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1.1「業務」は大切、再確認
「業務」の大切さは自明とスルーするのでなく、もう少し再確認していきます。
個人・会社・社会
会社の事業収益の源泉、そして会社で働く個人である私たちの報酬の源が「業務」です。私たち全員が一生懸命に実行した「業務」の総和が、今の社会と見ていいかもしれません。
其の現在の継続が個人の、会社の、社会の次を創っていくのでしょう。過去の先達諸氏の実行された「業務」の積み重ねが今現在ともいえるかもしれません。
経営の四大資源:人・物・金・業務
従来から「経営の三大資源」は、御存じのように「人・物・金」と言われています。
故に、会社は優秀な「人」を採用し育成にも大きな時間を費やすのでしょう。「物」「金」の重要性は言うまでもない事です。その証に「人事部門」「製造部問等」「経理財務部門」と専門部署で該当業務を実施する組織体制を取っています。
ITシステム化、更にDX化となり、DX化された最善「業務」が大きな資源となっていくという事です。いつでもどんな時でも「業務」は常に重要なのですが、DX化により「業務」の良し悪しの差が莫大なものになってきます。また、ITシステム化された「業務」はIT資産としてサービス価値を持つ知財として多様な価値を持つことにもなります。改めて「業務」への認識をより重要なものと認識する必要があります。
「業務」を構造的見る
「業務」をDX化するために「属人性」「粒度」「業務構造」等、今迄の見方とは違う見方(思考様式)で「業務」を見ていく必要があります。
「業務構造」等については後述していきます。
よろしく (240204)