田舎のイメージを変えてくれたスミノヤゲストハウス(前編)
今回は兵庫県香美町にあるスミノヤゲストハウスでの出来事を書いてます。
スミノヤゲストハウス
2021年6月上旬
ゴールデンウィークから1ヶ月が経ったときだった。
初夏の時期ということもあり、夏らしいジメッとした暑さを感じ始めた時期に僕はある場所へ行こうと考えていた。
それは兵庫県香美町の「スミノヤゲストハウス」である。
兵庫県香美町の小代地区という四方を山に囲まれた場所にある田舎のゲストハウスである。
なぜ行こうと思ったかというと2年前に神戸新聞で
スミノヤゲストハウスの記事を見たからだ。
この記事を見て僕はスミノヤゲストハウスの存在を知った。
記事を見てすごくアットホームで優しくて温かい雰囲気を感じたし、コミュニケーションに自身のない僕でも楽しく過ごせそうだと思ったのでこのときからスミノヤゲストハウスに宿泊してみたいと思うようになった。
この記事を見てすぐに行きたいと思っていたが仕事が忙しかったり、2020年から世間を騒がすウィルスの件で自粛してたりで中々行くことが出来なかった。
さらに前の記事でも書いたがゲーム中毒による出不精の性格も重なって丸2年も期間が空いてしまった。
2年も経つとスミノヤゲストハウスのことを忘れてしまう。宿泊したいという気持ちも薄れていた。
しかし、あることがキッカケでまたスミノヤゲストハウスに行きたいと思うようになってきた。
それはYouTubeを見ていた時に関連で
「ド田舎暮らしオジロちゃんねる」の動画が出てきたときだった。
このチャンネルにスミノヤゲストハウスが映っていた。
そこで楽しくクイズ大会をしていたりチャンバラごっこをしているのを見てとても楽しそうだと思ったし、スミノヤゲストハウスの雰囲気がおばあちゃんの家のように落ち着いて過ごせそうだと感じた。
動画を見終わってから僕は
「スミノヤゲストハウスに宿泊しにいきたい!」
とまた感じるようになった。
その時は5月の下旬のことである。
「6月ならオフシーズンで空いてそうだから早速予約しようっと」
そう思った僕はすぐに準備を始めた。
宿泊予約をするためにホームページを開いて予約フォームに必要事項を記入し送信。
これで予約は完了。
2021年6月上旬になってついにスミノヤ
ゲストハウスに行くことになった。
そして迎えた当日
大阪駅から姫路駅まで新快速で向かって、姫路駅からは播但線と山陰本線を使って八鹿駅まで兵庫県を縦断するルートで行った。
予約時にメールのやり取りで
八鹿駅まで着けばオーナーの旦那さんが車で迎えにきてくれるということ
なのでひとまず八鹿駅に向かう。
八鹿駅に向かう電車の中で僕はいろんなことを考えていた・・・
「田舎のゲストハウスだからオーナーは言葉が
訛ってるのかな?」
「田舎だからゲストハウスに集まった人は
60代以上の年配者が多いのかなー?」
「トイレは和式なのかな?洋式だといいなぁー」
田舎に対するマイナスのイメージが。2年越しの思いで行けたと喜んではいても実際は 楽しみ:不安 = 20 : 80の割合で感じていた。
そして電車は山陰本線八鹿駅に到着した。
着いた時間は16:00で丁度待ち合わせで設定した時間だった。
その後すぐにオーナーの旦那さん(田尻さん)の乗った車が駅のロータリーに入ってくる。
駐車スペースに停めると車のウィンドウを開けたので僕は車に駆け寄り挨拶をした。
小西「初めまして、本日1泊する小西です。よろしくお願いします!」
田尻さん「小西くんね!オーナーの夫の田尻です!ひとまず後ろの席乗ってや!」
小西「普通に関西弁だ・・・」
特に訛りを感じることはなかった。
旦那さんが僕と同じで関西弁を喋っているのを聞くとすごく安心した。
車に乗るとすぐに八鹿駅を出発。
1番早く着く道でも約1時間かかるので道中は田尻さんと何気ない会話が続いた。
何を話したかはハッキリと覚えていないが、
スミノヤゲストハウスをどこで知ったとか仕事は何をしているのか?という自己紹介のような内容だったと思う。
そして1時間後目的地であるスミノヤゲストハウスに到着した。
車を降りて階段をかけ上がり入り口に着いた時
田舎の親戚の家に遊びに来たような感じがした。
「風情があっていい」
思わず口にしてしまう。
入り口の引き戸を開けて中に入るとそこにはオーナーの田尻茜さんと看板猫よしこがお出迎えしてくれた。
茜さん「本日予約の小西さんですか?」
小西「そうです!コニタンと呼んでください!」
茜さん「じゃあコニタン中へどうぞ!」
中に入った後は建物内の説明とチェックインの手続きを行って、一通り済ませた後は夕食の時間まで自由行動だった。
夕食まで時間があったので館内や外の庭を散歩した。
この日のメインイベントはオーナー茜さんがスパイスから手作りしたカレーライスとチャイパーティーだった。(カレーの写真は後編にあります)
僕の他にはオーナー夫婦の知り合いや地域おこし協力隊仲間が集まっていた。
夕食が始まる頃にはオーナー夫妻と僕を含めて10人に増えた。
集まった人たちを見て僕は驚いた。
パーティーが始まる前に茜さんから
他にも周辺に住んでいる仲間が集まると言っていたので年配のおじちゃんおばちゃんが来るのかと思っていたがやってきたのは全員僕と同じ20代、30代の若い人だった。(めっちゃ嬉しい)
集まった人たちに軽く自己紹介するとすぐに仲良くなった!
全くアウェイさを感じることなく今流行りの音楽の話やゲームの話で盛り上がる。
(ゲストハウスの交流って感じするわー)
そしてメインイベントの夕食兼カレー&チャイパーティーが始まった。
後編へ続く
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