《たった1通のメールで会わずに復縁》地雷で破局したダブル不倫カップルが、復縁した奇跡のストーリー

突然の別れ。音信不通半年後の復縁

出会ってから10年経つ僕たちだけど、最初の2年目だったかな。
会えない、連絡取れない日々に彼女がまいってしまって、1年くらい別れていた期間があった。

当時の彼女の行動はいわゆる「地雷女」「メンヘラ」そのものだった。
だから正直、別れた時は正直ちょっとホッとした部分もあったよ。どれだけ好きな相手であっても、仕事や家庭まで壊されたら、たまったものじゃないからね。

彼女がどんなことをしたかは、昨日の日記でもふれました。

でも、同時にものすごい喪失感もあったんだ。なんていうか、心にぽっかりと大きな穴があいたような。

だから、とりあえず目の前の仕事に埋もれてみた。女性にはあまり分からない感覚だと思うけど、男は辛い時ほど他のことに没頭する。これは心の防御メカニズムの一種で、辛い感情やストレスから逃れるために、意識的に（人によっては無意識のうちに）他の活動に注意を向けようとするんだよね。

一般的に男は感情を内に秘めがちで、辛い感情を外に表現することがない。不倫なんて人に言えない事情なら尚更だ。上司や同僚に相談できるわけないよね（笑）
でもだからと言って辛い気持ちがなくなるわけじゃないから、他のことに集中せざるを得ないんだ。

で、女性はどうかっていうと、まず感情をしっかり処理するんだよね。誰かに話したり（不倫だとネットや占いかな。友達には話さない方がいいよ）、思いっきり泣いたりして。そうじゃないと他のことが手につかない。日常に支障が出ちゃうんだよ。

って彼女が言ってたけど合ってる？（笑）

これは女性が従来、社会的なサポートやコミュニケーションの中で生きていて、他者と感情を共有したり支えあうことで自分を保ってるんだから仕方がない。

この男女の感情処理の違いが、「私はこんなに辛いのに、彼はもう日常に戻ってる。私のことなんて何とも思ってなかったんだ…」と傷ついてしまう所以だろう。

でもそこでその気持ちをぶつけたら終わりだ。というか、別れてしばらくはお互いの温度感が違いすぎるから、中途半端に連絡をとって、ズルズルと体の関係だけを続けたりなんてしていたら、もう再構築は不可能。

幸か不幸か、僕は別れて1ヶ月くらいのタイミングで新幹線の距離に引っ越した。仕事に没頭した結果、本社への栄転をしてしまったのだ。
彼女は彼女で家庭のトラブルがあって（不倫バレじゃないよ）それどころじゃなくなっていたから、お互い連絡することもなく過ごしていた。

別れて半年後くらいかな。このまま二度と会うこともないのだろうと、彼女のことが思い出になりかかっていた頃。

ふとカレンダーを見てみると、彼女の誕生日だった。「誕生日に気づくなんて、やっぱりまだ好きなのかもしれない」なんて思った。
でも連絡はしなかったよ。次いつ会えるかもわからないのに、気を持たすなんて男として卑怯でしょ？

なんてカッコつけてたらさ、メールが来たんだよ。彼女の方から！
しかも、誕生日当日だとさすがにあざといと思うけど、誕生日の２日後に。

後で彼女に聞いてみたら、僕が彼女の誕生日に気づいてセンチメンタルな気持ちになってるであろうタイミングを見越したとのこと。完璧な作戦だ。猪突猛進で感情的な女が（そこもまた可愛いんだが）、半年でこうも策士になるものかと驚いたよ（笑）

もちろんタイミングが良くても重いメールだったらスルーだよ。でもね、メールの内容が素晴らしかった。心が揺さぶられた。こちらを責めることも自分を卑下することもなく、当然自分の誕生日アピールなどもせず。前向きで…とにかく完璧だった。くすぶっていた愛情に再び火がついた瞬間だったよ。

だから僕もじっくりと言葉を選びながら、メールの返信で感謝の気持ちと誕生日おめでとうを伝えた。もう心は復縁に向けて動いていたけど、この時点では「やっぱり好きだ」とか「会いたい」とかは言わなかった。中年の男は慎重だ。引っ越しして次に会える保証もなかったからね。

驚いたことに、彼女もそれ以上何も言わなかった。何も求めなかった。気持ちが戻ってもすぐには会えないことを、なんとなく察したのかもしれない。

その場の感情よりもまだ見ぬ二人の将来に賭けている。その覚悟を感じて、また僕の彼女に対する想いが増した。結局その後も色々あって、ふたりが再開するまで半年以上かかったんだけど、その時には「もう僕には彼女しかいない」と確信してたよ。

再会してから聞いたけど、彼女、僕と別れてから本当に色々と頑張ってたみたい。復縁アドバイス（そんなのあるんだね）みたいな講座も受けて、運動やファッションを研究して自分の外見も磨いて、内面と向き合うために毎日日記を書いたりもして。「ツインレイ占い」にハマって散財もしちゃったらしいけど（笑）。別れてる状態はサイレント期間っていうらしいね。

話は逸れるけど、僕はこの占いには肯定でも否定でもない。でも、本当にツインレイだと確信したら占いに頼ろうとすら思わないんだよね。僕たちはお互いがツインレイだと確信してるけど、何か特別なキッカケがあったわけでも占い師から「あなたたちはツインソウルです」って診断されたからでもないんだ。
ある日何気なく、献立を思いつくくらいごく自然に「あぁ彼女は僕の魂の片割れだよな」って感じたよ。この話は深いから、またじっくり別の記事で語ろうかな。

ともあれ音信不通になって半年でお互いの気持ちを確かめ合った僕たち。その後さらに半年して、奇跡的な巡り合わせもあって彼女と再会したんだ。感情が溢れて止まらなかった。少し痩せて、すごく綺麗になった彼女を1年ぶりに抱きしめ、涙を流して愛し合った。この時の気持ちは7年経った今でも鮮明に覚えている。

自分語りが長くなってしまった。ここまで読んでくれたあなたは、きっと人知れず恋愛に悩んでるんだと思う。僕たちのエピソードが、少しでも役にたったなら嬉しいです。

【最後に】
ここまで読んでくれてありがとうございます。
婚外恋愛10年。かつての僕たちのようなW不倫という孤独でツラい試練に立ち向かっている人の力になれたら、そして、人生の後半を輝かせる不倫もあるということを知ってもらえたらと思い、記事を書いています。良かったら「スキ」で応援してください。モチベーションになります。

復縁メールの本文公開

以前この記事を別のところで出したら、

「どんなメールなのか気になる！」
「絶対復縁したいから参考にさせて欲しいです！」

と複数の読者さんから問い合わせをもらった。

誰にも相談できない孤独なダブル不倫。
別れていた時の身が張り裂けそうな辛さを知っている僕たちだからこそ、一人でも多くの同志の役に立てるなら・・とメールを公開することにした。（当然彼女の許可は得ている）

僕たちはお互いの生活を守るため普段のやり取りを一切残してないんだけど（LINEは当然してないよ）、このメールだけはどうしても消せなかったんだ。それはきっと、当時の僕の彼女のような気持ちを味わっている、あなたのためだったのかもしれない。

身バレしたくないから伏字は入れてるけど、ほぼ原文そのものだ。
この文章に込められた彼女の想いや戦略（っていうと聞こえは悪いけど）を知れば、きっとあなたの復縁も上手くいくよ。

反対にどれだけ想いが強くても、タイミングやコツを知らずにメールしてしまうと、二度と復縁はできなくなるかもしれない。成功事例を知っておくことは重要だよね。

流石に誰にでも見せたいものではないから、

「どうしても復縁したい」
「今度こそ彼と幸せになりたい」

という強い想いのある女性限定とさせてもらいたい。

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