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搾取する側は知っている者。搾取されるのは知らぬ者。
第一部 4話
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NISAとiDeCo!どっちが得?どっちから始めるべき?
さて今日はNISAとiDeCoはどっちが得か?と言う事について話していきますが
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「iDeCoです」
ちゃんちゃん♪
(ฅ^О^ฅ)
と話は数行で終わってしまうのですがこれはあくまでも
損得のみ
で考えたらって事です。
そして
iDeCoとは個人型確定拠出年金でフリーランスや働いていない人(国民年金の人)が対象でサラリーマン(厚生年金の人)は企業型DCと言う呼び方になり掛け金も買える商品も若干違うのですがここではややこしいので全てをiDeCoとして発信していきます。
それではまずはNISAとiDeCoの違いやメリット、デメリットをお話していきます。
皆様が良く勘違いされるのは
「NISAとiDeCoってどっちも非課税でNISAは売れるけどiDeCoは売れないからiDeCoの方が後回しだよねー」
と言う話を本当によく聞きます。
まぁ確かにiDeCoは何歳から始めても基本的には60歳になるまで「引き出せません」が売る事は可能です。
ここが良く間違えられるのですが暴落に巻き込まれて大きく下げる局面では「スイッチング」という方法で株を売って現金で持ち続けかなり株が下がったなーと思った時にまた安い株に買い替えることはできます。
まぁ現金として手にするのは60歳以降なので急に現金が必要になった時には使えませんが。
ではNISAは?
基本的にはいつでも売る事ができて現金として手元に戻す事ができます。
なので例えば子供が大学に上がるタイミングや結婚のタイミングで売却する事も可能です。
勿論非課税で。
しかしNISAの売却に注意する事は1800万円の枠の範囲でいくらでも売る事はできますが次にNISAを買えるのは売った年の翌年の1/1以降であり年間枠の360万円分しか最大で回復しないと言う所です。
しかも積立投資枠なら120万で成長投資枠なら240万と言う枠組みなので積立投資枠で500万円分売ったとしたら翌年は120万円分しか枠は回復しません。
そしてNISAとiDeCoのもう一つの違いは
NISAは買い付けに対してなんのメリットもありませんがiDeCoは買い付けの資金が
「全額所得控除」
になります。
モデルケース年収400万円の人で仮定しつつ3つのケースで説明しますと
①iDeCoに毎月68000円積み立てている人。
②NISAに毎月68000円積み立てている人。
③毎月68000円貯金している人。
で比較します。
①の人は68000円×12月で816000円をiDeCoに積立ててその816000円が全額所得控除になるので318.4万円が年収となり所得税と住民税は10%と仮定すると税額が31.8万円となります。
②の場合は所得控除が無いので816000円をNISA枠で買いつつ所得税と住民税は10%で年間40万円。
③も現金で816000円貯金して税額は40万円。
となります。
これが10年続くとなると差額は
8.2×10=82万円
となりますので結構大きいかと。
と言うか僕ならですが同じ金額でNISAで買うならiDeCoに資金を回して毎年差額の8.2万円分をNISA枠で投資に回しますね。
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そしてそしてもう一つNISAとiDeCoの違いがあるのですが
NISAは「非課税の投資資産」であり
iDeCoは「年金」
と言う扱いになります。
え?この違い意味あるの?と思う人が居るかもしれませんがもしあなたが何かしらの理由で破産してしまったとします。
するとNISAは投資資産なので強制売却して借金の支払いに回されます。
しかしiDeCoは年金なので生活必要資産という扱いになり破産しても売らずに持ち続けることができます。
この様に「老後の資産形成として考えて投資を続けて下手に売らない!」と考えるのであればNISAよりiDeCoの方を先に始めるのが「損得のみで」考えるのであればお得と言うことになります。
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まぁiDeCoは売り方によっては「退職金」と言う扱いにもなるのでまた違う税金がかかったりその税金を退職金特別控除でなかった事にできたりとかあるのですがここは訳が解らなくなると思うので割愛w
そこで僕からの提案としては
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「まずはiDeCo。余力があるならNISA」と言う感じですかね♪
iDeCoは最大68000円なのですがサラリーマンの企業型DCなら23000円(企業年金に加入している場合は12000円)しか出来ないのでサラリーマンの場合は企業型DCをまずは始めても然程負担にはならないと思います。
そして「そもそも株みたいなギャンブルなんかしたくねぇんだ!」と言うそこのあなた。
iDeCoや企業型DCって「株を買わないで元本保証型の預金に入れるだけ」と言う商品もあるので貯金感覚で所得控除の恩恵を受ける事も可能です。
まぁ1ミリ程しか増えないのですがそのiDeCoで所得控除で貯めたお金があったら「暴落の時にそのお金を元にスイッチングで安い株を全額買い付け!」とか出来ちゃったり♪
最後に注意書きなのですが所得税や住民税の計算はその他の控除は全く考えずに10%と勝手に仮定しているだけなので全く正しい計算ではありません。
そしてiDeCoは年金扱いなのでそもそも「国民年金や厚生年金を払っていないと始められない」と言う前提を元にお話をしていますので年金未納の人は出来ないのと年金が不払いの期間は買い付けたiDeCoは返金されます。
さて次回は「最も重要なのはポートフォリオ」と言うテーマでお話していきます♪
でわでわ!
\(^o^)/
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