DjangoGirlsTokyo #5に参加して学んだこと
先日、初心者向け女性限定のプログラミングワークショップ、「DjangoGirlsTokyo #5」に参加しました。
DjangoGirlsとは?
「女性にプログラミングを楽しんでほしい」「女性とプログラミングの接点を増やしたい」という想いから、年に1回ワークショップ、月に1回勉強会を実施しています。
現在92か国で開催しており、累計20000人の女性、2500人のコーチが参加してきたとてもグローバルなイベントです。
女性を優遇するというわけではなく、あくまで女性のエンジニアが極端に少ないアンバランスな状態を変えるための活動です。
https://djangogirls.org/tokyo/
初めてプログラミングを体験できたこと以外にも、他の観点で気づきがあったので、まとめてみました。
おしゃれなオフィスでイメージアップ
今回、DjangoGirlsTokyo#5のスポンサーであり、会場提供いただいたサイボウズ。
初めてオフィスに伺いましたが、まるでテーマパークのようです。
エントランスは動物園のようになっていてたくさんの動物や緑があり、カフェのようなスペースやハンモックまであります。
ワークスペースは工場モチーフとなっており、壁に工具がかけられていたり、シャッターのようなデザインになっていたりと、見ていて飽きない作りになっています。
このテーマパークのようなオフィスは、会社にとって多くのメリットがあるのではないかと思いました。
① 認知度アップ
今はSNSが普及していますが、面白いものや可愛いものがあれば投稿して拡散されます。サイボウズは元々知名度の高い会社だと思いますので、そこまで効果はないかもしれませんが、オフィス全体をテーマパークのようにしたり、一部だけでもフォトスポットを用意したり、何かみんなにも教えてあげたくなる部分があると、写真に撮り、SNSにアップされ、認知度が上がります。
② 採用応募率アップ
オフィスを選ぶときに重要な要素のひとつが環境です。
どんなに立派な会社だったとしても、社内が汚ければ働く気は起きません。
私はサイボウズさんに来て思わずこんな会社で働いてみたいなと感じました。今やただきれいなオフィスはいくらでもあるので、そこにコンセプトがのってくるデザインの会社は印象に残るので強いと思います。
③ 生産性アップ
このようなオフィスだと、いい意味で働いている感じしないですよね。
集中して取り組む仕事であればもっと無機質な部屋が良いと思いますが、クリエイティブな仕事を行う環境であれば、面白いオフィスの方が生産性が上がって良いのではないでしょうか。
IT業界の無償の勉強会やもくもく会の目的
一般的に、セミナーやワークショップは有料で行われるものがほとんどで、仮に無料のものがあったとしても、それは有料のサービスに繋げるためのきっかけ作りであったりします。
でも、IT業界では、LINEやDeNAなど多くの有名な会社や非営利団体などが無料で勉強会やもくもく会、交流会などを開催しています。
私は最初、採用活動やイメージアップなどが目的だと考えていました。
しかし、どうやら参加してみるとナレッジや情報共有をする場の提供であったり、IT業界全体のレベルを上げるための取り組みだということです。
ただセミナーやワークショップを無料で行っていただけるだけでもありがたいのに、イベントによっては軽食やお酒、お菓子がいただけたりします。
このような気軽に学んだり交流できる場があるからこそ、IT業界は加速的に成長するのだと思います。
もはや面接での採用活動は効率が悪く古い
参加者の方との雑談の中での気づきですが、何十万の費用をかけて求人サイトで採用活動をする時代はもう終わりだと思いました。
今や無料の勉強会やもくもく会がたくさん行われていて、そのイベントの後は懇親会がよくあります。
勉強会などに参加するという時点で向上心が高い人材であることは間違いないし、ざっくばらんに話せばスキルや人柄も自然と把握できる。
面接の場で気軽に話しましょうと言われても話せるわけもなく、面接の場で短時間だけ会話するより、質のいい人材がとりやすいのではないかと思いました。
発見は自分の外にある
やはり、一人で勉強しているだけでは得られない気づきが世の中にはたくさんあります。これからも、独学で勉強するだけではなく、社外の勉強会にどんどん参加して、自分の理想の未来を創っていきたいと思います。