【障がい者福祉事業をスタートさせます!】建設業である近藤組が社会貢献に取り込む理由とは?
こんにちは!
近藤組では、以前から社会貢献活動に力を入れています。
更に”社会に役立つことがしたい”と思い、始まったのが今回ご紹介する障がい者福祉事業の計画です。
近藤組としては初の取り組みといって良いほど思い入れがかなり強い建物になっています。
今回はこの障がい者福祉事業を立ち上げるきっかけなど、近藤組が社会福祉貢献に取り組む理由をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
社会のために「障がい」と向き合う近藤組
近年、障がいを抱え、生活が困難な方が増えているという情報を知った我が社。
どうにか社会の役に立てないか?と考えた結果、障がい者福祉事業をしたいと思うようになりました。
まずは、障がいについて簡単な説明にはなってしまいますが、ご紹介させてください。
⚫︎障がい者の割合は?
全国の障がい者の総数は約602万人と推計されており、このうち、身体障がい児・者が約352万人、知的障がい児・者が約46万人、精神障がい者が約204万人となっています。(厚生労働省の平成13年度までの調査で分かっている数値)
全国で547,000人中、在宅が419,000人、施設入所が128,000人という結果。
また、平成2年の時点で385,100人だったところ、平成17年度時点では547,000人と増加しています。
どうすれば社会貢献になるか?近藤組には何ができる?
障がい者の増加を耳にし近藤組は「障がい者福祉施設を建てたい」と思ったものの、わからないことがたくさん。
実際に取り組んでいる方に話を聞き、その実態を把握しなければいけません。
そこで、現在障がい者のグループホームに取り組んでいる方に話を聞きにいったところ、「施設の運営にはかなりの労力と勉強が必要。そして強い想いが不可欠である」ことが分かったのです。
本気でこの事業をやろうとするならば、本業を捨てる覚悟を持って専念しなければならないほど。
話を聞いて、とてもではないけど片手間でやっていいようなお仕事ではないことを痛感したのです。
現状、近藤組には介護や福祉の分野が専門的にわかる人はいません。
そして私たちの会社の本業は「建設業」です。
建設業である当社が、どうしたら障がい福祉事業に取り組めるか・社会貢献に繋がるのか…。
考えた結果がこれでした。
本業である「建設業」✖️障がい福祉のプロフェッショナルの協力タッグ!
近藤組の本業である「建築」。
”障がい者福祉のプロフェッショナルの方々が望む建物を当社が建築し、使っていただく”ことで社会に貢献出来るのではないか、という考えに至りました。
また、今回ご紹介したい建築中の施設がまさに!この障がい者福祉施設です。
新潟県上越市に念願の「障がい者グループホーム」を建築中!
この度、新潟県上越市寺町に障がい者グループホームを建築中です。
そして今回、この計画に協力してくださったのが全国でグループホームを運営しているパートナー企業さん。建築から運営まで携わってくださっています。
近藤組が建築する障がい者グループホームとは?
前記で記述しましたが、年々障がい者の割合は増えているため、グループホームの軒数も増えてきています。
施設が増えることはとても良いことなのですが、1つ大きな問題が。
障がいには、軽度〜重度まで(いわばどれだけ介護が必要なのかを示すランクのようなもの)が存在します。
グループホームでは、施設入所者を受け入れる際に、どのくらいの障がいを持っている方が入ってこられるのかを見られるのです。
そして現在あるグループホームのほとんどが「軽度」の障がい者のみを受け入れる施設です。
今回近藤組が建築中のグループホームでは、企業パートナーさんと相談し、「重度の障がい者」も受け入れることにしました!
重度障がい者を受け入れる施設を行政も待ち望んでいるからです。
近藤組が抱く社会貢献への想いと今後の描く未来
私たちが計画しているグループホームでは、肢体不自由な方から知的障がいを抱える方かつ、軽度から重度までの様々な方を受け入れられる施設にしたいと願っています。
今回の計画を近藤組の社会貢献の1つとして、この福祉事業をゆくゆくは更に拡大していきたいと思っています。
現在も世の中には住まいに困っている障がい者の方がたくさんいます。
すべての障がい者の方が困らないような社会になることを強く願い、望んでいます!
今は小中学校のクラスに2人は障がい者がいる、と聞いたこともあります。
そのような方の話を聞き、
「もっと生きやすい社会にするために会社として取り組んでいけないか」
「障がいを持っている人たちが、少しでも生きやすく・気持ちよく過ごせる世の中にしたい」
「障がいを持っている人たちに生きる場所を提供したい!」
そう強く思った結果が、今回のグループホーム建設でした。
だって障がいは珍しくない世の中なのだから。
誰しも望んで障がいを持っているわけではありません。
障がい者がもっと生きやすい世の中にするには、障がいを持っている人への深い理解と理解したいという気持ちが必要です。
同じ人間として平等に接し、向き合うという気持ちも必要になってきています。
私たち近藤組だけでなく、世の中の人たち全員が障がい者を本気で助けたい、という強い気持ちを持ってほしい…そしてそんな強い気持ちが今後の福祉の未来を良くしていくと私たちは信じています。
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まとめ
今回は近藤組が現在手がけている「障がい者福祉施設」についてご紹介させて頂きました。
現在の建物の進捗としては、ほぼ完成しつつあります。
私が取材に行かせていただいた時点では外観はほとんどが終わっており、建物内の作業に着手していました。
実は私の身近にも、病気を患った方がいます。
今はほとんど完治し通常通りの生活を送っているそうですが、病気だった当時は家族や友達、職場の人にたくさん支えられたとおっしゃっていました。
障がいとは少し違う部分もありますが、当時は当たり前のことが当たり前にできないことへの悔しさや憤りがあった、と言っています。
私は話を聞いて、どんな人だって幸せに生きる権利があることを世の中にもっと広めていきたいと感じました。
何かしら障がいを抱えている方々が少しでも楽しく笑顔で過ごせる未来になってほしい、と心から願うようになりました。
決して軽い気持ちでは進められない今回のグループホームの計画は、社長をはじめ私や近藤組の強い想いが込められている大切な施設です。
建物が完成したらまた別記事でぜひ紹介させてください!
最後まで読んで頂きありがとうございました。