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【知っているようで知らない】消防団って何をしているの? ”地域防災に力を入れている近藤組”
こんにちは!
突然ですが、皆さんは「消防団」って何か知っていますか?
近藤組は、地域貢献・地域防災にも力を入れている会社です。
地域防災で代表的なものの1つ、それが「消防団」!
当社の社員で消防団に入っている方が何人かいますし、近藤組自体も事業所として消防団に加入しています。
今回の投稿では、近藤組社員も所属している消防団って何?何をしているの?などの疑問を解説していこうと思います。
ぜひ、最後までご覧ください!
実はどちらも地方公務員!消防士と消防団の違い
まずは、「消防士」と「消防団」の違いについて説明します。
消防士とは
地方公務員であり、市の職員と同じ扱いです。
常勤で消防・救急・救助などを専業としています。
また、採用試験に合格した後、消防学校で訓練を受けてからそれぞれの消防署に配属されます。
消防団とは
非常勤(会社員や自営業など、専業ではなく別の仕事をしながらそれぞれ属している)の地方公務員です。
近藤組社員の消防団は、当社で働きながら非常勤地方公務員として活躍していることになります。
消火活動以外にもお仕事が。消防団の活動内容とは?
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次に、消防団が日頃どんな活動をしているのかご紹介します。
火災
消火活動(基本的には初期消火)
燃え盛る火の中に入るなどの危険な活動はしません。
安全に最大限配慮した活動を行っています。
再燃防止のため消火後の現場警備を実施することもあります。
指導・警備
消化器取り扱い指導・応急手当て指導・花火警備など
自主防災訓練指導者・花火大会警備などで地域貢献をすることも。
災害
避難誘導・捜索・災害防ぎょ
地域住民の避難誘導や捜索活動、災害を未然に防ぐ活動を行います。
実際に当社社員の消防団も、近藤組の休日を利用して指導や警備などに当たっているそうです。
10年で7,400以上も減少。消防団員が足りていない現状
中央区の消防団 中央方面隊の団員数は現在435人といわれています。
新潟県内の消防団員数は全国でもトップクラス。でも、その数は年々減っているそうです。
平成25年は県内に38,720人いた消防団員ですが、令和5年には31,286人に。10年で7,400人以上も減少しています。
(参考:新潟県ホームぺージ「新潟県の消防団」)
今のご時世は会社勤めの方がほとんどで、「自分の時間を大事にしたい・そもそも忙しくて時間がない…そして大変そう」という方が少なくありません。
以前までの「大変そう」という消防団へのイメージが皆さんに根強くあるかと思います。
プライベートの時間を大切にできる!古くて新しい中央区の消防団
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昔の「大変そう」なイメージがある消防団ですが、今の消防団は環境も待遇もかなり改善されていることを皆さんは知っていますか?
今の消防団の環境と待遇
①競技のようなポンプ操法は原則なくなった
②競技のための毎週末や毎晩の訓練はなくなった
③年報酬災害時や訓練時に出勤した際の手当がある→手当単価も上がった
④手当は個人口座に振り込まれるようになった
⑤公務員特別職に当たるので、保障もちゃんとあるし、退職金もある
資機材点検・防火広報などは毎月必ず行いますが、基本的に出勤するのは月1回。
節目の集まりや伝統行事(出初式など)はありますが、昔のように必要以上に召集されることはなくなったそう。
自分のプライベート時間を大切にしたいという気持ちが尊重される時代になったように感じます。
消防団は女性も活躍しています!〜女性ならではの視点で自分たちの街を守る〜
近年では、女性の消防団への参加も増加しています。
女性の消防団員は、通称「ひまわり隊」といいます!
各地域の消防団に所属する女性消防団員の中から、女性ならではの活動をしようと結成された集まりです。
一人暮らしの高齢者家庭への防火指導・応急手当の普及指導・各種イベントでの消防団広報活動などを重点において活躍しています。
男性だけが活躍しているのではなく、女性も消防団員として活躍されている方はたくさんいらっしゃいます。
これからの消防団を担う若い人の入団を求めています!
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消防団の業務は決して楽な仕事ではないです。
けれども、地域の安全のため、地域の人々が安心して暮らしていくために地元消防団は必要であり、かけがえのない存在となります。
当社社員の消防団も「とてもやりがいがある仕事です!」と話していました。
自分の親の世代が守り、築き上げてきた私たちの大切な街を自らの手で守っていきませんか?
ご興味がある方はぜひ!最寄りの消防団へお問い合わせください!
下記リンクもありますので、そちらも合わせてご覧ください。
▼新潟市消防団
新潟市消防局のFacebookはこちら
新潟県消防団のInstagramはこちら
新潟市消防局のInstagramはこちら
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まとめ
今回は地域防災として近藤組でも取り組んでいる消防団についてご紹介しました。
冒頭でも記載しましたが、近藤組では事業所として消防団に入っており、地域の消防団に入っている社員も何人もいます。
次回の投稿では、実際に分団長として活躍している近藤組の社員にインタビューして色々聞いてきたのでそちらを取り上げさせていただきます!
Part2はもっとリアルなところをお伝えできればと思っていますので、お楽しみに。