突発性発疹の記録
1歳4ヶ月の子が突発性発疹になった記録。コロナもインフルも陰性なのに3日間続く高熱に、一時は川崎病を疑うも解熱と同時に発疹が出たため突発だと気付いた。そして解熱と同時に始まった不機嫌に約3日間振り回された。子が辛かったのはもちろんだが、親も辛かった。
1月22日
夫が連休を取っていたので子は保育園に行かずに夫と過ごしていた。普段は時短勤務だが仕事がたまっていたので定時まで働く。帰宅すると子の顔が真っ赤なのが気になるが、元気そうにしていたので経過観察することとした。
1月23日
夫の連休2日目。夫から子が発熱(37.9℃)したと一報が入る。定時まで働き帰宅すると明らかに不機嫌な子と疲れ果てた夫がいた。ご飯をあまりたべず、バナナと野菜ジュレのみ摂取とのこと。平日にこの程度の熱があっても翌日下がることが多いのでこの時は楽観的でいた。帰宅して授乳をするとその勢いのまま嘔吐してしまう。夫がノロウイルスを疑うので、リネン類を洗濯し床を消毒する。熱のせいでうまく眠れないのか、夜中は1時間ごとくらいに起きる。
1月24日
夫の連休3日目。夫が子を連れ小児科を受診。コロナとインフルエンザは陰性、診断は風邪で解熱剤と咳止め等を処方される。夜、熱が39℃まであがる。前日と比べると明らかにぐったりしており、座り込んでぼうっとしている。シャワーを浴びさせて就寝させる。授乳しようとするも拒否!こんなことは初めて戸惑う。明らかに寝苦しそうで、寝入ってもすぐに起きてしまうので夫が解熱剤(坐薬)を挿れる。驚いてしばらく大泣きしていたが少し眠る。2時ごろ再び起きてその後1時間ごとに起きる。嘔吐あり。
1月25日
発熱続く。夫の連休が終わったので私が仕事を休む。朝一で排便あり。便が大量で漏れてしまっていたが、立ってのおむつ替えを嫌がる。朝ごはんの焼きおにぎりをほとんど食べずに残す。ぼうっとしており不機嫌に泣くので抱っこするとそのままお腹の上で寝入る。30分ほどすると起きて泣き声を上げるが、授乳するとそのままうとうとし腕の中で眠る。午前中はずっとそんなふうに過ごす。熱は40℃まで上がる。
抱っこでしかねたがらない子を置くのに成功し、そのすきにインスタント麺にウインナーをほおりこんだ簡単な昼食を取る。子の昼食は諦め、起こさずに一緒に少し眠る。14:00ごろに起きて、子を抱っこ紐に入れて買い物に出かける。相変わらずぐったりとしているが、少し立ったりテレビを見て踊ったりしていたので安心する。ゼリーを拒否するので夕食もあきらめる。もはや母乳しか飲んでいない。少量の緩い便が出る。
お風呂に入った時にお腹にブツブツがあることに気づく。食事が摂れていないので肌荒れかなと思うが、あとから思うと発疹の出始めであった。20:00ごろには解熱し、一安心する。
1月26日
朝5:00ごろから5分ごとくらいに子が泣き叫ぶ。嘔吐あり。6:00ぐらいにようやく寝入り、8:00すぎに起きたが不機嫌。熱は36.4℃。連日食事が摂れていないのでお腹が空いてるだろうと思ったが、ゼリーやプリンは拒否、焼きおにぎりを半分と少し食べる。あまり立ち上がらない。基本的に座り込んでおり移動ははいはい。下痢の便が出たのでオムツを変えようとするとお腹の周りにはっきりした赤い発疹があるのに気づく。突発性発疹だ。病名の見当がついたことに安堵する。外に出たがって泣き続けるのでベビーカーで家の周りを散歩する。帰宅するとそれが不満でとにかく泣く。昼食に肉まんを1/4とブドウゼリーを少したべる。2時間ほど昼寝して起きるとずっと泣いている。要求に応えて靴下を履かせるとそれが嫌で脱ぐ、がまた靴下を履く要求、触ると嫌がって泣く、などとにかく理不尽な状態が午後いっぱい続く。別名の「不機嫌病」に納得する。風呂に入れると、発疹が背中まで広がっていることがわかった。
夜中は2時間ごとに起きる。しばらくまとまって寝れていないため私に限界が来る。飲み会帰りの夫が見かねてあやすのを変わってくれる。変に頭が冴えてうまく眠れない。寝入ろうとすると子が泣く。眠いことしか考えられなかった。
1月27日
発疹が顔まで広がる。祖父の13回忌、家族3人で出席を予定していたがあきらめ私のみとする。私の朝が早かったのだが、一緒に起きてしまい眠いのか大泣きする。
連日の睡眠不足がたたり、のろのろと用意するが頭が働かない。子を夫にたくして特急電車に乗り込んだ。
親の車で拾ってもらい、お寺に向かう。とちゅう人気のパン屋によって両親と妹の4人でコーヒーを飲む。お腹が空いたので私だけシナモンロールを食べる。
いとこの子どもに初めてあう。(来年小学生とのこと。そういえばいとこに会うのはいつぶりだろう。
食事を終えて夕方に帰宅すると、子と夫が仲良く遊んでいた。昼食は夫作のカレーを食べたそう。昼寝もできたとのこと。立って遊んでいるのを見て安堵する。
夕飯は松屋のテイクアウト。牛丼は硬くていやなのか子はほとんど食べなかったが、セットのたまごふりかけは気に入った模様。夫が冷蔵庫にあった納豆をかけてあげるとそのぶぶんだけ喜んで食べる。
夜はようやくまとまって眠るようになった。
1月28日
発疹はほとんど消える。前のようによく外に行きたがり絵本を読んだ時の反応も良い。理不尽さもなくなった。ようやく突発性発疹との戦いは終わったようだ。