見出し画像

好みなタイプの女性と相談所での初デート

初めての仮交際Pさんとのファーストコール
Pさんとのお見合いは土曜だったから日曜日の夜にかけることができる。
日曜日に成立すると、平日にかけないといけない。
お互いの仕事の都合もあるから、土曜の仮成立はかなりありがたい。

Pさんの声はお見合いの時同様、か細いながらも可愛らしさを兼ね備え、女性らしい声だった。
仕事に熱心な方ということもあり、日程調整やお店選びはすぐに終わった。

当日中に僕が送ったLINEに返信が来たのは3日後だった。
初めての仮交際、これが普通なのかもしれないと言い聞かせていたが、内心返事が来るまでの3日間は、数時間ごとにLINEを見るぐらいには心配だった。
今振り返ると、LINEの頻度のすり合わせをきちんとこのタイミングでしておくべきだった。

金曜日の夜に初デートをすることになった。
日比谷ミッドタウンのQ CAFEで金曜日の20時からのディナー。
当日は仕事が押してしまい、職場から直接向かわざるおえなかった。
20時ギリギリの到着となりそうだったので、駅から小早に歩行した。

19時59分にエレベーターがレストランのフロアに到着し、お店の前にはビジネススタイルのPさんがいた。
まさにコンサルっぽい紺のジャケットに女性らしい白色のスカーフを胸に飾っていて、とても華やかさもありつつ綺麗な服装だった。
Pさんは容姿が私の婚活をする要因となった女性に似ていた(タイプ)だったので、尚更萌えた。

食事中は仕事をしている2人ということもあり、やはり仕事中心の話だった。Pさんは出張が多いらしい。出張が多いから、LINEが遅いのも納得がいった。(実際婚活を進めると、ただ連絡の遅い相手なだけだった)彼女は尊敬できるし、年も2個しか離れていなかったので、当然自分としては好意を持っていた。

ただ、少しだけ気になった部分があった。
それは、結婚式についての話とハトへの興味だ。
結婚式は絶対したいという発言が初回デートからされて少しプレッシャーに感じてしまった。しかもそれなりの規模ではやりたいと言っていたため、尚更だった。最低でも300万円はかかるであろう。そして自分の負担もかなり大きくなる。しかもそれがさぞ当たり前かのような感じだったのが気になった。また、前回の彼女の発言を元に質問をしたら、「そんな話しましたっけ?」と返されたり、前回も話したことと全く同じことを聞かれたりと、お見合いの時も感じたが、ハトに対しての興味が薄いと思った。

デート終盤に差し掛かり、沈黙が多くなる。
一度自分が席を立ち、お手洗いに行く。このタイミングで会計を持っていくとあからさまなので、自分が行った後に相手にもお手洗いを促す。

そして、そのタイミングで会計を済ませる。

相手が帰ってきたタイミングで、次回のデートを取り付ける。
相手からはモーニングがいいという話だったので、一緒にモーニングをすることにした。今思えば、その後にお見合いや仮交際があるから土日の朝にデートを組んだのだろう。ただこの時は、次回の予定を取り付けれたことが心の底から嬉しかった。




いいなと思ったら応援しよう!