見出し画像

子供は待ってくれない

うちの双子は小さい頃からおじいちゃん子でした。
とくに私の父。
なんでかな?
いろいろ世話をしてくれるおばあちゃんを差し置いて。

幼稚園くらいのころ
「どうしておじいちゃんが好きなの?」って聞きました。

すると返ってきた答えが
「どんなときも話しかけると手を休めて聞いてくれるの」。
驚きと同時に反省の波がやってきました。

私はつい「ちょっと待ってて」って言っていたのです。

家事をしているとき、パソコンや携帯を見ているとき、
たぶん何気なく言っていたであろう
「ちょっと待ってね」。

それ以来、娘たちが話しかけてきたときはどんな時でも
手を休めて聞くことにしました。

だって一番大切なのは「話しかけてくれた今」だから。

「ちょっと待って」と言うと、
次に聞いても子供は話してくれません。
子供が言いたいときに話を聞かないと次はないんです。

疲れているときに家事をこなしながら「ちょっと待って」
と言いたいときもありますが、
たぶん話なんて5分くらいのこと。

子供が話してくれたときは
ぜひ耳を傾けてほしいです。
親が話を聞いてくれる、
それが一番子供の心の安定につながるんだと思います。
(双子が同時話しかけてくると大変ですが、、、笑)

ちょっと変わった父だけど、
そこだけはマネしようと思ったところです。
80歳を過ぎた父は
2週間に一度の頻度で
大学生になった孫に電話して話しています。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?