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秋の半ばのおてがみ

朝晩はキンと冷えて、日中は小春日和。
ちょうどいい気候ということでしょうか。
みなさま、お元気でいらっしゃいますでしょうか。私はまた肥えました。

実はワタクシ、ドライアイで定期的に眼科に通っていまして、先日もふらりと行ってまいりましてね…

いつも通り視力検査に、眼圧検査、乾燥の検査などをして
「ウン、乾いてますね。自覚症状が出る前に目薬!」
と、最近目薬サボりがちだったこともしっかりバレて怒られて、トホホと帰ろうとした時、ふと思い出したことがありました。

「先生、ワタクシ、年齢的に視野検査やった方がいいのでしょうか...」
「うーん、診察でみた感じでは気になるところはないけれど、それで確実に何もないとは検査してみないと言い切れないし、今日は空いてるからやって帰ってもいいですよ」

以前、twitterで40歳こえたら視野検査を!というつぶやきを目にしたことがありまして、それをふとうまい具合に眼科にいる時に思い出したんですね。
えらすぎる私…でかした私…

「ちなみになのですが、自覚症状とかあるんですか?」
「いや、自覚症状出てきたときにはかなり状態悪いから…」

げっ!!!それはやっていきます...!せっかく思い出したんだし!!

検査技師さんは、スキンヘッドの穏やかなおいさんでして。
「まずは検査方法を説明しますね。はい、ここに顎をのせて…真ん中に十字の的みたいなのみえますか?あ、ちょっと顎の位置、あげましょうね。小顔だから...」

…うまいことくすぐるのに手慣れている…毎回言ってるなコレ…小顔なんて人生で2回しか言われたことない!イイヨ…!!!瞬時にキモチが協力体制に入ります。

ボタンをもたされて、光がみえたら押す、という練習をやり
「うまい、うまいですよ!こりゃもうすぐ本番いけるな〜」
ヤダ…視野検査の申し子かもしれないアタシ…。完全に手のひらでごろりごろりと転がされています。

ピピッという電子音がして光ったり光らなかったり。
ひっかけ音もあるわけです。

そんなこんなで、片目10分ずつ、両目で20分、ほめてほめてほめられながら暗闇の中の小さな光の気配を追い、検査を終了しました。
ドライアイ、もう目がシバシバです。

検査を終了して、再び先生に呼ばれます。

「写真の方は正常範囲内だったんで大丈夫かなと思うのですが」
え!?「ですが」!?
「視野検査の方が、このようにこの位置とこの位置の反応が悪いです」

えええーーーーーー!!!!!

「ただ」
ただ!?
「光ってないときも、割とボタン押してます。なので、今回の結果がしっかり正しいかは怪しいので、また4ヶ月くらいしたら検査しましょう」

え.…

それって視野というより、ワシの脳の認知能力の方があやしいんじゃ…
あんなにほめられていい気になってキリッとボタン押してたのに…
視野検査の申し子だったはずなのに…

あの電子音、聞こえてなきゃダメなんだろうか…
別の音楽聴きながら光みえたら押したらええんちゃうん…ちゃうんかいな…

次、また春になる頃検査を受けにいかねばですが、再び脳がだまされない自信がナイ…せめて次は目薬しっかりさして、朝イチの「アキちゃん、ゲンキゲンキー!(うーたん)」の時に受けにきたいと思います。(今回は夕方)

そんなわけで、40歳こえたら視野検査!
ちなみに胃腸科の先生には、40歳こえたら尻からカメラ!と言われています。検便だとわからないことも多いそうで。

みなさまもくれぐれもご自愛ください。


*今週のてばなし*

納戸の期限切れのものたち(夫)
冷凍庫の古の化石たち(わたし)



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