ろくに事前に下調べせず適当に初めて「高尾山」登ってみた
東京都多摩市に引っ越して、電車で新宿よりも高尾山口の駅の方が近いような、ちょっと山々した場所に住むようになって「高尾山登りたいな~」と思っていました。
9月でそんなに暑くないし、最近は筋トレを始めたりと運動するモチベーションが上がってきたので、「連休だし、おっしゃ山でも登るか!」という気持ちになったので人生で初めて高尾山に登ってきました。
今まで、学生時代の遠足とかで登山したことはありますが、自分の意志で登山しようと思ったことはなく、登山のことはまるでよく知らない素人。
軽く高尾山の登山について、ネットの記事や動画などを観たのですがあんまりイメージが沸かなく、もう調べるのも面倒になったのでよくわからないけどとりあえず登ってみました。
登った上で、気をつけることや感想などをまとめてみたので、これから高尾山初めて登る人の参考になれば幸いです~。
私の運動スペック
参考に私の体力を把握してもらうために、運動スペックを紹介します。
中途半端ですが、まとめると「全然運動しないわけでもないけど、長期的にちゃんと運動しているかと言われればそうでもない」ぐらいの感じ。
股関節周りの柔軟性はあるので、開脚は割といけます。
・仕事は完全デスクワーク
・ホットヨガ歴2年(たまに数か月サボるけど、基本週1でやっている)
・ラジオ体操(やったりやらなかったりもあるけど、基本毎日)
・筋トレ(つい1週間前から始めた)
・ウォーキング(時間があれば近くの坂道往復40分くらい歩く)
・階段昇降(日常生活でなるべく昇るようにしている)
・学生時代は吹奏楽部
持ち物と服装
服装については、事前に軽く調べると「こういう服装がいいぞ!」と書いてある記事もあれば、「別にこだわらなくていいよ~」という記事もあり、「結局何なの?」って感じだったので適当に選びました。
山登りといえば長袖長ズボンかな?と思いつつ、私はそういう服装持っていなかったので、GUユニクロでチェックのシャツ、ストレッチのあるジーンズを買い、履きなれているスニーカーで行きました。
実際周りと見てみると、高尾山に向かう電車の中でも山でもガチめな登山ファッションをちらちら見かけて「そういう恰好すべきだった!?」と思ったのですが、新宿とか歩いていそうな私よりかなりラフな格好(薄手のジャケットに襟なしシャツとか、ロング丈のワンピースとか)の方々も普通にいました。
高尾山ね。僕も登った事があるしね、確かに楽しい場所だと思いますよ。お手軽だし。でもお手軽すぎるんですよ。あんなもんせいぜいハイキングじゃないですか。近隣のラブホテルに泊まってた大学生カップルが思いつきでいきなり向かっても全然登れる。
【日本の山】初心者はどの山から登ればいいの? 登山ガチ勢に聞いて行ってきた【多すぎ】
https://magazine.mercari.com/hobby/outdoor/mountain
山登った後にこの記事のこの文読んでまさにその通りだと感じました。
今回登った経路はコンクリートで大体整備されているので、どんな服装で行っても登れるんじゃないかなと思います。
持ち物は、最低限水筒に水を入れて持っていきました。
高尾山口駅すぐのお店ではそうでもなかった気がしますが、山に登ってからある自販機はちょっと暴力的なお値段で飲み物が売られています。
山に登っている間は水分が欲しくなると思いますので、自分で用意するか、事前に買っておくのが無難です。
あと、昼ごはんにソバ食べたのですが、待ち時間が地味にかかってちょっとイライラしたので、暇つぶし用の本を持っていたのは何気に良かったです。
高尾山口駅到着
高尾山口駅到着!電車から見える景色も緑いっぱいで、向かっている間もちょっとワクワクしました。
駅の中と外にはトイレがあるのですが、念のため行っておこうかなと思ったもののなかなかの行列。
トイレは自宅や他の駅などで済ませておいた方が効率良いです。
私はたまたま行く前ぐらいに行っていたので尿意はそこまでではなく、高尾山は登った先々で結構お手洗いが用意されているので、激しい尿意がなければ別に行かなくていいと思います。
それと、山に登ったら食べ物のお店がいっぱいあるのですが、恐らく大体現金か電子マネー払いで、クレジットカードはあまり使えないかと思います。
高尾山口駅にセブン銀行があるので、現金の手持ちが少なければここでおろしておきましょう。
早速駅には醤油味のおだんご(350円)が売られていたので、速攻で買い食いしてしまいました。もちもちで醤油が香ばしくて美味しい。
ケーブルカーとリフト???
どう行けば登れるのかよく分からないものの、とりあえず人の流れに身を任せて歩いていくと、ケーブルカーとリフトの乗り場がありました。
「何これどっち乗ればいいの?」「片道と往復?」「最初に切符買って乗り場行けばいいのか?」
結局、ケーブルカーかリフトは乗り物が違うだけで行先は同じ(料金も確か一緒)のようなので、私はリフトの往復にしました。
950円で切符を買い(高っ!)、リフト乗り場へ。
乗り場までの階段ですでにちょっときついと感じ、早くも少し帰りたくなりました。
リフトは特にシートベルトなどなく、ベンチのような椅子に座って上り下りする感じ。
リフトの下には網などあるので、最悪自分自身が落ちてしまっても大怪我にはならないと思いますが、場所によってはちょっと高さがあるので地味に怪我しそうだと思いました。
特に高所恐怖症などではないのですが、地味にスリルを感じました。
高いのが苦手な人はケーブルカーにした方が良さそうですね。
スマホで撮影している人をちらちら見かけましたが、私は落とすのが怖くて撮影する気になれませんでした。
何かを落としてしまっても営業時間内は捜索などもしてもらえないようですし、何より迷惑が掛かってしまうので、絶対に落とさない自信と根拠がない限りは撮影も控えた方が良さそうです。
リフトに乗っている間、途中でリフトに乗っているところを撮影してくれる人がいるのですが、写真撮影興味ないのでなんか気まずいです。
ケーブルカーやリフトの乗り場の前などには地図があり、高尾山には1~6号路まであるようなのですが、どう行ったらどの号路なのかいまいちよく分かりませんでした。
1号路以外は山道と書いてあったので、1号路が良いなという気分ではいました。
中腹
リフトかケーブルカーで一気に中腹まで来れます。
これが天狗焼き(150円)!
生地がパリッとしていて、中には黒豆ゴロゴロ入ったあんこが入っていてとっても美味しいです。
この先にある神社の神様?が天狗なので、天狗モチーフなのだと思います。
この天狗焼きを売っている店の脇の道が1号路なのかな~と思い、そこから登ってみることにしました。
食べ物めっちゃ多い
大体だんごかソバしかないですが、ちょっと歩くとすぐに食べ物があります。
これは黒ゴマの団子に味噌が塗られたもの(400円)。
団子は外れなく美味しいですね。
今回は食べなかったけど、ラーメンも美味しそうだなぁ。
神社とかもある
途中で薬王院に寄りました。
あんまり神様に興味がないのでお参り的なものはしませんでしたが、今日は3連休の中日で人が多かったので、参拝などはちょっと並ぶようでした。
占いは好きなので300円のおみくじは引く。
励まされるコメントでちょっとテンション上がりました。
なんだかんだで山頂へ
中腹から1時間弱ぐらいかな?
坂道を登ったり、階段を上ったりして、山頂に到着しました!
山頂にはお蕎麦屋さんがあるのですが、普通の蕎麦屋との差がいまいちわからずスルーして下山しました。
ピンバッジ(500円)とかあると登った証になって嬉しいですね。
中腹まで下山
中腹でお蕎麦食べました。
おそばを食べるまでに30分ぐらい待ちました。
待ち行列がなかなか進まず、ちょっと心折れかけましたね。
味の方は他の蕎麦との差がいまいちわからなかったのでスルーで。
ビアマウントでお豆腐のアイスとフライドポテトを食べました。
他にも焼きそば、から揚げ、天狗ドッグなどジャンキーなメニューが食べられますし、BBQも楽しめます。
展望台からの景色が一望できて、どこがどこだかわからないですが池袋や海浜幕張などが見えているようです。
高尾山は登山以外も楽しみいっぱい
高尾山駅からすぐの場所にはトリックアート美術館や、温泉があります。
今回はお風呂・サウナ大好きの私も体調の都合で温泉は入らなかったのですが、登山の後に温泉で疲れを癒したり、友達と遊ぶ時はトリックアート美術館とセットで楽しんでも良さそうです。
登った後はめちゃめちゃ疲れた…
実際に登ってみて、登っている間は途中きついと感じる場面はあったものの、そこまで疲労感はなかったのですが、帰った後にどっと疲れて、家でぐったり寝てしまいました。
寝たらだいぶ回復しましたが、体力に自信ない方は次の日が休みの日に登るのが良さそうですね。
高尾山が余裕な方はステップアップしてもっとレベルの高い山に挑戦できると思いますが、私はしばらく高尾山で鍛えようと思います…。
気が向いたら高尾山に登ってみよう!
他の山はそうもいかないかもしれませんが、高尾山は特に準備をしなくても気が向いた時にふらっと登れるまぁまぁお手軽な山でした。
9月は25度前後とまだまだちょっと熱いかもしれませんが、これから紅葉のシーズンになると気温が下がって少し登りやすくなるかもしれません。
初めての登山に是非、高尾山登ってみてください!