番外編5 習性を知れば馬は怖くない!❷ 馬が驚くものについて
お馬って可愛いんですが
大きいですよね。💦
孫娘を乗馬体験に連れて行ったとき
彼女が馬の実物の大きさに
。。。と
怯んでたのを思い出します。
(「ポニーなら乗ったことあるもん!」と自慢してたのに 笑 )
この(子供目線では)巨大生物!
驚くとリアクションも大きいんです。
馬は草食動物ですから
肉食獣の餌になってしまう宿命だったので、
逃げ足が生存率を高めるキーだったんですね。
✅だから逃げ足が早い。
✅そして蹴る力も強い。
そんな話が前回でした。
今回は、で?
馬はどんな物に驚くの?
を深掘りしてみます。
乗馬してる方はご存知だと思うのですが
馬は音にとても敏感です
敵から身を守るための習性として
馬は音に敏感です。
大きな音に対しては特に敏感なので、
大きな音に気をつける必要があります。
馬を怖がらせないために
馬に近づくときには低めの優しい声で、
話しかけてあげてください。
馬の耳の帽子
風が強い日、馬が帽子を被ってるのを見たことがありませんか?
馬が被っている帽子。
可愛く見えますが、馬にオシャレをさせるためのものではないんです。
あれは、帽子みたいに見えますが
実は馬のための
イヤーマフ🎧みたいなものなんです。
風が強い日に、風の音で驚かないようにするための装備ですね。
馬場でのレッスンだと、あまり大きな音が発生することがありませんが、外乗に出るといろいろと大きな音がします。
大型トラックの音なども苦手だったりするので、馬によってはトラックが来る時に道路にお尻を向けてあげたりと、配慮する必要があります。
また、農耕機や作業車の音などにも気をつけてあげてください。
大きな物体、目立つ物体
馬が驚く対象になるものには、こんなものがあるんです。
周囲の背景から浮き出るような、コントラストがはっきりしたもの。例えば白く塗装した材木などにビックリすることがあります。
馬は頭がいい動物なので、このような物でも見慣れているもの、記憶しているものなら驚くことはありません。
私は所属クラブの経験者を対象にしたイベントで、海岸の波打ち際を駈歩で、しかも単騎で!走らせてもらう体験をしたことがあります。
(憧れの【暴れん坊将軍】体験です!)
障害物がない浜を
一直線に単騎で疾走する気分は最高でした。
しかし、ゴール地点まであと500メートル
あたりで、馬が突然、横っ跳ねしたのです。
すぐに手綱を引き締めて、一旦馬を止めました。
進路の斜め前方、陸側の砂に白っぽい太いパイプの様なものが埋まっていたのですが、半分以上露出して居ました。これに驚いたのでしょう。
駈歩のコントロールのために
短く持っていた手綱を絞ったので
馬は止まり、暴れることはありませんでした。
もし襲歩に近い速度で走っていて、急に跳ねたらバランスを崩していたかもしれません。
進行方向の地面に大きな構造物が見えたら、気をつけてください。
このほか、外乗の際に乗馬クラブ入り口の案内看板代わりの馬の全身像を怖がり、動かなくなってしまった馬をみたこともあります。
バタバタするものは嫌い?
また、はためく布製のサイン(飲食店や店舗の店先の旗印みたいなやつです)も怖がることがあります。
余談になります
戦後時代のドラマや映画には旗指物をつけた武将が沢山出てくるんですが、あれを怖がらないのは、慣れてるからですかね。
トレーニングの成果なのかなぁ。
大きいもの、目立つもの、そして動くもの
に対して、かなり敏感な馬もいるので、側を通過する時には、手綱を短く持って備えておきましょう。
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今回は馬の習性についての記事のパート2でした。この記事が参考になったとか、馬に興味が湧いてきたよというかたは是非フォローをお願いします。
馬のことはまだまだ勉強中ですが、これからも楽しんでいただける記事を書いてみようと思っております。
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