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0.4 結局、思考様式を変える事

「はじめに」の総括としてこの記事をかきます。DXを実践するとは、最も大切なことは、タイトルにあるように、「思考様式を変える事」のようです。


立花隆著 「思考の技術」から

以下は、著作「思考の技術・エコロジー的思考のすすめ」の「はしがき」からの抜粋です。

工業社会の終焉と脱工業社会の到来、地つづきの地ではなく、強大な亀裂がそこにはある。
移行していくことはできない、飛躍だけである。
その飛躍を可能とするのは、基調をなす考え方を変える事。
工業社会の思考様式を超える事である。
異質の社会は、異質の思考様式を必要とするのだ。

どうでしょうか、1971年の発刊です。1971年とはインテルが世界初のマイクロプロセッサー4004を発表した、まだそんな時代です。ですからデジタル化の端緒に就いたばかり、情報化の訪れを云う人は沢山いましたが、「思考様式」に言及する人は皆無ではなかったでしょうか? 「思考」が変われば「行動」そして「運命」が変わると言われています。その意味で「思考様式」は全ての元と考えています。

著者の慧眼に敬意を払いつつ、この「新しい思考様式」をDX実践の最終解として本note「DX実践の常識」を進めていきます。

「新しい思考様式」の修得・定着は難しい

「新しい思考様式」の理解・修得・定着は、「従来からの思考様式」からのChangeを意味します。Changeは誰にとっても難しいものですが、それではDXは実現しません。
そこで、このnote「DX実践の常識」を起こし、易しく且つ合理的にDXを実現する事を目的としています。
その目的達成のために、注意している幾つかの点があります、その幾つかをリストとして次に示します。

①背景・理由の明確化
➁過去の実情、現在の課題から次なる将来を流れとして把握
③人(アナログ)⇔技術(デジタル)の相互成長の視点
④新しい思考様式の理解・修得・定着の手順確立

よろしく             (240130)



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