
AWAKEレポ(14000字超え)思い出記録用💛ネタバレ
いやー、代々木、大阪と、ウインターツアー AWAKEの生参戦が終了してしまった。
本当に楽しかった、、
その感想を書いていきたい。(バキバキネタバレ)
まず、代々木公演。
1/12の日曜日。
到着すると、日曜の代々木なのでグッズが長蛇の列。普段、行列は苦手なので並ばないが、ココ夏fesのときのような色々な条件が重なった結果の長蛇が何度も折り返すような列に比べると全然だったので並んでみた。
やはり、冬の行列は全然苦ではない。暑い方がきつい笑
お目当てのグッズのほかに、もう一つ、頭の中にあったのは、恒例のメンバー登場。
四日目ということで前日出てこなかった分、自分がブースにたどり着くくらいの時間に出てくるのではないか、、という淡い期待を抱いていた。
無事購入し、列を離れ数分立ちながら待っていたら、空気がザワザワし始めた。『グッズの売り場止まったよ!』の声が聞こえる。
くる、、、きた!!!!姫や!!!いや、姫らしい、けど、それはアヤカー!!の歓声で分かっただけで姿は見えない。
一面、人の壁、、、皆んな巨人に見えた。自分も割と背高い方なんだけど、空に思いっきり引っ張られるパン生地みたいに全員縦長の生き物になっていて本当に何も見えない、、笑笑
アヤカが、サイドのグッズ列の方へ移動すると、、隙間から見えた!
その距離10メートルもないかな??
無茶苦茶可愛い、、、顔が小さい、、!!!
アヤカ、無茶苦茶可愛くて綺麗なのはそりゃ知ってたけど。芸能人だ。思っていた以上に
近くで見るのはスタジアムぶり(その時はセンステ真横)だけど、見上げるのでなく水平な高さで見る近距離のNiziUは初めてかも、、
アヤカって、丸顔のイメージないけど、なんだか、顔がキュッと丸く小さく感じた。一瞬隙間から見えただけだけど、あの印象は忘れない。むちゃ可愛かった、、
そんで、その余韻に浸りながら人と話したり原宿にウインドウショッピングしに行ったりしてるうちに開場。日曜だから早かった。
会場へ入ると、ああ、いつもの白くモヤがかった、独特の始まる前のあの空間が。。
久々の感覚。
席はスタンドの1階、センステより少し後ろ寄り。ボールが飛んでくる距離かと思ったけど、それよりは少し離れてる。NiziUメンバーで届く子は居ないだろうwww
ステージ上のモニターには、中央にスノードーム?水晶玉?のようなイメージが。中にはAWAKEの文字が漂ってる。
両サイドのモニターにはメンバーのバストアップのビジュアルが1人ずつかわるがわる移り変わる。
よくみると水晶の文字同様、瞼が閉じたり静かに表情が動いてる。
なんだか、このドアップのメンバーの映像は入った瞬間なかなかのインパクトがあるんだけど、表情は静かで繊細で無風の中の雪みたいにゆっくりで、この迫力の中の繊細さになんか荘厳な雰囲気を感じた。いつも以上に会場の白いモヤが濃く感じた気がするのも、その雰囲気作りに拍車をかけた。
どんどん音楽が大きくなっていき、ついにNiziUが登場する、、、!!
暗くなって心拍数が上がろうとした時に、VCRが始まる。童話の世界観のような雪景色と冬衣装に身を包んだNiziUちゃん。VCRのサウンドは低音の響きが凄くて、身体の中にズーンと響いてきた。かと思っていると、VCRの中で水晶玉(スノードーム)がひび割れ始める。。
すると、ココ夏fesの時とは完全に真逆のアプローチでNiziUが登場する。荘厳な雰囲気の中、並ぶ9人がめちゃくちゃ強そうに見えた。立ち姿のオーラはこっちを迎えようというより、倒そうとしてるかのようだった。
そしてそのままRISE UPでスタート。RISE UPも静かな強さに満ちた楽曲だから、迫力のエネルギーが破裂しないままの状態を保った張り詰めたカッコよさのNiziUがそこにいた。本当今思うとココ夏の時のお祭り感、ドラッギーなほどのpopさ(あれもめちゃくちゃ良かった)とは凄く対照的な姿だった。やべーカッコいい、、ウオォ、、なんて言いながら観ていたら、クライマックス、『未来を開こうーーーーーーー』
ライブ仕様のロングトーンが響き渡る。会場全体を鷲掴みにする盛り上がりポイント。その口火を切ったのはくぅちゃんだった。
明日へ登ってく yeah🎇🔥🔥💥💥🔥🔥🎇
ビビらせるほどの炸裂音!!両サイドから真っ赤な花火が噴き出す。
この最初のオープニングセクションは、寒色と黒のトーンで統一されたようなダークな世界観で、その中に突如噴き出した炎は赤色に綺麗に映えて、ものすごい迫力だった、、
NiziUってこんな強そうなグループなんだ、、、ってずっと見てきた自分も感じたし、今回初NiziU参戦の人なんかはかなりビックリしたのではないだろうか。NiziU怖いよーってくらい強そうだった。泣いちゃった。
続いてAlright!まさかのアクティブなAright!
Alrightこそ、スタンドマイクのイメージと完全に結びついて、横並びの静的なパフォーマンスの代表曲じゃないけど、そのイメージが強かった分ここでも驚かされた!
alright, alright という歌唱のグルーヴってほんと手を上下させてそこまでの激しさのない中でノるみたいな感じだけど、ダンスは結構アクティブな印象があって、その妙も、クセになる感じというか、凄くかっこよかった、、。
ウオォ
からのみんな大好きBELIEVE
BELIEVEといえば、結構クライマックス感のある曲でwithuの中でもすっかり人気曲だけど、もうこの段階で出してきた!最初から凄いよーー。泣いちゃった。
スタンド席は斜め上からの角度なので、大阪で気づいたんだけど、BELIEVEのときパフォーマンスをするNiziUのバックには神殿、宮殿の中のようなイメージが流れていてその柱の間をNiziUが進んでるように見える映像で少し立体感を出すような演出をしていた。そしてBELIEVEはやはり神話的なイメージが立ち上がってくる曲だなと改めて感じた。
荘厳で厳粛な顔つきのビリビリした強さの黒いNiziU。始めからすごいブーストかけてくる、、
始まる前の静かさから、迫力をズドンと喰らった感覚、LIVEだなぁ〜、、っていうか、もうこの時点でこれまでと違うレベルのステージを浴びた感じがした。
鷲掴まれる感じというか。。NiziUというアーティストに丸腰にされる感じ。
そして、、火薬の匂いが漂う中、NiziUは暗転し姿をくらます。周囲には圧倒されたwithuがどやどやと声を漏らす。
からの、聞き覚えのないイントロ。温かみのあるクラフト感のある背景映像。中心には Alrightに代わってスタンドマイク横並びのNiziUらしい可愛さに満ちた彼女達。スタンドマイク一本一本がメンバーカラーの色に光ってる!
さっきの一面黒の世界観から一気に沢山の色が差し込まれる。虹色の世界!
このスタンドマイクの光景がもうめちゃくちゃ綺麗だった、、、
そしてなにより、新曲だ!!
life is beautiful!!
代々木のこの日はアヤカが観客を煽っていた。
観客へ声を投げかける初の場面。NiziUちゃんらしい爽やかさと明るさの世界に一変してそのバイブスを観客に投げかけるアヤカの煽りは、なんだか声量も発声もいつものアヤカの魅力とはまた違う新鮮なもので、驚かされた。東京最終日はなんだか、アヤカの日だった。
そしてまた、この新曲が良すぎた、、、
清涼感あふれるロックテイスト。しかし、途中観客と一体になれるようなゆったりとした手拍子のパートがあり、そこから一気に走り出す緩急。全てNiziUというグループの個性にハマっている。そうだ、こういう青春ロックのようなジャンルは相性抜群だな!
海外のインディロックバンドの爽やかなロックみたいな、そんな印象も少し受けた。凄く魅力的な曲だったな、、
横並びのNiziUちゃんも最高だった。くぅちゃんこういう曲本当に似合うね。真っ直ぐなくぅちゃんのボーカルと、青春を喚起させる人柄はロック調に本当似合う。
続いてPRISM、ハトリス、ステステ。
一つ一つ語ってると長くなってしまうので簡単に。
PRISMは良いよね、、やっぱり。マイクスタンド横並びからセンステに練り歩いてきたNiziUちゃん、今度は後ろ向きの縦の一列。この時点でなんの曲をやるのかわかる、PRISMのアイコニックな最初のフォーメーション。横の見せ方から今度は縦の見せ方で始まるの面白い。生のPRISMの舞、美しかった、、
ハトリス。ハトリスは今回のツアーの中でも特に印象が強く残るようなステージなんじゃないだろうか。凹凸にセンステ中央部が4つのブロックに別れて迫り上がってくる。それぞれ上がる高さや速度が違って、テトリスの凹凸を表現していた。その上でハトリスを踊るNiziUちゃん達。めちゃくちゃ可愛い、、、まさか、こういう演出をしてくるとは。
横から縦、次は立体。それぞれの曲で魅せ方が異なる。ゲーム音楽のようなハトリスのピコピコサウンドに合わせて上下する凹凸の地面の上にいるNiziUという光景が、ハトリスの曲としての魅力をめちゃくちゃ引き立ててた。
また、台の上に乗って踊るNiziUちゃんが、なんだか、ディスプレイされたフィギュアのような感じがあって、個人的にツボなNiziUちゃんの魅せ方だった。その中で皆座ってみたり、方向を変えて踊ってみたり、高さが出た分より全方位へのファンサをしたりしていて、可愛すぎた。
このセクションではNiziUの爽やかさや可愛らしさが炸裂していて、それぞれの曲で空間の使い方も工夫していたなと思った。
メインステージからセンステまでのありとあらゆる余白を使い切るというか、、
コンサートって、真ん中で踊り続けるだけじゃダメで、振りや導線をライブ仕様に変更しながら空間を埋める工夫をしたりするのかな、とかアーティスト側の視点に思いを馳せたりした。
簡単に、のはずが長くなってしまった!
続くステステ。ステステはこれまで述べてきたような横→縦→立体から、センステに一定感覚で9人が横並びして横の空間を埋める、平面的な見せ方のフォーメーションで始まった。
並ぶ9人の舞が本当に本当に美しかった、、ステステのもつ精神的な美しさと振付、曲、芸術としての美しさが一定間隔で配置された一人一人の研ぎ澄まされた舞に昇華されていた。
シンプルな配置だけど、無駄なく配膳された高級料理や洗練されたミニマルアートを想起するような美しさだったな、、
そしてまさかのステステのダンブレ!!
リオチャン、、、こういう時はまずリオチャンに釘付けになるよね。
個人的にすごく印象深かったのは、マコオンニの前へ一歩強く踏み込むようなステップ。動きのキレに只者ではない覇者感が漲ってた。歌のクオリティもだけど、リーダーとしての風格が、AWAKEで全員が研ぎ澄まされてくる中で更に磨かれてる気がする。
ここで、ついに明転してMCが始まる。
今ツアーでの進化を感じる要素の一つに、MCの自由度とリラックス感がこれまで以上で、まるでインスタライブでの脂の乗ったかけ合いとか楽屋やラジオでの軽妙なやりとりがそのままステージ上で繰り広げられてるような感じ。NiziUちゃん達自身がただただ楽しくLIVEしてるのが伝わってきたし、自分達の自然体な姿こそがNiziUの世界観の魅力ってことも本人達がよくわかってるような感じもした。余裕という土台がまずあってこそ出来ることだし、その雰囲気自体がおそらくパフォーマンスにもプラスしてくんだろうなって考えると、NiziUちゃんが自分達で世界観を作り出して自分達のバイブスで空間を満たして、自分達でコントロールしてくような、"アーティスト"な姿が、今ツアーでは何段階も濃くなっていたような気がした。(くぅちゃんも音凸ちゅーずDAYで言及していた)
そして、テンポも間延びせず小気味いい感じを意識していたのか、全体通して進行がサクサクしていた。これも今回のツアーで感じた特徴かもしれない。
続いてバラードパート。ににからミルクの差し入れ。ボケたあと割とすぐ歌い出しなのちょっとおもろかった笑
くぅちゃんの 『寂しい夜はーーーーーーーーー』
で突き抜ける高音が再び味わえる!と高揚した瞬間、、!
真っ黒に暗転して、数秒、無音の状態。本当に一瞬、虚をつかれたように無音状態になり、その後動揺する観客の声が漏れた瞬間、純粋なアカペラのミイヒ。純度100%の鈴野未光の声帯が震わす物凄くパワフルな歌声が会場の全ての空間、隙間を1ミリ残さず満たす。そこから曲のクライマックスへ戻り、つながっていく。
この演出は圧巻だった、、、今のNiziUらしい強みの魅せ方だ。
ここで虚をつく演出が効いたのは、普段からくぅちゃんのパワフルなラスサビ入りの高音が、自分の意識の中に予め染み付いているからだと思った。それを全力で浴びる体勢に自然と耳が、頭がなっていたところに、空白が突如現れて驚きが何倍にも増した。見えないリクボーカルの効かせ方のようなものも同時に感じた瞬間だった。
twinkle twinkleは宝石を転がすような質感が今ツアーとめちゃくちゃマッチしていた。色々濃いものを連続で浴び続けていたので、ここで一つ安心感のようなものを感じながら少し休息のような聴き方をした時間だった。
続くParadiseもtwinkle twinkleとイントロの質感が似ていたりして、ミルクで驚かされた後、綺麗な宝石を眺めてゆっくり音楽を聴けるような癒しの時間に感じた。
しかし、、始まりからこのパートまで、ステージ演出から世界観から、バックに流れる映像のテイストまで、本当に七変化というかバリエーション豊かで、章ごとに本当に多彩なステージが広がる感じが楽しすぎた。だから、いつも現場で参戦して記憶がだんだん混濁してきたり曖昧だったりすることが殆どないというか、各セクションごとに、カラーが違うのでそれぞれの記憶もはっきりと残りやすかった。
続いては白眉、、!ユニットステージ!!
いやもうね、逆に言葉要らない。やばかったです。CRUSH。やばかったとしか、、!とにかくまーちゃんが鼻息荒い暴れ馬だった。カリスマ性のつまみを全開に回しきってた。まーちゃんは本当に天性のパフォーマーだと思う。繊細な心や考えを多く抱えた人間性でありながらも、やはり、宇宙レベルでそれを確信してる人のパフォーマンスに見える。どこにいても逸材中の逸材なのは最初からだけど、NiziUという環境で安心できて変な部分も臆面もなく出しまくれて幸せを感じながら、これほどのポテンシャルの全部を出し切ることもできる、このグループにいるからこそこの子の魅力の全てを味わうことができるのだなとその幸せを、今ステージを思い返すことで、個人的にしみじみ感じている。
CRUSHはなんだか、変則的なメロディの着地がめちゃくちゃ癖になる。
リオリマの持つHIPHOP的な性質が中心の世界観を持つような楽曲でバチバチのカッコ良さなんだけど、そこに添えられているのが二つの意外性のある花。ミイヒ、アヤカ。
このバランスがすごく絶妙!その変則メロディが何か妖しい蜜のような成分を注入する印象のようなものがあって(まだ二回しか聞いてない印象wwすんごい印象の残り香を頼りに話してる)、みんこのボーカルも似合ってたし姫の甘さもこのCRUSHの炭酸の中に甘味と苦味のあるシロップを混ぜ合わせたような絶妙な味に仕上げてた気がした。
センステの真ん中の最前部に4人で集まって、ITZYのGOLDのラスサビ前のスクラッチブチかましムーブ(検索して見てみてくださいww)を思い出すような観客を圧倒するケレン味を見せてたまらなかった。超かっこいい、、
この時もまーちゃんが、先頭切って、バット持って(全員持ってる)ブチかましてるんだけど、その奥にいるリオチャンの大ボス感というか、ダンサーオンニもサイドでカッコよく踊ってる中、真ん中奥の方でバットを持ちながらそれを従えてるかのようなリオチャンの存在感がめっちゃかっこよかったような記憶がある。
最高、、、
そして、続くユニット曲はMade of Love!
こちらもロック調!アメリカンハイスクールのようなイメージ?のセットと、グリーンデイの曲っぽいサウンドのギターロックが始まる!
またしてもロックガール大江が輝いていたし、気のせいだとは思うけど、レザージャケットを着た(制服もミックスしたような衣装だっけ?)ヒルマンがモニターによく抜かれていて、アメリカンハイスクールロック的世界観をより引き立たせていたように思う。
これもlife is beautifulに引き続いてというか、似た系譜でNiziUちゃんとの抜群の相性をみせる。
マユチのラップが相変わらずの滑舌の良さとマユカ印の破裂音の魅力に加えて重くパンチの効いた感じがあってめちゃくちゃかっこよかった。マユチのラップはマユチのラップとしてどんどん磨かれて個性を放ってる。あれだけのラップモンスターが相方にいるのに、マユチのラップは最近NiziUの楽曲らしく感じる看板的な要素としての強い個性を放ってる気がする。(なんか、マユチのラップを聴くと、NiziUの曲聴いてるなって感じがするというか。)マユチ最高。
まやたんは終盤に長めのソロパートで、こちらもまやたんらしさを贅沢な尺で味わうことができるパートだった。
今年のNiziUちゃんはマコンニもいうように、メンバーのユニット活動や個人活動を通してNiziUとしての認知度を広げたいって言っているけど、それに加えユニットのステージでは、メンバー9人全員で3分から4分の中で表現しきれないそれぞれの個性を、より濃度を高めた形で放出することができるのも、NiziUとしての表現の幅を広げることにも繋がるなぁって思って、NiziU9人のグループとしての完璧な魅力があるからこそ、今後このようなセパレートした形も作品として残したりしてくのだろうか、と想像したりした。
メンバーそれぞれステージ上のロッカーの中からアイテムを選んで身につけたり多幸感あふれる演出のロック曲だった。
これはメインステージで主に展開されていた気がする。CRUSHはほとんどセンステで花道に歩いてくるのも含めて、前の方へ飛び出してくるようなステージなのに対し、Made of Loveはメインステージに張り付いて魅せるような演出だった気がする(センステにも来てたかもだけど😅)
ユニット、最高に新しいNiziUの領域、それもコンセプトで目新しくするというよりは、進化した姿がそこへ連れて行ってくれるような感じだった。(もちろんこれまでに無い楽曲でもあった)
超よかったです。。沢山の色んなカラーの音楽をみせてくれるAWAKE、、見応えがすごい。
VCR、まゆか、やめないで。そのまま続けて。
マユチのピアノが作品の世界観の描写においても楽曲においてもこんなに生きてくるなんて。
マユチの練習の仕方の話を聞く限り、絶対音感(?)らしい。マユチってなんか底がしれないっていうか、音楽的に豊かな才能をもってるのを改めて感じさせられた。
やめないで。そのまま続けて。
今ツアーの優秀なコピーだと思う。これはwithuの中でもつい言ってしまうというか、、流行るというか。(アヤカがグッズ売り場に出てきた時も連呼してる人がいたwww)
マユチの奏でるYOAKEの旋律が世界観を構築していく。VCRはこれまで以上に詩的な雰囲気で、NiziUちゃんに神秘性を纏わせていた。
そしてYOAKE...
巨大な翼のオブジェ。
その下に現れる華やかな妖精の羽衣みたいな衣装を見に纏ったNiziUが定位置についていた。
この時、たしか冷たそうな白い煙のようなものも下から上がっていたような気がする。
とにかく、幻想的な世界に一変したステージの上の、その全てに現実のものと思えないような錯覚を覚えた。今幻覚を見ているのかなっていう。
そこから始まるYOAKEは、リード曲としての存在感を放っていた。NiziU第二章の始まりを象徴する曲。あまりにも美しくて、定期的になる、ハートビートのマコをみてるときのモチゴリフェイスにならざるを得なかった。
巨大な翼は、リアルな生命感を放っていて、その下に現れた発光するNiziUちゃんはまさに今ここで産み落とされたかのような、幻想とインパクトが同時に押し寄せてくるような、こちらも後で思い返すときに最もアイコニックな印象の残るステージだった。
続いてLOOK AT ME
急に雰囲気はガラッと、夏の時期のNiziUちゃんのような明るさが広がっていく。
しかしここ、この流れは個人的に頷けるものというか、YOAKEはMVのルックや衣装、ロケーション、そして楽曲全体を通して完全にシティポップ的なカルチャーを踏襲してる感じだけど、それ以前にシティポップ的な何かを僅かに感じるなと思っていたのがLOOK AT MEだった。
自分自身音楽の知識は何一つ持たないので、存在する定義のようなものについては知識不足で語れない、めっちゃ勝手な印象なんだけど、何かシティポップ的な音楽はドライブだったりそういうものと相性が良いというか、特に夜の街を流すドライブのイメージ等はシティポップカルチャーの代表的な『らしい』イメージな気がするけど、LOOK AT MEも、とても爽やかで明るく可愛いけれど、そのイメージに合うような曲だなと思っていて、夜の街というよりは海沿いをドライブで流すようなイメージのループ映像なんかが凄く似合いそうと思っていた。シティポップ的な音楽の滑らかさ、心地よさのようなものがLOOK AT MEにもあるなぁというか。イントロのオシャレな音も含めて。
だから、このYOAKEからの流れは勝手に自分の中でしっくりきていた。(そして人気曲でもあるよね)
続いて、もはやNiziUの新たな代表曲、スイノン
去年は一年通してスイノンを披露する場が沢山あるあったし、今年に入ってもTFTで定番枠、看板枠として披露した感がある。
明らかにNiziUサイドでの立ち位置は、一つの、第一章のNiziUを覆う可愛らしいイメージの完成形じゃないけど、そのような象徴的な作品の位置付けになっている気がする。
実際リリースからたくさん愛されてきたし、ファンダム以外での反応も特によかったイメージ。何度聴いても良い楽曲なのでその認識があるとしたら納得しかない。
隣の席の小さい子が大声で歌ってて可愛かった。
スイノンは中毒性も心地よいし、いい意味でライトなのが本当いいな。
なんか、すっかり定番のこの曲を生で聴けたのも改めて特別な体験に感じれた。(生で聴くの三回目だけど、時を経てより)
Buddy Buddyは本当に可愛い曲だけど、メンカラボール持って駆け回るメンバーの一挙手一投足に意識をもってかれざるを得なかったwww
センステの反対側の端の方で、アヤカが白いボールをボンボンスタンド席に投げ入れていた笑笑
やはりアヤカパワー系やなって思ってたら、手前側では、くぅちゃんが助走つけて振りかぶったけど、腕の振りに小さい手が耐えられないのか、ほぼ真上にすっぽぬけてた。まやたんは動くたび伝説だし。めちゃくちゃ爆笑した。
みんこは鯉に餌あげるみたいに下から投げてるというより放ってて笑った。
運動がそこまで得意なメンバーが少ないのもNiziUの可愛いとこだよね笑笑
次に、take a picture
これもNiziUの代表曲だよね。最近スイノンが頭角表すまでメキハピに次ぐ定番といえばこれな気がする。センステに大きなモニターが2台現れ、そこには大きなボタンのようなものがそれぞれの画面に映し出されていた。なんだろう、と思ったら、take a picture now!の度にメンバーがボタンを押してスマホのシャッターのようなものを表現していた。take a pictureはとにかく無類のキャッチーな曲でとにかくめちゃくちゃ盛り上がるし、1!2!3!、サビのかけ声の仕掛けによって、最も会場の一体感が高まる曲だなと改めて感じた。
また、同時に今この瞬間、このNiziUとwithuの時間、空間にフォーカスさせられる歌詞世界もあるので、刹那的な、一瞬一瞬の美しさとか尊さ(更にはその奥にかすかに現れる切なさとか...)に、個人的に目を向けさせられる曲でもある。
今回も、NiziUのLIVEといえば!な、そういう観客と相互に作用するような時間を与えてくれるこの曲は欠かせないな、と思った終盤のテカピクだった。
そして、みんな大好き、NiziUの秘密兵器のような曲、ラッベン!(love & like)
この曲は特に生で聴く度に、NiziUの実力を隅から隅まで魅せてくれる感じがする。
本当終盤によく似合う曲!!ココ夏では序盤だったな。あの時の初っ端のインパクトも良かったけど、多彩な音楽を見せてきた今回のツアーで、色々なものが混在する、NiziUの中に内包する音楽性とかエンターテイメントの色々な才能の賑やかさをミュージカル仕立てにして放出するような、フィナーレ感があって、本当世界の音楽シーンの流行りはベッドルーム的だったり抑制の効いたようなものがずっと流行ってきてる中で、NiziUちゃんは NiziUちゃんらしく歌い上げるを続けてきた素晴らしさがここに凝縮されてて幸せな気持ちになる。NiziUちゃんがNiziUちゃんらしい才能のぶつけ方や、努力の昇華の仕方をしてるのって誇らしいよね。
ハトリスの韓国カムバの時も、逆に現行シーンに欠けてる要素をNiziUがもたらしたことが評価されてた気がするし。
話がズレたけど、毎回ラッベンは圧巻。途中花道で甘いレモネードかき混ぜないでみんな餅ついてて爆笑した。(あけおめ)
さて、最高のフィナーレパートは次の二曲でクライマックスを迎える。
その前にバンド紹介があったかな?あれ?どのタイミングでしてたっけ?ギターの千鶴さんがアコギでスラップ奏法でぶちかましたりしてたの記憶にあるからこのタイミングだったかな?
とにかく、楽器隊の4人が本当にカッコいいんだよね。この4人の生演奏のグルーヴ聴くだけで最高の音楽体験。やたら生バンドがかっこいいことでお馴染みのNiziU。
みんこのMCから、そのまま歌い出し。ブルムンはやっぱり凄い良い曲なんだよな、と改めて思った。
今回様々な表情をステージ毎にみせてきたNiziUだけど、この曲でウインターツアーとしての余韻を残す。
そして最後はAlwayS
生で聴くAlwaySは、この日みせてきた全ての曲の中でも、特にパワーの必要な実力の限界値に挑むくらいの勢いの、(内容だけでなく)馬力という意味でもギリギリを攻めた楽曲なのだと、知れた様な気がした。
メボ組がギアを上げて歌ってる様な気もした。特にニニは二段階くらいギアを上げてるような、、声量が常にすごくて、最後の1番の盛り上がりに向けて喉を最大の開き方にもっていこうとしているのか、ものすごいパワフルなボーカルで圧倒された。
NiziUちゃんの頭上でゆっくり羽ばたく光の点を結んで形作られた蝶のように静かに始まって静かに飛んでいきながら、徐々に彼女達の持つ全てのパワーを開放してくような大迫力へ向かっていく、小から大への圧倒的スケール感にも、ミセスらしさ、MOTOKIらしさが詰まってるのかなとも思った。
生で聴くとバラードという枠組みを超越した最大のパワーを浴びることができる芸術って感じなのを個人的に感じ、大トリに相応しい曲だった。
そして圧倒された後、和やかなアンコール前withuタイム。
ここの雰囲気は本当平和でいいよね。カメラに抜かれるwithuの様子をみてると、相変わらずカラフルなファン模様が目に飛び込んでくる。メンカラ服が目に楽しいのもそうだし、老若男女さにおいても。今の時代、昔の様に全ての日本人が一つのスターに向けて目を注ぐような状況ではなく、snsとかインターネットが発達するにつれて、個人個人の興味をより追求しやすい環境になっていったから、大きな規模から小さな規模まで、たくさんのチャンネルがあるという感じで、なかなか国民的な存在、というのは生まれないような世の中だけど、NiziUちゃんは大きなファン規模の中でも、国民的 って形容がよく似合う様な愛され方をしているな、と毎回思う。
アンコールパート、あの可愛いメンカラ光沢ユニフォームとミニスカートのルックでclap clapのイントロと共に現れた。
鳴った瞬間、clap clapってやっぱめっちゃノリ良い曲だな!と高揚した。最近、NiziUが洗練されていくに従って過去のNiziUちゃんのフレッシュでビビットなpopさがあった時期のスタイリングや曲の良さも、今見ると新鮮さがあって当時以上に好きになる瞬間がちょくちょくあって、clap clapも個人的にそういう曲。
この代々木の公演では、観客の合いの手が凄かった。clap clap!に合わせたハリセンの音が、この日は大声量のかけ声に代わっていた。すごい迫力というか、なんだか、コロナ禍のありとあらゆる試練に対する仕返しじゃないけど、その時期の鬱憤を改めて吹き飛ばすかのような、その音の置きかわりに感動した。
本当に一体となって盛り上がっていて、曲終わりこんこんも『めちゃくちゃ良い曲じゃないですか〜!clap clap!大好きです!』と叫んでいた。
メキハピ、Need Uと、大団円ゾーンに入り始めてここまであっという間だったな、、と感じた。
いいね、最後はこういうあったかい感じで毎回終わるのがすごくNiziU LIVEらしい。家族、親子で観にきてる人たちも凄い楽しいだろうなぁと思う。誰も置いてけぼりにされないというか。
始まりのRISE UPの雰囲気を思い返すと、全く違うアーティストのLIVEみたいで面白いなぁ。
そして、最後はMemories。この曲大団円にピッタリすぎる。
なぁなぁアヤカー。このくだり誰が思いついたんだろwwww初日からやっていたのだっけ?どんもんクリエイティブになってくNiziU笑笑
最高に可愛い。最後の一人一人のMCも、いい意味でサッパリというか、沢山のステージをこなしてきて最後まで観客を楽しませて帰らせるっていう、そういう時間を作って与えようっていうプロフェッショナルさが全体通して更に強くなってたなぁと思った。
Memoriesのどこまでも明るく、しかしもうこれで本当に最後!という実感を感じさせるインストにのせて、ステージ奥の方にいるNiziUと徐々に閉じていく壁。
NiziUバンドのグルーヴは最後の最後までめちゃくちゃカッコよくて、音楽の単純で最高の魅力を味合わせてくれる。
NiziUバンドありがとう。
ありがとうNiziU👋👋👋👋👋👋
現実世界の時の流れ方にフワッと一瞬で戻る会場。
時計を見たら18時半。まだ6時なの!?
約2時間半程。とてもテンポも良くあっという間の体感。
しかし、内容は凄く濃密だった。
重層的というか、多彩だった。
各セクションごとの音楽性や世界観、カラーの変わり方がとても面白かった。
なんだか、色んな音楽スタイルの載った図鑑か何かを見ているかの様な章ごとの違い。個人的にNiziUならではの強みってこういうとこなんじゃないか、、って前々から勝手に妄想したりしていたことと重なる世界を見せてくれた気がした。
気づけば13000字に迫る勢いなんだけど、このnoteに書いた感想量が、(自分の感じた)NiziUの進化に対する印象を物語るものになってればいいなと思う笑
早い時間に終わって、呑みいく時間がいっぱいある感じなのもなんか、幸せだった笑
渋谷で楽しく呑みました。本当楽しい1日だった、、、
最後に大阪のレポをもの凄く簡単に
まず、大阪での席が半端じゃなかった。
場所はセンステの真ん中、正面の三列目。わけわからんほど近い。NiziUを観る、じゃなくて、浴びる、の位置。
これまでで一番ヤバい席は、スタジアムの時の花道真横列センステ真後ろで、とんでもない近距離だったけど、今回アリーナツアーなので体感、スタジアムの時に匹敵するかそれ以上の近さに思えた。
もう飛び出すNiziUというか、、
とにかくメンバーの全てを、全て見逃したくないって気持ちで居て、センステでやる全てのステージの臨場感と彼女達の人間離れした可愛さが鮮烈すぎた、、ハトリスとかむちゃくちゃ可愛かった、、凹凸台に座るNiziU、、それを下から見上げた。手もたくさん振った、、NiziUの腹筋感じた。みんな光すぎてた。
全員あまりにも可愛くて、逆にこんなに近いのに、いつも見ている輝くスター像がそこにある、非現実感の様なものがすごくて、近いのに近くにいない様な、でもすぐそこにいる、みたいな少し不思議な感じがした。
代々木ではスタンド席の凄くいい塩梅の距離感と角度で、AWAKE、という一つのパッケージ、一つの額装された作品を堪能する様な感覚で、ステージ全体、パフォーマンス全体がひとまとまりにみえるからこその相乗効果とか、NiziUちゃんのシンクロダンスの万華鏡のような移り変わりとか、引きだからこその充足感を、激近で観れたからこそ改めて思い返したし、一方で大阪ではこんなに臨場感溢れる異なる楽しみ方が出来て感無量。両日とも本当最高の冬ツ参戦だった。
メンバー全員本当に死ぬほど可愛かったけど、特に改めてびっくりしたのはアヤカ。
アヤカのオーラ、本当ヤバい。なんだろう。やっぱ特にステージ上でのスターオーラが凄いと感じた。立ち姿の造形がもう、良いんだよね。多分。レフ板みたいに光を真っ白に跳ね返す肌の輪郭の外側に粒状の光彩のようなものが見えた気がしたもん。スターとしてデザインされた人間、アヤカって思いました。立ってるだけの姿で息呑む何か圧倒的なものがある様な気がした。そして、特にステステで感じたけどめっちゃ声出てて、技術的な安定感とか、姫はずーっと変わらない一方でスターとしての強度をどんどん増してるなと思った。
代々木からアヤカの話ばかりしてるな😂
もちろん一人一人、その熱量で語りたいくらいだけど、やっぱり目が2個じゃ足りないよね笑
目を奪われたアヤカばりに他のメンバーももっと凝視したかった笑笑
本当贅沢な時間だった。
始まる前のグッズ売り場には予想通りくぅちゃんが。山張ってる人達がまたも天に引っ張られるパン生地のように、いや、大阪城の石垣の様に、全てを取り囲んで何も見えんかったけど、奇跡的に0.001秒くらい隙間からくぅちゃんみれた。可愛い。その一瞬でも脳に焼きつく笑
そしてやはり、ガタイのいい男子が多かった印象ww
なんか大阪城公園のグラウンドで練習してた(?)野球部のようなユニフォームきた子達も覗きに来てたな。くぅちゃんみて、凄い幸せそうに散ってくメンズ達、リクペン達、withu達、彼らのこぼす言葉とか顔とかを近くで見てるだけで幸せな気持ちになる笑
僕も公演後は余韻の中、ホテルまで歩いて向かった。大阪城の梅林を歩いてる間駅の方へ向かうすれ違うwithuや横を歩くwithuの話してることに耳を傾けたりするのもまた、良かったな、、
大阪の旅も全ての時間が楽しかった。大阪城は、地元の雰囲気も会場のつくりも良いなと思った。また行きたいな。
まさか、ここまで読んでる人は居ないよね笑笑
まぁとにかく、読ませるというよりは、自分の中の体験したことやこの思い出をできるだけ細かく出してどこかに閉じ込めておきたくてnoteを書いた。
また自分でも読み返してこの2公演、それに関係するあらゆる時間を思い出したい☺️
(思い出のかけらを元に全て書きました。笑
公演を見返したらまた変わるというか、色んな発見があるだろうな。ライビュが楽しみ😊)