アヌンナキ2 人類の起源 やりすぎ都市伝説7 参照
皆様よろしくお願い致します。
※アヌンナキ1からの続きになります。
今回はシュメール文明の神話について
お話していこうと思います。
①重要人物1 ナンム
シュメール神話にて、海の女神として崇められ、
また天地を想像し、すべての神々を生んだのが
「ナンム」という「母神」です。
万物を生み出した始祖神として、シュメールにおいてもっとも敬われていた女神だそうです。
このナンムは女神としての顔を持つ一方で
「ティアマト」という「蛇の神様」と同一視されています。
天体好きの方なら馴染みがあると思いますが、
「ティアマト彗星」はそこから名付けられているそうです。
長く尾を引く彗星は、蛇や竜を表すとか…
このナンムの子供に「アヌ」と「キ 」という神がいました。アヌが男神でありキが女神となります。
この二人が結婚したくさんの子を生みます。
そしてナンムの子供、アヌを最高指導者としたこの神々の集団を「アヌンナキ」と呼んだそうです。
②重要人物2 エンリルとエンキ
この神々の集団の中に「エンリル」と「エンキ」
という兄弟神がいました。
兄がエンリルで弟がエンキになります。
この兄弟神、実は聖書のモデルになった神なのです
その有名なお話が「ノアの方舟」です。
皆さんも一度は聞いたことがあると思いますが
その原型が粘土板に残されていたといいます。
粘土板によれば、かつて神々( アヌンナキ )達は
人類が増えていくことを快く思っていませんでした。
そして大洪水を巻き起こし、人類を全滅させようと企んだのです。
それに賛成したのが、兄エンリルで、
唯一反対していたのが弟エンキでした。
この兄弟神、人間に知恵を与えるかどうかでよく戦争をしていたそうで、
兄エンリル「人間に知恵など必要ない」に対して
弟エンキ 「人間に知恵を与えよ」と
とよく争っていました。
そして弟のエンキが人間の王へひそかに助言し
方舟を作らせた。その方舟で助かったという話が
ノアの方舟のモデルとなりました。
③結局誰が人類に知恵を与えたのか?
先ほどの画像をご覧下さい。 ↓
この画像見ていただければ分かるように弟のエンキは下半身が蛇として描かれています。
蛇といえば何かと怖かったり不吉なイメージがありますよね‥‥
ですが、神話によくでてくるんです。なぜ?
次にこちらの画像↓
この画像は旧約聖書の創世記にでてくる
始まりの人類アダムとイブが描かれたものです。
簡単に説明すると、エデンの園で神に作られたアダムはその神に
「園の木々の果実はどれを食べても良いが知恵の木の果実だけは食べてはならない」
と言われるんですね。
その後神はアダムの肋骨からイブを作り妻としましたが… イブは「蛇」にそそのかされてその知恵の実を食べてしまうんです。その後アダムにも知恵の実を食べさせ、それが神にバレた2人は東方に追放された、とあるんですね。
…へび? そうなんです。これは下半身が蛇のエンキを表しています。つまり旧約聖書にでてきた
蛇(エンキ)は イブ(人類)を
そそのかして(助言をして)
知恵の実(知識、文明)を与えた。
神話ではエンキはひそかに王に助言をし方舟を作らせた。つまり知恵を与えたということです。
アダムとイブのお話にでてくるそそのかした蛇とはエンキのこと。
つまり人類に知恵を与えたのはエンキという捉え方もできます。
でもなぜか悪者のようにかかれていますよね?
蛇は脱皮や強い生命力から再生の象徴で、
白蛇は幸運の象徴とも言われています。
なぜ蛇、エンキは悪者にされたのか?
それはエンリルを崇拝する時の権力者によって
捻じ曲げれた真実なのかもしれません…
世の中には秘密結社や悪魔の数字など色々な陰謀論が囁かれていますが、物事をひっくり返して見たものが実は真実だった。
なんてこともあるのでしょうか?
実に興味深いですね。笑
ちなみに最後の言葉で、東方に追放されたとありますが、東の最果ての国といえばここ日本ですよね。
アダムとイブは日本に辿り着いたのでしょうか?
もしこのアダムとイブが日本の伝承により名前を変え伝わり、今の日本を創ったとされるイザナミとイザナギなら面白いですよね。
話は戻りますが、
こういった神話が残っている以上
アヌンナキという神々をシュメール人が崇拝していたというこという痕跡になるわけです。
ではなぜシュメール人がアヌンナキを崇拝するに至るのか?
次回はその秘密をより具体的に
スピリチュアルや宇宙的観点からお話できればなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
またよろしくお願い致します。
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