#24 🏇エンデュランスに憧れて（4 ）　エントレはつらいよ　防火帯での苦戦

この「エンデュランスに憧れて」　シリーズは
にんじん🥕をいただけておりません😣

タイトルのつけ方がわるいのか
ネタがコアすぎるのかなぁ

一般の方からは読まれず😢
馬好き❤️のみなさんからも
見向きもされない有様　⤵️

まあ、ウケ狙いを捨てて
自己の成長記録として残そうと決めました

前回はエンデュランス体験コースを受けたまでの体験談。

一応、エンデュランス体験コースを卒業👩‍🎓すると、つぎからは10キロのエントレを受けることができる　　

エントレとは🏇エンデュランストレーニングライド🏋️の事だ。慣れるまでは、10キロのエントレを繰り返す。10キロのエントレの所用時間は約１時間。
外乗に慣れてくれば、駈歩の区間も入るので、２時間くらいのトレッキングはどうと言うこともなくこなせるのだが、エントレでは駈歩はほとんど使わない。

今回は、初めて10キロのエントレに参加してみた話

ところで、エンデュランス乗馬競技では、襟のあるポロシャツを着る。

足元は、キュロットと呼ばれる乗馬パンツと短靴にチャップスと呼ばれるふくらはぎのカバーを装着するブリティッシュスタイルが主流だ。

今回は練習なので、慣れたウエスタンブーツにジーパン、半袖のポロシャツの下に長袖の冷感シャツといういつもの外乗スタイルだ。

鞍もエンデュランス競技専用の鞍もあるのだが、軽めのウエスタン鞍でも良いと言われてあたので今回はウエスタン鞍で馬装した。
（後で述べるが、今回はこのウエスタン鞍で大正解だった）

馬房からの誘導から身体検査、馬装、歩様のチェック、騎乗までは前回の通り。

今回の㊙️秘密兵器は、《Equilab》スマホ📱にインストールした乗馬練習用アプリだ。

このアプリは、GPSで位置情報を取得しながら、移動した軌跡を記録してくれる優れもの。
移動距離と時間から区間ごとの速度を計算し、
常歩、速歩、駈歩の区別を色分けしてくれる。
これを地図上にプロットしてくれるのだから、練習コースの地図まで作ってくれるのと同じだ。

Equilab の結果表示のひとつ
コースだけでなく、スピードも表示

乗馬アプリをオンにしていざ出発！

最初はトレーナーを先頭に、エントレ経験者の女性、自分が続く。

乗馬クラブからエントレのスタート地点までは、舗装路をのんびり移動して、ウォームアップのような感じだ。
ここまでは、普段の外乗とあまり変わらない。

森に沿った道路から急に森に入る。
ここらトレーニングがスタートだ。
ペースが上がり、速歩での移動が増える。
今日は、軽速歩のリズムも調子いいので、楽に乗れる気がしてきた。

折り返し地点まで、時々先導を交替しながら、追い越しの練習も行った。
折り返し地点までは登り坂がほとんどなので、問題なく走れた。

武田騎馬隊が往来した信玄棒道しんげんぼうみちにて

防火帯にて苦戦する

折り返してから暫くして、防火帯に出た。経過時間から考えて全体の3/4位来た感じだろうか。

防火帯（ぼうかたい）とは、火災が広がるのを防ぐために、あらかじめ火を燃やし尽くすか、火が燃え広がりにくい状態にしておくための帯状の区域を指します。この区域は、通常、植物や可燃物を取り除いたり、燃焼させたりして作られます。火災が発生した際に、その区域で火が止まり、さらに広がるのを防ぐ役割を果たします。
防火帯は特に森林火災や草原火災が発生しやすい地域で利用されており、火災の拡大を防ぐための重要な手段の一つです。

ChatGPT

山の斜面に10メートル位の幅で木が生えていない部分が見えた。定規で線を引いたみたいに真っ直ぐに下る道路のような部分。
これが防火帯だ。
全長は1キロぐらいありそうだ。

防火帯を降り始めるる。
すると、急に馬の反撞はんどうがきつくなった。

反撞は、馬の動きに対して乗馬者がうまく対応できないときに感じる衝撃だ。
防火帯は馬の足元に邪魔物がない経路なので、速歩で降りる。

平地を速歩で移動する場合でも、常歩に比べたら反撞は大きい。馬が降り坂を降りる場合には、スキップしているみたいに後ろ脚の撥ねが大きくなるので、反撞はさらに強くなる。
一歩ごとに馬の上で身体がポンと跳ね上げられる。

平地で速歩する場合には、軽速歩けいはやあしといって馬の上で馬の歩調に合わせながら「立つ座る」を繰り返して馬、から受ける衝撃を中和する乗り方をする。

下り坂でも同じように軽速歩すればいいのだが、大きく跳ね上げられるので、体が浮く瞬間が発生する。
その瞬間、鎧の中で足が浮き上がってしまうのだ。鎧を踏めなくなるので、足が鎧から外れそうになる。もし、下り坂で鎧が外れれば、バランスを崩して落馬の危険性が高くなる。

北杜市の防火帯
（カナディアンキャンプ八ヶ岳のホームページから）

後肢が動くたびに、身体が押し上げられる。
想像以上の反撞だ。

始めのほうでは、鎧が離れないようにリズムをとろうと頑張った。しかし、鎧長が長すぎるのか（足が短いのか？）跳ね上げられたときに足が浮いてしまう。

もしバランスを崩せば落馬？
落馬は避けたい💦

やむなく左手でホーン（鞍の前にていている把手の部分）を掴んで、身体が浮かないように頑張ってみた。
身体が浮くのが少し抑えられた気がする。
こうなると、もう左手をホーンから離せなくなる。

馬は下り坂が嬉しいのだろうか？
先行する馬と離れないように速歩でどんどん進もうとする。
（乗り手の気も知らずに。。。）

右手で手綱を操作して、速度を落とす。

ここで完全に馬を停めて降りて、鎧長を調整すればいいのだが、この傾斜地で再び鞍に上がれる自信はなかった。
馬のから降りずに鞍の上で鎧長を調整する方法もあるのだが、ここで馬が動いたら落馬する危険性がある。

仕方がないので斜面を斜めにジグザグに降りるように誘導しながら、左手で必死にホーンを掴み、体が浮かないようにする状態が10分ほど続いた。

自分の前を行くトレーナーさんともう一人のトレーニング生は、坂をまっすぐにどんどん降りて行くので、徐々に距離は離れていった。

下の方で二人が止まって休憩しているのが見えたが、こちらは休憩どころか追いつくために精一杯頑張っている。

ようやく、防火帯降りが終わり解放された時には、グローブの中の左手の親指にはマメができてしまっていた。

後にも先にも乗馬してマメが潰れたのはこの時だけだった。

つづく

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最近、【にんじん🥕】（スキ🤍）をいただくことが増えて、たいへん嬉しく思っております。
逆ににんじんが少なめの記事はなぜ少ないの？
と悩むようになり、見直しや修正もやっております。
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