【求職希望の方必見!Part3】橋を壊すために橋を作る?近藤組の「上土地亀橋」撤去作業に潜入してきました!
こんにちは!
先週は近藤組の建築部のお仕事現場を取材して来ました。
このように近藤組では日々いろいろな工事に携わっています。
今回は前回に引き続き、近藤組のお仕事現場に潜入!新潟市北区にある「旧橋 上土地亀橋」の撤去工事の様子をご紹介します。
「旧橋 上土地亀橋」とはどんな橋?どうして撤去されるの?
工事の様子の前に、まずは今回取材した「旧橋 上土地亀橋」についてご紹介します。
上土地亀橋は、新潟市北区の市道葛塚南線にある新井郷川に架かる橋のこと。
上土地亀橋は竣工が昭和39年3月と歴史のある橋。しかし老朽化と幅が狭いという理由から、上土地亀橋の上流側に「土地亀橋」という新しい橋が建設されました。
新しい橋ができあがって開通したのが、今年2023年の3月。
新しい橋が開通したことにより、旧橋の上土地亀橋は取り壊されることに。その取り壊し作業を近藤組が請け負うことになったのです!
なぜ橋を壊すために橋を作るの?実際の作業スタッフに直撃!
私が取材に行ったのは12月の初め。とても寒い日で時々雨も降っていましたが、取材の間は大降りにならなかったです。
早速作業現場へ向かうと、すでに作業は始まっていました。作業するスタッフの人数はその日によって違うそうですが、その日は6名で作業していました。
作業中のスタッフの方にお話しを聞くことができました。まずは近藤組に入社して今年で6年目だという片山さんから!
片山さんのインタビュー
――今はどんな工事をしているんですか?
片山:新しい橋ができたので、古い上土地亀橋を撤去するために新しい橋を作っているところです。
――なぜ橋を撤去するために新しい橋を作るんですか?
片山:古い橋を撤去するためには川の上にクレーンを移動させなくてはなりません。そのクレーンを移動するため仮の橋を作っているんです。
――橋を撤去するために仮の橋を作っているんですね!この仕事のやりがいや大変な部分は?
片山:新潟は特に天候が悪いし、普通の仕事よりも朝早いのが大変だと思うことはあります。でも、朝早い分、片付けは16時とか16時半から始めることも。
やりがいは、例えば公共の仕事だと頑張ると評価されるので、その評価を見るのが毎回楽しみでやりがいになっています!
他にも、色々な作業員さんと仕事で話せるのは楽しいですね。
――ありがとうございます!最後に近藤組について教えてください。近藤組はどんな会社ですか?
片山:ものすごく働きやすいです!これから新入スタッフが3人入る予定で平均年齢が若くなる予定です。若手の人がますます働きやすくなるのではと思っています。
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片山さん、お忙しいところありがとうございました!
「橋を撤去するために仮の橋を作る」というのは驚きでした。工事には思った以上の手間がかかるんですね。
他にも片山さんは「この現場は民家に近い場所だから、地域の方にはとても気を使って工事している」と言っていました。
工事前には地域の方へごあいさつにも行かれたそうです。
工事だけでなく地域の方に進捗状況を伝えるのも大切な仕事
片山さんの次に入社2年目の新人スタッフ富樫さんと工事責任者の方にもお話をうかがうことができました。
新人スタッフ富樫さんのインタビュー
――近藤組に入られたきっかけは?
富樫:高校の時に企業説明会で近藤組の話を聞いて魅力を感じました。「海で仕事をしてみたいな」と思って近藤組に入社しました。
※近藤組では海の浚渫工事にも携わっています!詳しくはこちらの記事をご覧ください
先輩もとても良い方ばかりで入社してよかったです。
自分自身も去年よりも成長していると思いますし、新しいスタッフも入る予定なのでこれからがとても楽しみです!
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富樫さん、ありがとうございました!
「海で仕事をしてみたい」と近藤組に入社された富樫さん。新しいスタッフが入ってくる来年はもっと成長できる年になるといいですね!
最後に工事責任者の方にもお話をうかがいました。
実は橋の撤去自体があまりない作業とのことです。責任者の方も「この仕事を長年しているが、珍しい部類の工事に入る」とおっしゃっていました。
「自分も勉強しながら工事を進めているんですよ」とのこと。
先ほど「地域の方へごあいさつに行った」と書きましたが、工事の目的や説明だけでなく、週や月の進捗状況もきちんとお伝えしているとのこと。
工事中は地域の方に安心してほしいと思い、進捗説明は欠かさないそうです。
他にも撤去作業現場では、仮の橋を作るために鉄柱を埋め込むところも間近で見させていただきました。
写真で見ても迫力ありますが、間近で見ると本当に頭上近くを鉄柱が行き来していました。
今回取材する上でヘルメットを着用したのですが、「本当にヘルメットが必要だな」と実感した瞬間でした。
現場ではこのように大きな鉄柱を移動する作業などがあるので、安全面にはとても気を使っています。
※現場の安全面に関しても以前記事にしているので、ぜひご覧ください。
事務所にあるデジタルサイネージの目的は?休憩室だけでなく乾燥室も完備!
現場の取材を終え、次に現場から少し歩いたところにある事務所におじゃましました。
まず目に飛び込んできたのが、デジタルサイネージ。
「なぜ事務所の前にデジタルサイネージが?」と思われるかもしれません。
このデジタルサイネージには今やっている工事の進捗状況やこの場所の気温や天気などが出てくるようになっています。
進捗状況を随時デジタルサイネージで流すことで、少しでも地域の方に安心してもらいたいという配慮からです。
事務所は2階建て。仮で建てられたとは考えられないほどしっかりとした作りでした。
まず1階には休憩室となんと乾燥室が!乾燥室では雨でぬれた作業着などが乾燥できます。少しでも働きやすい環境にするために、こういった乾燥室を設けているそう。
確かにいくら仕事とはいえ、濡れた服のまま作業するのはつらいですよね。乾燥してカラッとした作業着を着ると、仕事のモチベーションが上がりそうです!
休憩室のドアを開くと、新しい畳の匂いが!水廻りは完備され、エアコンだけでなく石油ファンヒーターも。雪国の冬にはやっぱり石油ファンヒーターがありがたいです。
2階の事務所におじゃますると、大きなコピー機があり、会社のオフィスのよう。
現場作業こそ外作業ですが、事務所の中はとても快適な環境が整っている印象でした。
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まとめ
今回は新潟市北区にある上土地亀橋の撤去作業を取材してきました。
最初は「なぜ橋を壊すのに橋を作るのか?」と思いましたが、橋を撤去するクレーンを入れるためだとわかり納得しました。
同時に「橋を壊すために橋を作らなくてはいけない」という工事の手間の大変さを思い知りました。
現場で作業するのは大変です。大きな鉄柱を運ぶなどの危険が伴います。
でも、少しでもスタッフが働きやすくなるように、事務所に乾燥室を設けるなどの工夫がされていました。
前回同様、改めて近藤組の良さを感じた取材でした。
求職者の方で、建設業や近藤組に興味を持ってくれる方が1人でも多く増えたら嬉しいです!
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