「普通の人」を追い求めると、 婚活は終わらないのが普通
東京・池袋「婚活エグゼ」チーフアドバイザーの坂田です。
東京はもう梅雨明けくらいの暑さです。皆さん、早め早めに水分補給をしていきましょうね!
今日の話題。
婚活でも恋活でも相手を探す時に「普通でいいんですけどね」「普通の人がいない」という言葉をよく聞きます。
「ふつう」の定義は何か?
Wikipedia
普通(ふつう)とは、広く通用する状態のこと。普通の『普』は、「あまねく」「広く」を意味する字である。
「普通」は、「平凡、ありきたり、没個性」と言い換えられますが、それはいい意味にも、悪い意味にも使われる、本当に受け取り方次第なのです。
婚活市場で普通というと、平均身長、平均的収入、差し障りのない趣味、普通の会社員、普通の仕事、というところでしょうか。
コロナや戦争、貿易摩擦など、世界は普通じゃないことがどんどん起こっていますが、婚活では「普通」を求める人が多いです。
つまり
「普通」=「安定・平均」=「可もなく不可もなく」
といった発想なのかもしれません。
でも様々な項目で、全部普通以上の平均点を取るのって、実社会ではすごく難しいんじゃないでしょうか。
人それぞれの生まれた環境、家族、地域、文化、考え方、バラバラです。
日本は島国なので国内にいると日本人と外国人観光客しか見ませんが、海外に旅行で出かけたり長期滞在するとわかりますが、それこそ人種も文化も考え方もバラバラです。
普通はない。個があるだけ。
その中で皆がその国に応じた文化やルールの中で共生しているのがよくわかります。
話が広がりすぎましたが(汗)、
結論としては「普通という人間はいない」ということなんです。
なので、普通(全て平均値)を探して婚活をしても永遠に相手は見つかりません。
婚活は「普通の人」を見つけるのが目的ではなく、
「良いことも悪いことも共有しつつ、お互いに相性の合う一人」を見つける旅
なのです。
「もう少し収入がよければ」「もう少し身長が高ければ」「もう少し仕事が安定していれば」「もう少し可愛ければ」…。
全てのカードを求めていても、それが揃うのを待っている間に、どんどん年老いてしまい、自分自身の条件が悪くなっていきます。
ストレートフラッシを狙ってブタになるより、ワンペアでいい。
最近、ポーカー(トランプ)は全然やっていないのですが、この原稿を書いているうちに、何となくこの言葉が浮かびました。
他者に勝ちたいと「良い手」を待って、次々にカードをめくる。婚活でカードをめくりすぎて、手がカサカサになっていませんか? イライラしていませんか?
その間も、確実に自分も年齢を重ねているのです。
お互いに「話していて疲れない」「知らない間に時間が経っていた」これってけっこういい感じなんです。そこから繋げていきましょ。
「ワンペア」でいいんです。狙うのは。
あっ、B’Zの「イチブトゼンブ」にもこんな歌詞があります。
愛しぬけるポイントが ひとつありゃいいのに
完璧に相手を知ろうとしてしまう事より、好きなところがひとつあれば、それだけでいい。
ということですね。
よく言われることですが、嫌な部分を探すよりも、相手の尊重できるところ、好きな部分が見つかれば、それ以外は尊重、我慢、工夫でやっていけるかどうか。そのくらいの気持ちで相手を探す必要があります。
また自分も完璧でも全てが普通でもないのですから、「お互い様」という気持ちを忘れず努力していければ、成婚後もうまくやっていけると思います。
未婚の人にはわからないかもしれませんが、結婚していても、100%ラブラブが続くわけではなく(笑)、「お互いに良い面、悪い面を含みつつ生きていく」。
そんな家庭がほとんどなのです。
まとめ:
「普通」という概念は捨てる。
ヒトは十人十色。相手の良さをみつけて、お互いに協力できそうな人を探す。
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