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アニマルパスウェイ

こんにちは!デザインこねこの長嶺きわです。

 11月に入り、今年もあと2ヶ月です。 

今年は、ずっと暑かったので、夏が長かった感じがして、 気がついたらもう年末、とういう感じですよね! 年末まで元気で頑張りたいです。 

写真は、先日瀬戸屋敷で購入した栗の、栗ご飯と、 バターナッツかぼちゃのポタージュスープです。 

バターナッツかぼちゃは驚くほどとても甘くて、おいしかったです。


バターナッツかぼちゃのポタージュスープ 
レシピ 

材料

・バターナッツかぼちゃ300g
(皮を剥いた状態)
・水200cc
・牛乳100cc 
・塩 適量

 作り方 

1.鍋に一口大に切ったかぼちゃと水を入れ、かぼちゃが柔らかくなるまで中火で加熱します。

 2.あら熱を取り、ミキサーに汁ごと移して滑らかになるまで混ぜます。

 3.ふたたび鍋に戻し、牛乳を加え中火で加熱します。焦げやすいので、木べらでかき混ぜながら、沸騰しないように気をつけてください。

 4.塩で味を整えて完成です。


アニマルパスウェイ


今回から、SDGsをテーマに、 17の目標から一つ一つを独自の視点で、 実施事例やイラストを交えながらご紹介していこうと思います!

 今回のテーマ:SDGs 目標15
「陸の豊かさも守ろう」

陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、 森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、 ならびに生物多様性損失の阻止を図る。

野生動物の歩道橋「アニマルパスウェイ」について

森の中に道路が建設されると、森が分断されてしまい、森に暮らす生き物たちの移動が制限されてしまいます。 

枝から枝へと移動していた動物たちは、道路が通ったことで木がなくなってしまうと、あちらの森へは行けなくなってしまいます。 
そもそも道路を渡ることが難しい木の上で生活する動物たちは、道を歩いて横断することができず、元獣道だったところを渡って「ロードキル」と言って横断中に事故に遭い、亡くなってしまうことも多くあります。

 こうした問題を解決するために設置されたのが、「アニマルパスウェイ」と呼ばれる動物たち専用の通路です。
これまで国内で13基設置されましたが、現在残っているのは9基です。 

三重県、愛知県、山梨県、栃木県、岩手県、北海道などの森で見ることができ、海外ではイギリス南部のリゾート地ワイト島に設置されています。


・アニマルパスウェイを利用する生き物たち

アニマルパスウェイは、森のさまざまな生き物が利用できる構造になっています。

リス、ヤマネ、ヒメネズミといった樹上性の小動物をはじめ、 モモンガやムササビ、テンも活用しています。 

また、樹冠に棲むクモやザトウムシといった昆虫類も頻繁に通行し、さまざまな鳥類も利用しています。


・森の生態系ピラミッドを支えるために

森の生態系ピラミッドでは、頂点にフクロウやオオタカといった猛禽類が位置し、その下にヤマネやリスなどの小動物、さらに基盤には昆虫類が存在しています。
 この中間層が森の分断によって遺伝子の多様性を失うと、地域で絶滅の危険が高まり、上位の生き物たちも餌を失うことになります。
森の生態系が健全に保たれるためには、中間層の存在がとても重要です。


・アニマルパスウェイ研究会と清水建設の取り組み

アニマルパスウェイ研究会のメンバーである清水建設は、2004年の研究会発足当初から参画し、リスやヤマネなど樹上性動物のための通路づくりを推進しています。 
山梨県北杜市で2カ所、栃木県那須町の那須平成の森で1カ所(環境省設置)の計3カ所にアニマルパスウェイを設置しました。
 2008年には土木学会の環境賞を、2010年にはいきものにぎわい企業活動コンテストで環境大臣賞を受賞しました。

いかがでしたでしょうか?
アニマルパスウェイやロードキルという言葉について、ご存知でしたでしょうか? 
私は、恥ずかしながら、調べるまで知りませんでした。 

道路を作るなど、私たち人間の都合で、もともと森に住んでいる生物たちに、大変な影響を与えてしまっていて、それが原因で、ヤマネなど、絶滅してしまう可能性の高い動物も多いと知りました。 
このようなことは、起こってはいけないと思いました。

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