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年貢と労働にハックされる奴

 本日労働日和、昨日の東京都知事選開票から一夜明ける。

 何もなかったかの様に人が行き交っている。

目覚まし代わりにスマートフォンのラジオを付けても一切触れる事がない。恐らく東京地区以外にも放送しているのはあると思うけれどその割に放送局周辺の美味い飲食店の話をしている。直ぐに切る。
ギリギリの時間、電車3分後に出発というのでキヨスクで新聞とポカリスウェットを買う。
この町の駅ではポカリスウェットを買う人が多い。こういう清涼飲料水メーカーやアイスクリン屋は温暖化大歓迎だろうけど、それで良いんだろうかと思っている。
それでも買ってしまうのはスカタン、その分木を植えるなり温暖化を止める還元してくれないだろうか。

暑い、ただそれだけの一日。

バイトが終わり飯をかき込み配達へ行く。
時給700円で身体はヘトヘトになる。
夜までめっきり暑く身体がついて行かない。
僅かなアドレナリンで頭を馬鹿にして働く。

帰って来たら何も考えられない。
こんな生活では中々どの候補者を代理人に選べば良いか考えられなくなってしまう。
いかにそんな日常の中でスリ込み的に断片で良い印象をインセプションするのかが一番手っ取り早いんだろうと思う。

それだけの票取り合戦の面だけでいいんだろうか。
そういう民主主義のルールに則ってはいるからそういう結果を受け止めるしかないのだけれど
労働環境、自然環境、子育てに関する環境、あらゆる人間に関する環境問題について議論されたのだろうか。
そこら辺が凄くモヤモヤしている。

バイトから配達へ行く途中、今度はキヨスクに夕刊が並び日刊ゲンダイというタブロイド紙の見出しが猛烈で吃驚して思わず笑ってしまい。一度通り過ぎたのだがやっぱり笑ってしまった事には敬意を払いたいような馬鹿だなというのだろうかそんな度が過ぎるような表現で疲れたアタマに堂々と与太郎よろしくなスタンスで南瓜を売りに来たよう気がしてどこかでホッとしたような気持ちも湧き上がって来たので足を止めて戻って購入してしまった。

私がどんなにショックを受けてもとりあえず今のところ今日が来る。
個人的な内面もそうだけど、この酷暑の様に地球が明日を来るのを止すかも知れない。

その中でも何を考え、どう行動するか。

笑えないのも一番つまらないと思ってしまうから、都民の大半をそんな風に誘導した人達には心より隔たりは感じている。

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