3冊目:『決断力』(羽生善治)
今年の3冊目は、羽生善治さんの『決断力』を読んだ。
羽生さんといえば史上初の永世七冠を達成した「生きた伝説」という言葉を使っても遜色が無い将棋の名人。
そんな羽生さんの強さの秘訣は何か。
どうしたらずっと第一線で活躍し続けられるのか。
本書はそんな読者の疑問に対して、「秘訣など無い」と、とガツンと直球を投げてくる。では羽生さんは、一体日々、何をしているのか。
それは、ただ継続すること。そして日々チューニングすること。
「才能とは継続できる情熱のことである」と本書で述べているように、プロとアマの違いを分けるものは、一定の結果を出し続けられるか否か、であり羽生さんは、第一線で結果を出しつつけるために、ただ、日々努力を続けている。ただ、それだけ。
本を閉じて、自分の持ち場でコツコツ頑張れ。
そんな厳しくも優しいメッセージを投げかけてくれる本だった。
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