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新宿駅 東西自由通路が開通した
2011年に上京してからのわりと多くの期間、JR新宿駅を含む定期券を持っていた。大学院の2年間の大部分と、今の会社に入ってからの6年間は、JR新宿駅を通るユーザーだった。そんな新宿駅、よく使うホームへの移動がちょこちょこ変わるなあと思っていたら、つい先日「東西自由通路」というものができることを知った。
今度できる新宿の東西自由通路、今の改札内にある東口と西口の通路が改札外になるってことか。長年親しんできた改札の光景も変わるし、JR新宿駅を含む定期券を持つ理由がいくらか消失しそう(それ以前に定期券自体の価値がなくなってしまったけど)
— 近藤佑子 (@kondoyuko) July 5, 2020
JR新宿駅を通る定期券を持つことで、新宿駅を自由自在に行き来できることを、半ばステータスに思っていた。東西の移動はもちろん、南口、新南口への移動は、ホームを突っ切るほうが早いと感じていた。そして、JR新宿駅の東口と西口は、待ち合わせで何度も利用したことがあった。その風景が消失してしまうのは少しさみしい気持ちになった。
これが旧西口改札である。
駅構内から見た西口はこちら。
これから改札になるであろう場所。終電から始発にかけての短い時間で改札が撤去され、新しく設置されるんだと思うと胸が熱くなる。
そして東口改札。「駅構内のご利用・通過には入場券が必要です」とある。
新宿駅の西口・東口最後の日を目に焼き付けた翌日、再度新宿駅を訪問した。
これがあたらしい新宿東口(not改札)である。なんだか少しだけ違う、脳がバグる感じだ。
そしてちょっと入った左にあるのがこの「東改札」だ。東口ではない。
新しくできた東西自由通路は、天井が低めで、幅が広々とした通路だ。
通路には、東西自由通路の開通を祝う、新宿駅駅長、JR東日本の偉い人、新宿区長、地元商店会の偉い人などのコメント。2012年からの工事らしい。
そしてこれが西改札。
手作り感のあふれる、開通を祝う掲示。
気のせいかもしれないが、これまでに比べて改札を利用する人が少ないようにも思えた。これまで東西を移動するために改札を通っていた人がそれなりに多いのではないか、もしくは東西の移動を別ルートで行っていた人が、東西自由通路を使うようになったのではないか。いずれにせよ、新宿駅の風景や人の流れがまた変わるに違いない。これから利用や待ち合わせをして、自分がどう感じるのかが楽しみだ。