
速いステップシュートを生み出す「重心移動編」
こんにちは。あるいはこんばんは。
トレーナーの深町です。
ハンドボールにおいて「ステップシュート」はかなり重要なスキルだと思っています。(個人的意見)
ステップシュートと言えば、ジャンプせずに足を床につけた状態で打つシュートですよね。種類をあげると、
・サイドステップ型シュート
・ゼロステップシュート
・ランニングシュート
・ブラインドシュート
大体4つくらい挙げられるかと思います。
最近よく見るのは、ゼロステップやブラインドシュートが多い印象です。
よりクイックモーションのシュートなのでDFもGKも反応しづらいですから、個人技スキルとしては身に付けたい武器です。
小学生や中学生はまだ筋力も少ない選手も多いでしょうから、ベーシックのサイドステップ型シュートから習得していきましょう。
そこで重要になってくるのが、STEP1「重心移動」です。
右利きの人であれば、右足に体重が乗って、左足へ体重が乗った瞬間にシュートが放たれます。特に意識せずともある程度はできてくるのですが、
中学生くらいの時から股関節を意識してパワー発揮することができれば、
速いモーションで速いシュートを打つことができてくるので、高校生くらいになったら恐ろしいよね。
股関節においてはまずは【ヒンジ動作】
股関節の屈曲・伸展です。まずはこれを習得しなくてはいけません。なかなかできない人が多いんです。
ヒンジ動作を習得できるようになれば、臀筋群・ハムストリングス・腸腰筋など骨盤周りの筋肉が発火し、パワー発揮してくれるのです。
ステップシュートの下半身動作を説明すると、(右利きの場合)
右股関節に重心(ヒンジ動作)⇨右股関節伸展⇨左股関節に重心(右股関節の内旋内転)
こんな感じかな。
指導者としてはハンドボールに限らずどのスポーツでも中学生くらいから股関節のコレクティブエクササイズを現場では入れていくと良いと思います!
ではまた!