1998/10/16 高一根暗女子の偏見日記
1998/10/16 FRI
多分今週からだと思うが、"ウッチャンナンチャンのウリナリ!"がPM7:58からの半端な時刻からの放送になった。どうせ視聴率戦略だろう。
東武デパート5階の旭屋書店で立ち読みして拾ったデンロクのマザー3タイムスの情報の記憶がどうもあいまいだ。アルファベットでリュカと書く時のスペルはLUCAだったろうか、それともLUCASと書くのか。それにしても主人公の双子の名前にアナグラムを使うなんて、糸井さんもさすがだなと思った(注釈:アゴタ・クリストフの「悪童日記」という小説の三部作で使われているアイデアです)。CLAUSと対称になるのだから、やはり最後にはSがつくのかもしれない。
数学のK.H.先生(担任)の作る数学のプリントは、見てもらって全問正解しなければ提出もさせてくれないという、なかなか厳しいシステムになっている。
ところで最近、国語の漢文の書き下し文を書くのが、暗号解読のようで面白い。
この前の芸術選択の時間、横で女の子達がちびくろサンボの話をしていた。あの虎と人がグルグル回ってできるバターはおいしそうに見えるよね、という話をしていた。私はふと、その絵本を開くたびそう思っていた頃を思い出した。
昨日、階段近くの男子トイレと女子トイレの間にある手洗い場に行ったら、相当きつい煙草の匂いがした。しかも男子トイレの方からにおってくる。きっとあの中でどこかの男子がこっそり煙草を吸っているに違いない。レベルがまあまあとはいえ、嫌な学校だ。煙草で思い出したが、糸井さんはどうやらヘビースモーカーのようだ(注釈:今はやめたらしい)。あんなに吸って大丈夫なのだろうか。あの人には長生きしていただいてMOTHER4でも5でも作っていただきたいのに(注釈:4以降を作る意志はないそうです)。せめて米寿までは生きていてほしい。MOTHERファンの切実な願いである。
フォーサイドのどこかのおっさんはこう言っていた。「(前略)ニッポンのトーキョーにある『かつまん』のヒレカツ定食を3回ぐらい食ってみたいな」と。そのお店、きっと本当にあるんだろうな。どんな味がするのだろうか。その「かつまん」のヒレカツ定食とやらは。
それにしても、糸井さんの肺が心配だ。きっと黒くなっているのだろう。あれは炭素だ。化学記号Cだ。M3の完成までに肺ガンにかかって万が一ということになったら死んでも死にきれない。それはないか。
最近、万引きした事もないのに、したような気持ちになってしまう。あまりにも楽しみが多すぎて、怖くなってしまっている証拠なのかもしれない。いつか朝、学校で、男子が会話をしているのが聞こえた。会話している連中のうち、誰か(本当に名前と顔が一致しない。男子の名前はほとんど覚えられない)が、MD(ミニディスク)か何かを万引きしたと言っていた。そんなことをした上に、そのことを堂々と話す奴がこのクラスにいるということに、怒りよりも恐怖を感じた。注意するなどということにはとても気が回らなかった。やはり嫌な学校だと思った。こう書くと、注意すれば高校生活も良くなるじゃないか、と言われてしまうだろう。許してほしい。怖かったのだ。注意するのが。
ああ、あんたはいいよね。ただのノートなんだもの。内臓ももたなければ、頭脳もない。
アニメ・ポポロクロイス物語オープニングテーマ
"夏気球"オープニングサイズ
動かない空の下で 君のまばたきが見えた
早く南風探そう
たまに君のような奴に 恋もしてみるさ
誰よりも自由に 夢もためらいも
いつか君の背中が 曲がらないように
どこまでも 連れていってよ
夏気球に乗って
まわりまわる時の中で 何もまともに見えない
負けて泣いて 立ち直る
君の速さに ついていこうなんて
どこまでも 連れていってよ
夏気球に乗って
────
一日分の中でこんなに沢山書いてしまったけれど、沢山書くのが目的ではない。書きたいことを正直に素直な行数で書くのが、この生活記録のねらいなのだから。
────D.C.M.C.は、Dなんとか(注釈:デスペラード)・クラッシュ・マンボ・コンボ(いちお注釈:カンボ)の略だね。ウシ、今日はココマデ!