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欲深いこと
お久しぶりです、こねこです。
皆さんお元気ですか。
急に冷え込んできましたね。
本日は欲についてお話ししようかと。
この先、高慢ちきな私が思ったままに書き綴りますので、不愉快になられるかもしれません。それでもお許しいただけるのであれば読み進めていただければ幸いです。
私は学生から上京して仕事も東京でしているのですが、このことに関して特に何とも思っていませんでした。
東京にいることなんて大したことではないし、お給料のいい職に就いていることも大したことではないと。
しかし、いざ精神が危うくなり、実家に帰って、東京の家を引き払うことにした途端、東京が惜しいという気持ちが生まれました。
仕事もそうです。
仕事が嫌いで嫌いで仕方なくて、通常の新卒より倍ほどのお給料を貰っても、無感動でした(多分、精神的におかしくなりかけてたせいもあると思いますが)。
しかし、いざ転職活動して、自分の今の給料の半額くらいの募集を見ると泣きたい気持ちになりました。
恵まれた環境にいすぎたせいで、欲深くなったことを自覚しました。
ステータスやお金なんて私は興味ないと思っていましたが、本当は1番自分が気にしていました。
田舎に引っ込み、貧乏になることを誰よりも恐れている愚かな人間は私でした。
お金なんて要らない、と言えるのは今稼いでいるから。
お給料が倍の分、他の新卒より苦労するのは当たり前なのです。ただ、私は周りが見えていなかった。
お金と労働対価は等価です。
私は精神と時間を切り売りして、倍のお金を貰っていた。それだけのことでした。
今日、私が東京を離れるのが惜しいと思ったのが、東京を離れる頃合いだと認識しました。
東京を離れて幸せになれるとは限りません。
ですが、これ以上欲深くなることを少しでも遅らせることはできると思うのです。
欲深いことが私には耐えられません。
欲深いことが悪いのではないのです。私が欲深くなると歯止めが効かなくなることを私自身が過去に体験しているために怖く、私が欲深くなることは罪なのです。
まだ正気なうちに、離れる決意をし、後戻りできないように退去届を出しておいてよかったと心底安堵します。
残念に思うくらいがちょうどいい。
東京を離れると私の大好きな友人たちと会う機会や美術展•映画などの文化的な触れ合いなどが激減してしまいます。
それはとても哀しい。
けれど、卑しくなった私ではそれらの機会を穢してしまう気がします。
欲深い私は暴れていますが、私はこれでよいと肯定したいと思います。
これでよいのです。
欲深い私を背負って、田舎に帰ります。
田舎に帰省した時、微かに予感がしました。
多分、天も間違ってないって言ってると思います。
天のことなんて全く知らないけれど。
世の中は欲深い人間で溢れています。
私もその一人であり、きっと皆さんもその一人。
欲深さを肯定できる世の中になればいいですよね。
そういう世界を作るのは私たちの責任なのでしょう。
おしまいです。
ただの私の吐露でした。
お付き合いいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
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