「いいね制度」っていいね!
今月からTrigger株式会社に入社しました。
入社してから社員さんの人の好さであったり、社内制度であったり、福利厚生であったり、本当にいろいろ面白くて良い会社で、入社前から入社できて良かったと心から思えるし、いろいろ転職重ねてきましたが一番良い会社だと自信をもって言えそうなので、少しでも弊社に興味持ってもらえるように弊社の情報を発信していこうと思います。
最初に発信するのは、入社してすぐ良い制度だなぁと感動した「いいね制度」。
弊社はIT企業ですが、IT企業にかかわらずどの企業が導入してもポジティブな影響を与えそうな素晴らしい制度なので紹介させてください!
「いいね制度」って何?
そもそも「いいね制度」とは何かというと、普段の仕事やコミュニケーションの中などで自社の社員に対して「いいね!」と思ったことを、そっと胸に秘めておくのではなく、メッセージを届ける制度です。
例えば「積極的に発言してていいね!」や「オンラインの飲み会開催していいね!」など素晴らしい行動を称賛するメッセージだったり、「心のこもった対応ありがとう」や「気さくに接してくれてありがとう」など、さりげない感謝のメッセージが月に全部で数百件ほど集まります。
送られたメッセージは毎月すべて社員全体に公開されるので、誰がどのような内容で「いいね」されているのか、どのくらい「いいね」をもらったかが分かり、またメッセージを送られた本人は自分宛てに送られた「いいね」の一覧が見れるようになっています。
そして、前月輝きを放っていたメンバは社内のコミュニケーションツールであるslack上で表彰され、Amazonギフト券をもらえちゃったりするのです。
ここからは私が思う「いいね制度の魅力」について語ります。
人の良い点を見つける癖がつく
私はこれがいいね制度最大のメリットなのではないかと思います。
私自身、入社時からこの制度に感銘を受けていて、人事担当の方、営業の方、直属の上長、他社員の方々など入社ひと月の間、接したことのあるほぼすべての方々にむけて全部で数十件ほどいいねのメッセージをお送りしました。
もともと皆さん人間性が素晴らしい方々ばかりなので、事務的ではない温かみのあるメッセージであったり、質問に対する迅速で丁寧な回答であったり、社内の誰かとコミュニケーション取るたびに「いいね」と思うことがあるので、それを言語化して呼吸するかの如く投稿しています。
するとどうなるかというと、自然と人の良い点を見つける癖がつき、何となく「この人すごくいい人だな~」とふわっとした感想ではなく、「この人は話し方が優しくて、役職者だけど緊張せず気楽に話せてありがたいな」とか「この人は適切な担当者に情報を共有したり、分かりやすい文章で返答してくれるからいいな」とか、人の良い点を具体的に言語化する力が身につくのです。
良くないなと思いつつ、私は結構他人の良い点より悪い点の方に目がいきがちなのですが、この制度で「いいね!」のメッセージを積極的に送ることによって、仕事の現場やプライベートで接する人に対しても良い点に着目するようになりましたし、「この人ってここがいいな」と相手に直接伝えずとも頭の中では具体的に言語化できるようになりました。
直接は伝えにくい感謝の言葉を伝えることができる
心の中で素晴らしいなと思っても、素晴らしいと思ったことを全部ちゃんと相手に伝えられる人ってたぶんかなり珍しいですよね。
良い点を伝えあえる世の中になればいいのですが、気恥ずかしさやめんどうくささ、相手の反応を気にするなどして大半の人はどうしても思ったことを胸にしまってしまうのだと思います。
しかしいいね制度であれば本人に直接伝えるのではなく、投稿フォームを経由して間接的にメッセージを送ることができるので、本人に直接伝えるより気軽に相手へポジティブなメッセージを送ることができます。
私もslackやメールであれば感謝の言葉など伝えやすいので、良いと思ったことはなるべくご本人に伝えるようにしていますが、やはりいいね制度の投稿フォームの方が気にせずバンバン送ることができますね。
自己肯定感が高まって自信がつく
これもいいね制度の大きな魅力の一つです。
私自身自分になかなか自信が持てない方なのですが、入社間もない私にも直接お会いしたことのない社員の方から「質問の文章が分かりやすくて回答側も答えやすい」や「積極的な発言が良いですね」などのメッセージをいただけています。
人から褒めてもらうことで、自分の能力や言動・行動に自信が持てて、自分自身の良い点に気づくことができます。
「周りからどのような人間だと言われますか」って質問、あまり自分に対してどうこう評価されることないので回答に困るのですが、こういう制度によって自分の良い点についてのメッセージがストックされると事実をもとにすっと答えられるようになりますね。
モチベーションが上がる
仕事の現場でいきなり結果を出すというのは難しく、勉強するとか当たり前のことをしっかりこなすとか、日々の積み重ねによって結果がついてくるものだと思うのですが、周りから認められる機会がないとどうしてもやる気って落ちていきます。
いいね制度では、資格取得などの結果ももちろん「いいね!」の対象になりますが、勉強会の主催や参加であったり、自己学習だったり、日々の積み重ねを評価する場でもあるので、見ていてくれる人がいると実感できるだけでも「頑張ろう」という気持ちを保ち続けることができます。
自社の社員や会社のことを好きになれる
弊社はSESの会社なので、役員や人事、営業担当以外の社員が働くのは自社ではなく常駐先。どうしても交流の場がなければ自社の社員に対する愛着や好意というのは自然と薄れていきます。
恐らくSESの会社にとって共通の課題ではないでしょうか。
いいね制度があることによって、いろんな方からポジティブなメッセージをもらえるので、入社してよかったと思えますし、これからもこの会社で頑張っていこうという気持ちになれます。
「いいね!」で満たされる会社
仕組み自体はシンプルでコストもかからないのですが、この制度によって既に気持ちが満たされていますし、人間として成長できる素晴らしい制度だなぁと思います。
対面で人と会う機会が極端に減ってしまったこのご時世だからこそ、オンラインで社内の人との仲を深める仕組みづくりが必要ではないでしょうか。
今日道を歩いていて、電話の通話相手に対して罵倒している人を見たのですが、この制度によって人の良い点に着目したりされたりすることが増えればそのような人も減るかもしれません。
これからもいいね制度で自社の社員に対してポジティブなメッセージを送り続けるとともに、いいね制度がなくても相手に対して良い点を伝えられる人間になりたいと思います。
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