アラフォーの私が結婚したかった理由5つ
前回「婚活疲れ」について書いたが・・・
私がしている婚活は・・・
なぜ、しんどいのだろう?
なぜ、頑張る必要があるのだろう?
しんどくて休むことで、後に結婚できなかったとしたら・・・どんな未来になるんだろう?
それについて考えてみることにした・・・というところで前回の記事は終わったが・・・
結論から言うと、これらを考えることで「私の結婚に対する思い」がどんなものであるかが判明したのである。
そして、それによって楽になった。
なぜ婚活がしんどいのか?
それは、無理をしているからであることは明白だ。
やりたくてやっているのか?
答えはNOだ。
やりたくないけど、やらねばならんと思って頑張ってやっている。
・・・が正解。
では・・・なぜ、頑張って無理してやらねばならないのか?
結婚したい→何か行動しないと結婚できない→結婚するには婚活
・・・と私が思っているからである。
すなわち、私の本心とは・・・
結婚したい。
だから婚活してみたけど、うまくいかなくてしんどい。
でも結婚するには、婚活頑張らねば・・・。
でも、うまくいかなくてしんどい・・・。
のループなのである。
っていうか・・・私、
どうして結婚したいんだろう?
これを突き詰めていくと、私は自分の単純さに呆れた。
だってそこには、明確な理由がなかったのだから。
こっ恥ずかしいが、私が結婚したかった理由を挙げてみよう。
周りがみんな結婚してるから
結婚していないアラフォーは世間で肩身が狭かったから
みんなが当たり前にできていることをできない自分はダメな人間なように思えたから
一人はもう飽きた。誰かが一緒にいる暮らしが良いと思ったから
今の生活をいったんリセットして今後の人生設計を考えたかったから
どれも、結婚したい明確な理由にはならなかった。
1~3に至っては他人の目を気にした結果であるし、4と5は「結婚」しなくても実現可能ではないか・・・。
なんて浅はかな私の本心。
こんな理由で結婚したいと思って、しなくてもいいかもしれなかった婚活をして、勝手に苦しんでいたとは滑稽だ。
これを無理して頑張って続ける意味は?
そして・・・もし結婚しなかったら、私の身には何が起こるのだろうか?
結婚しない自分の未来
私は周りいる独身アラフォー仲間の会話に出てくる「孤独死は嫌だ」という会話の中から、結婚しない=孤独死という安直なイメージがあった。
死はともかく、「孤独」がこわかったのかもしれない。
今にして思えば、結婚しないことが直接孤独につながるわけではないし、結婚したからといって孤独でないかというと・・・そうとも言い切れない。
結婚しても離婚することもあるし、結婚しても家族仲によっては孤独を感じることもあるかもしれない。
結婚しても、どちらかが先立つと結局残った方は一人になる。
私の知人で、結婚して離婚して子供を引き取って一緒に暮らしていたけど・・・あることで子供と仲違いし絶縁状態になり、子供の結婚式にも呼ばれずその後も頑なに面会を拒否され、体を壊し施設に世話になっても兄妹(仲が悪い)も子供も身元引受人になってくれず・・・孤独に亡くなった人を知っている。
その他にも、配偶者のDV、モラハラ、借金、ギャンブル、浮気に苦しんでいる人も知っている。
結婚に辿り着いたからといって、結婚は人生のゴールではないし、孤独にならない保障もないし、みんなが仲良しファミリーなわけでもないのが現実だ。
じゃあ私が思い描いていた結婚って、一体なんだったんだろう・・・
そう考えた時、私はひとつの結論に辿り着いた。
あ、私「結婚」にこだわらなくてもいいかもしんない。
その理由はこうだ。
まず第一に、私には
「子供を産まなければならない」とか「産みたい」という思いがない。
もし結婚して相手がどうしてもほしいと言ったら・・・産めるかどうかは別として期待には応えたいとも思うが、私自身は子供を持つということにこだわりがない。
これが一番の理由だったかもしれない。
子供を持ちたい人は、事実婚より結婚というスタイルにこだわる人も多いだろう。
しかし、私にはそれがないのだ。
そして、さきほど挙げた結婚したい理由の一部として
・一人はもう飽きた。誰かが一緒にいる暮らしが良いと思ったから
・今の生活をいったんリセットして今後の人生設計を考えたかったから
これらに対しても、「結婚」にこだわる理由が見当たらないのである。
おひとりさまの人生はもう満喫したなら、誰かと一緒に暮らすことを選べばいい。ただそこは、結婚という形ではなくてもよくないか?
今の生活をいったんリセットして人生設計を考えたい・・・この裏には私のこずるい本心が見え隠れしていた。
今の生活をいったんリセット・・・これが意味するところは、今までのキャリアから離れ、これからは好きな仕事をしたい。
当時の仕事は自分の中でそろそろ辞め時だと感じていたが、踏ん切りがつかなく、ずるずると勤務していた。
昔流行ったいわゆる「寿退社」すれば、会社を辞める踏ん切りもつくし、無職の間住む家も食べ物にも困らないはず(結婚相手のお給料があるから)
その間に次の仕事を探せばいい。
こんな風に考えていたのだ。
おバカすぎて、穴があったら入りたい・・・。
結婚そうそう相手に寄りかかる気満々だ。
そもそも私は専業主婦希望ではないし、ずっと仕事をしていたいと思っているのに、自分にとって都合良いときだけ専業主婦になろうとしてるとは・・・我ながらずるい思考である。
ここで私は、自分の浅はかな思考を反省し、心を入れ替えた。
今の生活をいったんリセットして人生設計を考えたい・・・これは自分の人生の話なんだから、結婚してもしなくてもやろう。
そんなわけで、私には絶対結婚したい!という理由がなくなったのである。
それがなくなったことで・・・私にとって婚活は必要なのか?ということにつながるのであった。