7冊目:『いつでも今がいちばん。』(浅草ゆう子)
今年の7冊目は、久しぶりに飲みにいった知人におすすめされた、東京最高齢の94歳の芸妓さん・浅草ゆう子さんによるエッセイ本。
『いつでも今がいちばん。』(浅草ゆう子)
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その友人は、独立してアートディレクターをしながら芸妓もしているという、自分の人生を生きている素敵な人。その友人が憧れているのが、浅草ゆう子さんだそう。どんな人なんだろう、と興味を持ち、読んでみた。
まず、タイトルがいいと思った。
ある程度年を重ねた人がタイトルのように「いつでも今がいちばん。」と言ってくれると、これからどんどん歳を重ねることが楽しみになるから。
本の内容も、タイトルの通りとても前向きなもので、自分と周りの人を大切にしながら日々をしっかり生きていることが良く伝わってきた。
特に、浅草ゆう子さんが座右の銘としているという、この言葉が素敵だった。
今日一日、腹を立てずに朗らかに過ごす。
今日一日、偽りを言わず信義を尽くす。
今日一日、人に親切を尽くす。
今日一日、身体を大切に。
今日一日、足るを知って満足する事。
今日一日、よく働き、よく眠る。
一日を積み重ねたものが人生なんだよなあと改めて。
僕も少し真似してみよう。
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