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婚活で私がやらなかった3つのこと

40代で婚活⇒結婚した私が「やらなかった3つのこと」がある。

それは・・・


  1. 自分の考えを相手に押し付ける

  2. 自分を卑下する

  3. 相手に好かれようと本当の自分を隠す


1と2はわかっていても無意識にやってしまうことがあるから、常に意識するようにしていた。

なぜ私がこの3つのことを「やらない」と決めたのか・・・?

それは、30代後半の婚活のときにこれをやっていたからだ。

それにより、自分がしんどくなった。

だから、40代で婚活を再開してからは「それをやめる」と決めた。

自分の考えを相手に押し付ける


相手が・・・

  • 自分と違う価値観や意見を持っている

  • ほしい反応が返ってこない

  • 自分が希望する条件に合わない

よく考えればわかることだが、他人が自分の思い通りになることなんてない。それなのに、相手に「こうであってほしい」と求めるのは、きわめて自分勝手な都合なのである。

以前の私は、自己都合でしか相手を見ていなかったことに気づいた。

だから、「自分と合わない人」は減点したり除外していた。

そんなことをしていたら・・・「自分に合う人」などいるはずもない。

自分に合う人を探すのではなく、自分と価値観も意見も違ってもいいから、予想しない反応を返してもいいから、希望条件に合わなくてもいいから・・・

それをわかった上で、お互い何かを提案し合ったり、歩みよったり、自分を省みたり、変える努力をする気がある人を見つけようと思った。

もちろん自分自身も、上記のように変わる気があるという前提でだ。

相手に直接何か言うわけじゃないとしても、心の中でも相手に自分の考えを押し付けるのはやめようと思った。


自分を卑下する


気づけば卑下している・・・というもともとの自己否定体質の私は、これが一番難しかった。

すきあらば、自己否定してしまう。

普段からそうだが、婚活となると特にその傾向が強まった。

相手とうまくいかないたびに、自分を卑下してしまう。

そんなことしても良いこと一つもないとわかっているのに、悲しいことにそういう思考クセが染みついてしまっているのだ。

40代で婚活を再開するということは、年齢が上がって難しくなる分、30代の時よりも自己否定する機会が多くなるのは予想できた。

だから、絶対しない!と心に固く誓った。

うまくいかなかったときは、自分を卑下することなく客観的に状況や自分の感情を分析しようと思った。

反省することはあっても自己否定はせずに、反省を次回へ活かそうと思った。

相手に好かれようと本当の自分を隠す


今までの恋愛で「相手に嫌われたくないがゆえに、相手に合わせる」ということをしてきた私だったが、30代後半で婚活した時も「本当の自分」を隠して活動していた。

偽りの自分でいることは、疲れたしうまくいかなかった。

その経験から、40代での婚活は「自分を偽わるまい」と誓った。

それは、中身も外見も同様だ。

普段の自分とはかけ離れた「婚活用の服」は着ない。

男性に好感度が高いヘアスタイルもしない。

中身も偽らない。

服もヘアスタイルも自分が好むもので、趣味や普段の行動も伝える。

偽った自分を気に入ってもらうより、本当の自分の姿でいることで、もし気に入ってもらえないなら・・それは仕方がないと思った。

こうして、自分で掲げた「3ない」をもとに、40代の婚活に乗り出した私であった。

結果は・・・

お互い違う価値観や意見でも、その都度話し合いや提案をしてお互い変えるところは変える柔軟さを持ち、同じ趣向を持つ相手と出会った。

私は漫画やアニメが好きなのだが・・・今まで婚活の場でそれを初対面でバラしたことはなく、自分の中でも無難な類の趣味を書いていた。

でも、本当は毎日漫画やアニメを見ているほど大好きなのだ。同じ趣味を持つ友達といつもこの話か声優について熱く語っている。

それが本当の自分なのに・・・隠す必要ないんじゃない?

一般的には・・・40過ぎた女性が婚活の場で漫画やアニメ好きってキモがられるだろうか?

私は相手に共感や同じ趣味を求めないし、相手がどんな趣味を持っていてもいいが・・・私の好きなことをキモいと否定する人とは付き合いたくない。

だから、キモがるなら勝手にキモがればいい。

私がそういう人を選ばなければいいだけだ。

そんな気持ちで40代の婚活を始めた。

夫とは婚活イベントで出会った。

当時私のL●NEのアイコンは好きな漫画のキャラをモチーフにしたものだった。夫と連絡先を交換したとき、夫はそれを見て「これ××じゃん!」と言った。

付き合ってから判明したことだが、彼も立派なオタクだった。

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