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他人の子どもに話しかけるの難しすぎる。日記 2024/03/03(日)

今日は近所の学校のプールで泳いできた。途中で休憩入れてゆっくり1km泳ぐだけ。リフレッシュと肩回し運動のつもりでダラダラ泳いでいる。

ロッカールームで小学校低学年くらいの女の子が一人で帰り支度をしていた。周りに親御さんはいない。一人で来たのか、それとも男親と一緒に来たから着替えはひとりなのか。右手首につけたロッカーキーのバンドが取れなくてずっと苦戦しているので、思わず話しかけてしまった。「大丈夫?」ぎょっとこちらを見て固まる女の子。そりゃあ、周りに親も職員さんもいないのに、知らない大人に話しかけられたら怖いよねえ。「取れないの?お姉さん、取ってもいい?」その子はずっと黙っているけれど右腕を出してきたのでOKと捉える。「触ってもいい?」「こうやるんだよ」なるべく体には触れず、急いでロッカーキーを腕から外す。ロッカーを開ける前にその子から素早く離れた。

今時の子は「知らない大人と話したらいけない」と、私が子どもの頃よりもかなり口を酸っぱく言われているだろう。知らない大人に話しかけられて、身につけているものに触られて、やっぱり怖かったかしら。黙ってもう少し様子を見守るべきだったか。ごくたまにこんな場面に出くわすことがあるけれど、正しい子どもへの接し方が分からない。子どもを持たない夫婦で、親戚付き合いもなく、友人も家庭を持っていない人が多いとなると、子どもと接する機会なんて最近全然ないな。

夫に相談してみたら「『大丈夫』ってそんなのその子も分からんやん。『取れる?取れない?』『助け必要?』って聞かな」「向こうが取ってとか、助けてとか言ってくるまで近寄らんほうがええのちゃう、今時」「まあ、俺はそもそも声なんかかけへん。溺れて死にそうな訳でもあるまいし、ひとりでプールで着替えられる歳の子なら、鍵ぐらい時間かかっても自分でなんとかするやろ」とのこと。そのおりだと思いつつ、次また似たような場面に出くわしてもやっぱりスマートには振る舞えない気がする。

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