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余力のパーセンテージ

 本日3パーセント、何がか、私のスマートフォンの電池の残量だ。
今日は3パーセントについて考えたいと思う。
満タンは100パーセントにしよう。
こうなると先ずは100パーセント勇気、という言葉が16.2パーセント(内、1パーセントはエジソン)の人に浮かぶそうだ。あとの42パーセントは片想いベイビーアイラビューらしい。

 今私はとても悪い事をして来た。仕事終わりにラーメンを食べて来たのだ。
本当は素うどんにするつもりだった。それもいつものチェーン店の奴、ただ3パーセントの私の気の緩みが私を誘拐した。
なんでそんなヤサグレたのか、それはその前に遡る。仕事終わりにタダ券で映画を一本観て帰ろうと思っていた。そしてギリギリまで仕事をしたところに便意が来た。多分それに従えば間に合わなくなる事が薄々分かっていた。
そもそも見ようと思った映画が2時間半くらいあって小心者のダメ現代人の権化の私は躊躇していた。あと3パーセント踏み込められたら良かったのに、意気地なし、そうやってアナタの心は狭くなって貧しい人生になるのでしょうよ。
その後、私は30分くらい、いや45分くらい立ち直れなかった。

そして更に1時間半くらいボンヤリ過ごしてラーメン屋の前に立っていた。

今日も寒い、身体が疲れている気がする。纏まらないこれを打つ、電車の電源をもらい今私のスマホは10パーセントになった。
されど私の残り余力は3パーセント。

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