TOEICのすヽめ
最近よく質問をいただくので自身の体験を言語化する練習も兼ねてnoteを書いてみたいと思います。
・はじめに
私の初受験は2021年10月で最新の受験は2022年10月でした。初受験時のスコアは500点弱で最新のスコアは835点でした。
正直かなりモチベーションの浮き沈みが激しく合計3.5か月ほど空白の期間もあったため効率よく勉強出来る人は半年もあれば容易にスコア300点アップは望めるかと思います。
問題の解き方に関しては私よりよっぽど優秀な方がYouTubeに沢山いるのでそちらを頼ってください。ここでは教材とその使い方を中心に紹介します。
・使用した教材
①金のフレーズ ②abceed ③公式問題集
その他YouTube
それぞれの活用法を説明していきます。
①金のフレーズ
TOEICの基本となる単語帳です。600点レベルの単語という項目から990点レベルの単語という項目まで様々な種類があります。
「私は800点を目指してるから990点レベルの単語は無視していいや!」
とか思ってるそこのあなたは大馬鹿者です。
項目分け関係なく全ての単語が出てきます!
ただし左ページの例文や右の類義語、対義語は一旦覚えなくて大丈夫です🙆♂️
単語帳を活用する中で大切なことは
🅰️ある程度単語の意味のイメージをもつこと
🅱️なんとなく発音を覚えること
この2つです。
「そんな抽象的でいいの??」
って思った人もきっといるでしょう。それでいいんです。TOEICは意地悪なので1つの単語から大量の意味や使い方を展開してきます。1つの単語を1つのパターンでがっちり覚えることは大変危険な行為だと勉強していく中で私は感じました。
また🅱️として発音を挙げたのはリスニングに役立つことに加えてリーディングの際に頭の中で読むのがスムーズになるというメリットがあります。
🅰️に関して「じゃあどうやって大量のパターンを覚えればいいんだよ!!」
という人絶対にいると思います。これは②のabceedが解決してくれます。
②abceed
abceedは沢山の英語教材が使い放題になるアプリです。ブラウザ版がおすすめです。
料金は大体1000円/月程で少し高めですがそれに見合ったリターンをくれます。
なんといってもabceedの最大の強みは
TOEICの模試受け放題!!!!!!
これに限ると思います。山ほどある参考書から問題を抜粋してくれるためバリエーションも多く、1年間使用した中でほとんど同じ問題に出会ったことがありません。
高校や大学の受験においては1つの問題を繰り返す解くことが大事かもしれませんがTOEICにおいては沢山の問題に浅く広く出会っておくことが非常に大切です。
そして!!浅く広く問題に出会っていくなかで抽象的に覚えた単語が
「あぁ!これあの時のやつじゃん!」
といったようにある日急に結びついてあなたの知識として定着してくれます。
漫画やアニメの伏線回収みたいな感じですね。
単語帳で伏線をたくさん集めておきましょう!
ただしabceedにも欠点はあります。
というのもある程度模試で点数を取れるようになるとAIが勝手に問題を難しくし過ぎてしまうからです。TOEICの本番においては誰でも解ける簡単な問題もあれば無視して進むレベルの難しい問題もあります。abceedの中ページ内に表示されるあなたの予測スコアの欄が800点を超えてしまったらそろそろabceedは辞め時かもしれません。③の公式問題集に移行しましょう。
③公式問題集
公式問題集は名前の通りTOEIC公式が作っている問題集です。先程のabceedのような問題点はなく、実戦的な感覚を養えます。公式問題集を使う時に1番意識すべきは
・リスニング
Part3.Part4の問題文と選択肢の先読み
・リーディング
時間管理と問題を捨てる勇気を持つ
これです。これが出来るようになれば本番でもある程度点数が取れるようになってくると思います。
ただし公式問題集にも欠点はあります。それは中身の少なさに対する値段の高さです。なんと2回分の実戦で3000円します。アホです。
大学生の我々にこれを何冊も買うほどの余裕はないので、abceedを活用して本番の成績が750点前後に達してからこれを買いましょう。
私は友人に貸してもらいました✌️
まとめ
以上が私が使った教材とその活用法です。基本的に実戦においては解き直しが必須です。
リスニングの場合はスクリプトを見ながらで構いません。ボソボソ発音しながら解き直すとなお良いです。ある程度慣れてきたら1.5倍速にして問題を解くのが本当におすすめです。通常速度に戻した際に時が止まります。
リーディングの場合は解き直す過程で速読を練習するのがおすすめです。早く読めるようになればあまり推奨はしませんが戻って文章を読む余裕が生まれます。読むのが遅いのは話にならないのでひたすら読みましょう。
Partごとの練習法や意識したことも書いておきます。
リスニング
Part1
Part1は大体パターンが決まってるため問題を解いていく中で自然に解けるようになると思います。6問しかないのでそこまで意識しなくていいです。
Part2
Part2はYouTubeに問題の音声と答えを次々流してくれる動画があるためそれを活用しましょう。少しずつ再生速度を上げて練習することが大切です。
Part3.Part4
Part3.4で大切なのは問題と選択肢の先読みです。①問題文→②選択肢→③問題文→④選択肢の順番で音声が流れますが②の音声が流れるタイミングで④を暗記しないと置いてかれます。このリズム感をabceedの模試の中で養うことが大切です。一瞬迷ったらすぐにその問題は捨てましょう。
リーディング
Part5 目標時間1問20秒
abceedにあるこれを使いましょう
Part6 目標時間1問40秒
Part6は中くらいの量の文に対して4つの問題があります。4問中3問はPart5と同じで単語を空白に当てはめる問題です。これについてはPart5の練習をしていれば解けるようになります。残された1問は文章を当てはめる問題です。この問題を解くために、文章全体の流れを把握することを意識しながら解く練習をしましょう。abceedの模試がおすすめです。
Part7 目標時間1問60秒
Part7はとにかく時間との勝負。わからない単語はいつまで経ってもわかるわけがありません。読み返しをしないことだけを意識してどんどん次の問題に進む練習をしましょう。こちらもabceedの模試がおすすめです。
おおよその勉強時間の割合はこんな感じです
最後に
TOEICは英語の試験ですがそれと同時に情報処理の試験でもあることを痛いほど感じました。1にも2にも時間。
私は8回受験しましたが一度も最後まで解き終わったことがありません笑
逆に解ける問題をちゃんと解けば800点は越えることができると言えます。
よければ挑戦してみてくれよな
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