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未来を担う若者たちが職場見学に来てくれました!
こんにちは!
総務部の北村です。
紹介が遅くなりましたが昨年末、新潟県央工業⾼等学校〔建設工学科〕の生徒さんたち16名と引率の先生2名が消波ブロック製作の現場を見学に来てくれました!
注)写真掲載にあたって、学校および生徒・保護者の許可を頂いて写真を掲載しています。予めご承知おき下さい。
新潟⻄港工事現場見学会
この日は雨続きだった天気が嘘のように、快晴となりました。
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2班に分かれて現場見学
現場代理人から注意事項や消波ブロック製作工事の目的や製作方法の説明を受け、①ブロック製作状況の⾒学、②コンクリート性状試験の⾒学の2班に分かれて見学をスタート!
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ブロック製作状況の見学
①ブロック製作状況の⾒学では、墜落制止用器具の使い方を教えて、実際に足場にも登ってみました。
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人との対比により、消波ブロック(40トン型)の大きさが分かっていただけるかと思います。
コンクリート性状試験の見学
そして、もう一つの②コンクリート性状試験の⾒学の様子がこちら!
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3D CADを用いた模擬体験~先輩社員からの発表
その後、作業員休憩所で「3D CADを⽤いた施工現場の模擬体験」の説明、昨年度同校を卒業した先輩社員から「⼀日の仕事の流れ、働き甲斐、後輩に託すこと」と題して発表をしてもらいました。
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後日引率の先生から頂いたメールの中には、「(この発表は)生徒たちにとても響いたようです」との言葉がありましたが、身近な先輩からの発表は参考になる部分が多く、実りあるものになったようです。
入船みなとタワー見学
現場見学の後、新潟みなとトンネルにほど近い入船みなとタワーへ移動し、展望室を見学、新潟港の概要・港湾施設の説明をさせて頂きました。
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新潟港の概要・港湾施設
【新潟港の港湾区域】
新潟港は、信濃川河口の西港区(新潟市中央区、東区)と掘込港である東港区(新潟市北区、聖籠町)の2つの港区で構成されています。
【新潟港の沿革】
新潟港は、信濃川の河口にあって、平安時代(920年代)から蒲原津(かんばらのつ)として知られ、米を中心とした諸物資の集散が多くみられると記録されています。江戸時代には、大型船が出入りできる天然の良港として、交易上重要な位置を占め、繁栄を極めていました。
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最後に、普段は入ることができない管制室に入らせてもらい、入船みなとタワー監視員の方から新潟みなとトンネルの概要、みなとタワーの役割についての説明を頂き、全行程を終えました。
新潟みなとトンネルの概要
新潟西港は信濃川の河口に位置する日本海側最大級の港ですが、左右岸を連絡する道路がありませんでした。このことは港を中心に発展してきた新潟がさらに発展するための制約となり、地域の人々の生活面でも大きな障害となってきました。
そのため、大正8年(1919)以来、連絡道路実現のための運動が展開されてきました。そして、ようやく人々の長年の夢が実り、信濃川を横断する「新潟みなとトンネル」が完成しました。
この開通により、信濃川を挟んだ東西地域の利便性が向上し、また砂浜の復元が進む新潟西海岸へのアクセスが向上しました。
みなとタワーの役割
新潟みなとトンネルの換気塔「入船みなとタワー」と「山の下みなとタワー」は、日本で初めての市民開放型の換気塔です。
引率の先生から「これまで体験した見学会の中でも⼀番中身が濃く貴重な機会でした」との感想を頂きました。建設業の仕事をより身近に感じてもらえる機会となり、理解が深まれば幸いです。
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遠方から来ていただき、ありがとうございました!
今回の経験が、生徒の皆さんの未来への一歩となりますように。