近藤和見による誰かのための日記_0001
【わたしが近藤和見です】
初めましてのみなさまも、ご無沙汰ですのみなさまも、やあやあやあのみなさまも、わたしはブログを始めます。どうかひとつ、お見知りおきを。
『近藤和見による誰かのための日記』と題した。ご存知の方もいらっしゃるかと思うが20代はブログを書いていた。その時のブログ名をこちらでも継続する。0001。ナンバリング。いきなり4ケタである。それによって『noteの近藤和見はマジ切れだ』という強力なメッセージを、必要以上に示したつもりだ。
普段の行動は、主宰するVOGAの創作・演劇活動。みずからカウンターに立つBARの経営。苦節25年、アマチュア2段にようやく辿り着いた愛する将棋、その他の雑惑、が、中心である。
ただし誰しもそうであるように、何をやっていようがわたしの頭の中もまた自由であり、しばしば、今現在の行動とは無関係の空想や思考に耽溺する。この文章を書いている今でさえ、夕暮れに喫した六曜社の珈琲の苦味を思い返している。
わたしはおそらく、生きづらい。
人間くさい一切の馴れ合いから、月並みなしあわせまで、太陽に体温を高めるが如く、素直に受け取ることをしない。ある種の厳密さを、わたしはわたし自身に要求する。その要求にもとづいて感性と理性とを別々に動作させ、そのたがいが合意しなければわたしは一歩も進めない。
好きな詩がある。この詩は薬だ。『世界でひとりぼっちのわたしを体感する』症状や『どれだけ努力しても報われない、と虚無に陥る』症状などに効く薬だ。
『孤独な鳥の五つの条件』
第一に孤独な鳥は最も高いところを飛ぶ
第二に孤独な鳥は同伴者にわずらわされずその同類にさえわずらわされない
第三に孤独な鳥は嘴を空に向ける
第四に孤独な鳥ははっきりした色をもたない
第五に孤独な鳥は非常にやさしくうたう
LAS CONDICIONES DEL PAJARO SOLITARIO
La primera, que se va lo mas alto;
la segunda, que no sufre compania, aunque sea de su naturaleza;
la tercera, que pone el pico al aire;
la cuarta, que no tiene determinado color;
la quinta, que canta suavemente.
スペインの神秘主義詩人、サン・フアン・デ・ラ・クルス(San Juan de La Cruz)の詩。https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/ambiente-rozen/entry-11889517050.html(より引用)
またいろんなこと、つれづれに書いていく。
誰かのためになればいいな、と、思いながら。