方違え
なにかが無くなってなにかが始まる。
昨年末にお家の取り壊しの通達があり、急な引越しを強いられた方違え。
その方違えの中で巡り会えた今のお家。
陽当たりも良く、氣の流れも良い、窓がお部屋の半分くらいあるんじゃないかという程の大きさ、若干だが家賃も安くなった。
全てが以前のお家よりもアップグレードされた。
築50年というところもわたしは好きで友人たちからも、らしいねと言われる素敵なお家。
初めての引越しは急に訪れてしまったので、色々と焦ったり煮詰まったりで決して簡単にとは言えないが、無くなった時に新しい何かが入ってくるとはまさにこの事だ。と実感。。
それも実感できたのは一息つくことができた引越しの2週間後現在。
ゆっくり思い返す時間も大切なもんだなとまた実感。。
最近、色々な物の見方を知る。
失敗や間違いと思っていることもそれはただの方違えなだけで、
その後に起こる流れや現実がちゃんとあるのだから、自分が思っていた方向と違った時に起きたことなだけで、それは失敗でも間違えでもなんでもない。
その方違えから起こる方違えはとても良いもので、そんな状況をすぐに落とし込める自分でいたい。
自分の心に素直になれていればいつどこへでもどんな状況でもいけるのだろう。
見つめてみると方違えが自分にたくさん起こっている。
流れに身を任せて心に耳を澄ませて、軽々しく進んでいきたいな。