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バービー

映画「バービー」を観た。
昨年、バーベンハイマーのあの件で炎上してたことは知っていたが、純粋に映画の内容についてはよく知らなかったので、AMAZONプライムビデオにてこの連休中の暇つぶしに見ることにした。


これは問題作


まずオープニングから「2021年宇宙の旅」のオマージュ。赤ちゃん人形で遊ぶ少女たちがモノリスのごとく登場したバービーに触れ、人形を打ち捨てる。
うーん。人形ブチ壊すのとかちょっとやりすぎじゃないか。可哀そう。

この時点では私は気が付いていなかった。この映画が「魔法にかけられて(2008)」みたいなファミリー向けコメディじゃないってことに。


詳しいあらすじや専門知識に根差した考察などは上記サイトがわかりやすかったので参照していただきたい。


個人的な感想


一言でいうと、かたよりまくってるなぁ。。
何?わざとやってる?実は反発を期待しててわざとやってんの?

バービーを題材にフェミニズムを啓発するような内容だったわけですが
あえて極端な表現にすることで疑問を抱かせる狙いなのだとしたら、成功しているといえるのかもしれない。

ただ、子供向けおもちゃであるバービーを題材にしておいてこのテーマ設定は謎すぎる。そこも「あえて」なのかもしれないが、最近のディズニーしかり、アメリカ映画は思想が強すぎて本当につまらなくなったと思う。ひたすらエンタメに全振りするような話はもう作られないのだろうか。

冒頭の赤ちゃん人形破壊も、妊婦バージョンのバービーをネタキャラ扱いするのもなんだかな。みんなお母さんから生まれてきたんだから、そこを否定するような表現は違和感しかない。

良かったところは、マーゴット・ロビーが美しかったところです。
以上。


IF:リカちゃん


映画バービーが、かつてバービーで遊んでいて現在大人になった女性に向けた作品なのだとしたら、日本に置き換えるとそれはリカちゃんであろう。
すでにそういったコンセプトのYouTubeがある。

上記サイトのリカちゃんは、映画バービーと同様、現実世界に転生しているような状況だが、笑えるかんじ。

こういうのでいいんだよ。


おわり

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