私は『自分を進化させる』という方法をとりいれています。
「昨日の自分より成長する」とよくいわれますが、そんな感じです。

周りの人の「いいな」と思うところを実践してみる。
特に物事のとらえかたについて「そういう考え方もあるのか」と、視野を広げてみるのがオススメです。

自分の気質、良いところ、ダメだと思うところ、全部をかけあわせて『自分のペース』が出来上がります。

悪い面ばかりにとらわれずに、自分の良さを感じながら丁寧に歩み続けていきましょう。

まとめ

今回は「HSP気質な私の心得 5か条」をご紹介しました。

私自身、心身ともに不安定になりかけたときはこの心得を忘れているときが多いです。

自分を責めてしまいやすいHSP気質の方のお役に立てればと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからも学んだこと、気付いたこと、実践したことなどをシェアしていきます。

では、また次の記事で。


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