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ピアノ弾き語りにチャレンジ(の準備)


#この春チャレンジしたいこと

今年やってみたいことが3つくらいあって、
そのうちの一つが、「誰にも見つからず、ストリートピアノを弾きたい」です。

ピアノを習ったことは、ありません。
なかなか無謀です。

でもTVで定年後にピアノを始めましたという方などが、
楽しそうに鍵盤に向かっているのをみて、
やってみたいと思ったのです。
『やくざときどきピアノ』(鈴木智彦著)というエッセイを読んだのも、後押しとなりました。

小学校6年生の時に、音楽が好きになって、演奏してみたい衝動に駆られて
ピアノを習いたいと母にお願いしました。
すると、
「小学校の先生になるか、ミュージシャンになるなら」
と言われてしまいました。
そんな大層な目標はなかったのですが、どうしてもやってみたくて、交渉の末、当時習っていたそろばんの級が上がったら、そろばんをやめてピアノにしても良いということになりました。

中学生になって、町内のピアノを教えている先生のお家に伺ったところ、
今からピアノを始めても、曲が弾けるまでには時間がかかるので、エレクトーンはどうかと勧められました。
先生の専門がエレクトーンだったのもあっての提案だったのですが、ピアノは小さいときに始めないと手遅れだとショックを受けたのでした。ピアノに触る権利が私にはないのだ、と思ってしまいました。

結局エレクトーンを習ったのですが、大学入学を機にやめてしまい、鍵盤に触ることはなくなりました。

選ばれた人のみが弾くことが出来るピアノ。
駅や空港にあっても、それは子ども頃から弾いてきた人だけが楽しめる特権だと思っていました。
でも、クラシックの名曲じゃなくても、ものすごい技術を披露しなくても、
好きな曲を楽しそうに弾いている人をみて、素敵だな、と思ったのです。
そして、自分もオープンスペースでピアノが弾けたら、どんなに気持ちがいいだろうと思ったのです。

歌でメロディーを弾けば、ピアノの手数が減って、ハードルが下がるかな。
弾き語りなら、どうだろう?

そんなことを思っていたら、島村楽器で冬の短期レッスン弾き語りコースを発見!勢いで申込、2月に受講しました。

短期3回コースでは、全然仕上げられなかったけど、ピアノを触るのは
とにかく、楽しい。

4月から通常コースで始めてみようと決意しました。

なぜ、「誰にも見つからず・・・」なのか。
まずは、自分一人で「外で弾く」を楽しみたいからです。(動画とかも撮りません)

ピアノの練習と同時に、近場のピアノの設置場所、利用状況や人通りの調査も始めます。これは、なかなか、ワクワクします。なんだか、展示されている高価な宝石を盗みに行くみたいな状況です。(悪いことはしません)

春から、肩の力を抜いて、このチャレンジを楽しみたいと思います。






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