#014　アナウンサーたちの戦争　言葉の持つ力

タチカワシネマクラブ副部長のいとやんです

映画の街　東京都立川市にある3つの映画館で今（2024年8月31日）上映されている映画を週に1本紹介しています。

今日は立川高島屋8階にある　キノシネマで上映が始まりました
『劇場版　アナウンサーたちの戦争』
を紹介します。

劇場版というくらいですから　劇場版ではないのもあるわけで
2023年8月にNHKで放送されたドラマだそうです。

アナウンサーの葛藤

太平洋戦争　電波線という戦い方があったそうです。
いわゆるプロパカンダ
国内では国民を鼓舞して、日本の為に我慢をし戦わせる。　戦況を正しく伝えず勢いづかせるために。
国外に対しては、日本の力を大きく見せて戦意を喪失させるために
当時海外にもいくつもの日本のラジオ局を置いていたそうです。

虫メガのように調べて望遠鏡のようにしゃべる

森田剛さんが演じた和田アナウンサーのやり方。
戦争で家族を失った人々の本心
これかちに向かう学生たちの本当の気持ち
死にたくない、野球がしたい
細かく取材をするがゆえに知る国民の生の声
この思いを知っていながら
もう二度と日本の地を踏むことはできないだろうと知りながら
マイクに向かって国民を鼓舞し続けることへの葛藤

自分の言葉が4，5歳の子どもへも影響を与えることの怖さ

もっと日本を知りたい　過去の戦争を学びなおそう

私は太平洋戦争、大東亜戦争、第二次世界大戦の違いが分からない
なぜ、日本がフィリピンやインドネシアにいたのか
○〇島で戦死　なんで？そこに？
教科書に書いてあることだけではなく、きちんと歴史を学びなおして
二度と同じ過ちを繰り返さないように、情報に流されないよういしなくてはと思って映画でした。