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《W不倫10年目の考察》長続きする関係に必要な性格とは?

僕が思うに、ダブル不倫の関係を長続きさせるにはふたりの「知恵と工夫と努力」というポジティブな要素が欠かせない。それに対して、「不満を口にすること」は関係を終わりにしかねないネガティブな要素だと思う。

ダブル不倫は、付き合い始めから制約だらけだ。

例えば、会えないことや連絡の取りづらさとか。大事なのは、その制約にどう立ち向かうかなんだ。これが、長続きかすぐ終わるかの分かれ道。

ポジティブなカップルは、知恵を出し合って工夫し続け、制約を乗り越える努力を怠らない。でも、「なんで会えないの?」や「どうして連絡くれないの?」って不満ばかり口にするカップルは、そりゃあ関係が続かないよ。

でもそういうネガティブな行動を取る本人も、「これじゃダメだ」って頭では分かってるんだろうね。後で自己嫌悪に陥ることもあるはず。悪い方向にしかいかないのに、またやってしまった…って。

それは普段からそういう批判癖があるからかもしれないね。悪くいうと他責思考というか。

例えば子供がごはんを残すと、「なんで食べないの!?せっかく作ったのに!」と怒るお母さんいるでしょ?責めたところで、子供は余計その食べ物が嫌になるだけ。誰も幸せにならないよね。

でも、ポジティブな人は、「食べない」という事実と感情を分けていて、じゃあ子供がなんで食べないのかを考え、分析し、工夫や努力をしてみる。「野菜が大きくて食感が嫌だったのかな。じゃあ小さくしてシチューに入れよう」とかね。そうするとほら、子供もお母さんもハッピーでしょ。

不倫だって一緒。連絡が少ないことに不満を募らせ彼を責め立てるより、じゃあどうするかを考える。朝出勤時だけは連絡するとか、ちゃんと「好き」は言葉に出してほしいとか。お互いの無理のない範囲で実現可能なルールを作っていく方がよほど建設的だと思う。(本当は、そもそも連絡の頻度なんかで愛情を測るものではない。それはまた別に書くとして)

結局、子供の頃から困難に対して不満を言ったり、他人のせいにしたりしてきた人は、W不倫も相手のせいばかりにして長続きしないよ。だって、W不倫なんて困難だらけなんだから。

じゃあ10年も付き合ってる僕の彼女は最初からポジティブで物分かりが良かったのかって?

いや全然。彼女も付き合い始め1〜2年はよく不満を言ってたよ。忙しさにかまけて放置した僕も悪いけど、鬼電されたことや「今からそっち(僕の勤め先)行く」と脅迫されることもあった。いや〜怖かった。

それが原因で1年以上距離を置くこともあった。でも、何度かそんなことがあって、彼女なりに自分の弱さとしっかり向き合って、お互いを尊重し合う考え方に行き着いたのだと思う。5年目を過ぎたあたりからは本当に何の不安も心配もなく、心地よい距離感で素敵な関係を築けたよ。

最近なんて、僕が急な出張でしばらく会えないというのに、それを告げたら開口一番「お土産はxxxね。よろしく!」だってさ。「次いつ会える?」じゃないんかーい。本当に逞しくなったものだ。

この問題は難しいけど、長続きするかどうかは楽観した性格かどうかも関係してると思う。僕も彼女も普段から「まあ何とかなるか」でのんびり構えられるタイプだから良かったのかも。まあ、今そんな余裕なんてない人たちも、年齢や経験とともに少なからずおおらかになるものだよ。きっと。

ここまで読んでくれてありがとうございます。
婚外恋愛10年。かつての僕たちのようなWという孤独でツラい試練に立ち向かっている人の力になれたら、そして、人生の後半を輝かせる不倫もあるということを知ってもらえたらと思い、記事を書いています。
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