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「うちの事業でAIって使えるの?」を考える本。ダブルハーベストを読んでみた。
月額制の採用代行チーム”まるごと人事”を運営している、株式会社BeGlobal代表取締役の今(コン・konkeisuke)です。
急成長ベンチャー/スタートアップ企業を、採用実務を通じてご支援することを生業としていることもあり、普段から今後のテクノロジーについて理解を深めようとしています。
※週末にカフェで読む本もテクノロジーの入門系が最近は多めです。
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AIはこれから、どうビジネスに活かされるのか
まず「IT」については言うまでもなく一般化してきましたね!いまでは「IT企業」という呼び方が逆に無くなるくらい、どの産業にもITが入り込んできたと思っています。
で、次の10年はどんな変化が起きるかと考えると、AIの可能性が高いと考えています。(もちろんロボット・IoTなど色々なテクノロジーも大きな可能性を持っていると思っています!)
そこで2021年4月14日発売の
『ダブルハーベスト 勝ち続ける仕組みをつくるAI時代の戦略デザイン』という本を読んだので、さっそく感想を書きます!
この書籍はITビジネスの原理やアフターデジタルを書いた尾原和啓さんと、AIベンチャーの株式会社シナモン 執行役員/フューチャリストの堀田創さんの共著です。
ちなみに以前オンラインのセミナーで、お二方の講義をそれぞれ聞いたことがありますが、未来を先取りする意味ですごく刺激をいただける存在です。
「ダブルハーベスト」から学んだこと
この本でビジネスの戦略としてAIを仕組みとして入れる方法をイメージすることができました。
いままでのAIの本は「こんな技術なんですよ」という紹介が多いです。ただ、この本は真逆で「経営や事業に、AIはこう組み込むんですよ」という本でした!
例えば下記のAI活用事例の図とかすごいです!
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さて、特に今回僕が読んでみて学んだこととしては、
・AIの導入はそれによって得たい「最終価値」から考える
・データは刈り取る時代ではなく、育てる(ハーベスト)の時代。
・1種類のデータではなく、2種類のデータを同時に獲得することで、圧倒的に強くなる
・AIは「戦略」の時点で、設計段階で入れるもの
・AI戦略を組み込めると「勝ち続ける仕組み」が作れる
という点でした。
いまAI導入できるかできないかはさておき、「自社の事業にAIを組み込むとしたら、どうなるだろう?」という想像を掻き立ててもらえる本でした。
ぜひ読んでみてくださいー!さて、今日も急成長ベンチャーの採用支援をしていきます!引き続き、宜しくお願いいたします!
株式会社ビーグローバル(https://marugotoinc.co.jp/)
代表取締役 今 啓亮(@konkeisuke)
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