＜法律から見る結婚制度＞第５回　独身証明書の取得〜どこでどうやって取るの？〜

2022年8月29日 11:50

婚活エグゼでは須田総合法律事務所の監修のもと婚活・結婚と法律を題材にしたコラムを掲載中です。

今回は結婚相談所への入会をはじめ、婚活する際に必携アイテムとなる「独身証明書」について解説します。

最近では、「婚活バー」というものも一部では流行していて、その中でも頻出ワードのこの「独身証明書」は、ご自身の本籍地のある市区町村の役所・役場でのみ取得が可能です。

未婚の方であれば、両親の戸籍に入っていることがほとんどなので、「ご両親の本籍地」＝「自分の本籍地」となります。

第４回でも本籍地について書きましたが、本籍地は自由な場所に設定できるため、ご両親の家がある場所＝本籍地とは限りません。

ご両親に本籍地を聞いて「何でそんなこと知りたいの？」と聞かれるのも嫌だなぁ……と思う方もいるかも知れません。

では簡単に本籍地を知る方法と取得方法について解説します。

それは、自分の住民票（本籍入り）で取得をするだけです！

ただそれだけ確認ができます。

住民票であれば自分の住所がある役所に行くかマイナンバーカードを使ってコンビニで取得ができますね。

では判明した本籍地が遠い場合はどうすればよいか？

東京在住の方の本籍地が秋田県大曲市にある場合や、大阪在住の方の本籍地が大分県別府市にある場合、簡単に取りに行ける距離ではないですよね。。

そこで遠方にある役所へは郵送での証明書の請求も可能です。

準備するものは下記のとおりです。

・申請書（○○市　独身証明書　郵送　で検索しましょう）

・本人確認書類のコピー（免許証など）

・定額小為替（200～400円で自治体によって値段が違います）

・返信用封筒（切手を忘れずに）

以上の４点です。

定額小為替は平日の郵便局の窓口が開いている時間に購入が可能ですが、発行手数料が1枚200円程度かかります。

こちらを同封して自分の本籍地の役所に送れば10日前後で独身証明書が送られてきます。

婚活エグゼでは、「各種証明書の発行についてのサポート」も行っていますので、ご入会の際にお気軽のご相談ください。

次回もお楽しみに！

法律監修：須田総合法律事務所

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