建設業なのに家具の製造・販売も!?近藤組がM&Aで家具事業に進出する理由
こんにちは!
私たち近藤組は、建設業のお仕事をしている会社です。
建設業といえば「土木」や「建築」が主な仕事内容。
以前の記事で少しだけ触れましたが、私たちの会社で行っている仕事は建設業だけではありません!
不動産投資事業、保険代理業といくつかある中で、今回は新たに取り組もうとしている事業「家具の製造・販売」についてご紹介したいと思います。
今ある建物が息を吹き返す!近藤組ではリノベーション事業を進めています!
近藤組ではここ数年で新しいマンションを建築するお仕事以外にも、自社物件をリノベーションする計画も着々と進めています。
既にリノベーションが完了している部屋も何部屋かあります。
(※実際に当社がリノベしたお部屋については、また別記事でご紹介したいと思っていますので、お楽しみに!)
数年前までは、築年数が経ってしまった建物はリフォーム(=原状回復・修復)するのが一般的でした。
ところが今ではリノベーションが主流になりつつあります。
リノベーションとは、築年数が経過した建物などに再び付加価値をつけて修復+改修することです。
当社でリノベーションに取り組んでいる目的も、既存の自社物件が息を吹き返すよう、そして新しい入居者さんに選んでもらうためです。
私も以前引っ越す際に、検索ワードで「⚪︎⚪︎区(住みたい場所) リノベ物件」と必死に調べていた覚えがあります(笑)
近藤組が建設業なのに家具の製造・販売をすることにしたワケ
リノベ物件が多数増えている現代。
そんな現代になぜ、近藤組は家具の製造・販売に着手しようと思ったのでしょうか?
近藤組では以前から自社が手がけているリノベーションを含めた物件で、「家具のトータルコーディネートをしたい」「それをお客様に提供したい」という想いを抱いていました。
そして、家具の製造・販売は、M&A(エムアンドエー)を通して近藤組に取り入れていくことになりました。
M&Aって何?実はメリットがたくさん!
(当社のM&Aに対する詳しい方針は、別記事にする予定です!)
そもそも「M&A」って何?ということから説明します。
M&A(エムアンドエー)とは:
Mergers(合併)and Acquisitions(買収)」の略。
文字通り、2つ以上の会社がひとつになる(合併)、ある会社が他の会社を買うこと(買収)です。
一般的に「会社もしくは経営権の取得」を意味するので、”会社を乗っ取る”マイナスイメージの響きに聞こえる方もいるかもしれません。
でもM&Aには、双方の会社にたくさんのメリットがあるんです!
会社の信用度が向上したり、従業員の雇用が約束されたり、新規事業への進出ができたりします。
近藤組ではこのような「双方のメリット」を考えてM&Aに着手することにしました。
未来に財産を残したい!中小企業の永続は社会貢献にも繋がる!
当社では社会貢献にも力を入れています。
今回のM&Aに着手したのには、この社会貢献への想いもあったのです。
「中小企業は社会の財産であり、中小企業を永続させることが社会貢献に繋がると考えている」と当社の社長が話されていました。
M&Aで家具の製造・販売している会社って、どんな会社なの?
実際にどこのどんな会社と協力してお仕事をしていくのか、ご紹介します。
「松泉電設株式会社 ショーセン・イースト工場 木工事業部」さんです。
新潟県五泉市にある木製品の製造工場です。
設計〜組立まで一貫生産設備でワンストップサービスで行っているんです!
家具製造をしている工場では珍しく塗装工程も自社で完結できるため、納品スピードも迅速。
加えて、世界でも有名な某ベッドメーカーブランドを取り扱っている会社でもあります。
優れたデザイン製品として具現化する生産技術・体制・職人が整っている素晴らしい会社です!
今後、松泉電設で取り組んでいくこととしては、
・当社(近藤組)フルリノベーション物件でのオリジナル家具の製作
・今までに製作してこなかった家具以外(小物など)の製品の製作や研究
・SDGsへの取り組みとして、廃材の効率的な活用
・たくさんの方々に工場を認知してもらう
などが挙げられます。
今後どんな事業展開をしていくのか、とても楽しみですね!
・ ・ ・
まとめ
今回ご紹介した「松泉電設株式会社 ショーセン・イースト工場 木工事業部」さん。
このような素晴らしい会社を永続的に残していきたいという想いから、近藤組のM&Aが決まりました。
今回の事業の立ち上げにあたり、私も初めて工場の方にお邪魔させてもらい、実際に写真撮影やお話を聞かせて頂きました。
新潟県内に世界規模で有名なベッドメーカーの製品を製造している工場があるなんて知らず驚きでした!
工場見学もさせていただいたのですが、実はこの記事を書いている私が元工場勤務なもので…。
久しぶりに工場という場に足を踏み入れて興奮したのはここだけの話(笑)
現場案内をしてくれた事務の社員さんと、工場トークで盛り上がっちゃいました。
整理整頓・清掃などされていて、とてもきれいな工場でしたよ!
日頃から社員さんたちが意識して綺麗にしているようですし、機械を大切に扱っているのも感じられました。
製造業においては、当然コストのことも考えなくてはいけないのが現実。
でも、「日本の職人だからこそできる高いクオリティを追求した製品を作っていきたい」という想いは近藤組が目指しているものと同じだと感じます。
近藤組ではこれからも業種にとらわれず、新しい挑戦を続けていく予定です!
今後は当社のことだけでなく、今回ご紹介したショーセン・イースト工場さんについても発信していけたらと思います。
今回も読んでいただきありがとうございました。