1日100フェルミ推定 12日目-3 キヨスク1店舗当たりの売上は？
今回解く問題はキヨスク1店舗当たりの売上は？です。
キヨスクはJRの駅によくある売店ですね。
身近にあるJR大阪駅ホームにあるキヨスクで求めていきます。
今回も10分で推定していきます。
では始めましょう。
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１０分経過しました。回答していきます。
結論
JR大阪駅ホームのキヨスクの１日の売上は16万円と推定しました。
アプローチ設定
JR大阪駅ホームのキヨスクの１日の売上は
客数 ｘ 客単価
という式で求められます。
客数を分解していきます。
大阪駅の利用者 ｘ 購入率
大阪駅の利用者は主に大阪市に住む人が利用すると考え
大阪市の会社員・学生 ｘ 電車利用率 ｘ JR利用率 ｘ大阪駅で降りる割合
で考えていきます。
モデル化
式に入れる数値を考えていきます。
・大阪市の会社員・学生
大阪市の人口はおよそ200万人そのうち60％が会社員もしくは学生と仮定
・電車利用者
電車利用者は60％と仮定
車・原付が10％、バス10％、徒歩・自転車20％と考えました。
・JR利用者
30％と仮定します。
阪急電車20％、阪神電車20％、地下鉄20％と考えました。
・大阪駅で降りる割合
大阪駅が目的地もしくは乗り換えのため降りる人が10％と仮定します。
・利用率
コンビニ利用率は20％と仮定します。
・平均購入単価
食事と飲み物で300円ほど、新聞と飲み物で300円ほど、300円と仮定します。
計算実行
200万人 ｘ 60％ ｘ 60％ ｘ 30％ ｘ 10％ ｘ20％ ｘ 300円 ＝ 162,000円
よって合計162,000円となります。
現実性検証
キヨスクの会社概要を見ると2019年取扱高255億円で2021年店舗数は211店舗である。計算すると1日平均33万円売上になります。
大阪駅の利用者数は他の駅よりも多いことから平均よりも高いことが推測できます。今回の推定はあまりよくない推定でした。
反省
各数値ほとんどを勘に頼ってしまいました。
駅の利用者に関しては大阪の人口から考えるのはかなり無理がありました。
おそらく電車のキャパと電車の本数から求めればよかったでしょうか。一つのホームに上りと下りの電車がどちらも平均10分に一回来ると考え、キャパはラッシュ時とそうでない時間で考えればもう少しまともな推定になったと思います。
なかなか短時間でいろいろなアプローチを考えるのは難しいなと感じます。
練習して反省してを繰り返していくしかないですね。
次回は日本に美容師は何人いるか？を求めていきます。