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もしもじーちゃんが 「舞台-もしも彼女が関ヶ原を戦ったら」を見に行ったら💦

乗馬ライダー&ライターの大村です。

「もしもじーちゃんが
舞台-『もしも彼女が関ヶ原を戦ったら』」
を見に行ったら」

大変ややこしいタイトルで誠にスイマセン🙇
単にウケ狙いです

この舞台、原作は、「もしも徳川家康が総理大臣だったら」の作家、眞邊明人さん。

原作「もしも彼女が関ヶ原を戦ったら」がえらく面白かったので、
清水の大舞台から飛び降りる気合いで
(って大袈裟?)
後楽園IMMシアターまで
舞台を観に行ってきました。



ライブの舞台げきを観るなんて
何年ぶりだろうな。。。
原作の面白さが
私を劇場へ劇場へ、
と誘なってくれたのでありました。


いやー、劇場に行ったらびっくり! 
何が?って

お客さんは女性率99.999ぐらいか⁉️
と思うくらい

ほぼ女性ばっかり。
しかも、大体若めの女性ばかり😏

大村じいさんは、その昔、
タカラヅカの舞台を東京の劇場へ見に行ったことがありました。
(娘が買ったチケットが余った?らしくお鉢が回ってきて、だったかな)
その時でも、観客の女性率95%ぐらいだったかな。

その時以来の、すげ〜居心地悪さ😓
を感じてます。

例えるなら
ラッシュアワーの電車に飛び乗ったら女性専用車両だった
みたいな状況でしょうか。

きっと、皆さんは推しの役者さんが目当てなんだろうなぁ。
方や私が知っている役者さんは、永島敏行さんぐらいしかいなかった 😓


念のため
原作をお読みでないかたのために


経営不振に陥った名門歴史ゲーム企業の命運を握る極秘プロジェクト、それは触覚や嗅覚までもが再現されたメタバース空間で行う関ヶ原の戦いだった。

歴史もゲームも詳しくないみやびは、上司である星とともにその開発中の超絶リアルなゲームのテストプレイを任命され、史実ではあっさり敗れた西軍を勝たせるというミッションを担うことに。

AIが搭載された武将をZOPA・DESC・OODAなどの最新ビジネススキルで動かし、弾丸や矢が飛び交う戦場で兵を指揮しながらシナリオを進めてゲームのクオリティ向上に貢献する。

しかし現実世界ではゲームの開発が遅れ、リストラや社内での権力争い、合併話など次々と困難に見舞われてしまい、メタバース空間の関ヶ原では圧倒的に不利な状況に…。

果たして、星とみやびは西軍を勝利させ、業績不振の会社を救えるのか。
そして日本はメタバースで世界を牽引する存在となり“失われた30年”を取り戻せるのか。

舞台作品HPより


さて、開演時刻ぴったりに劇がスタート

前半は一気に話が進むので
会話のテンポが速い速い
予習しといてよかったなぁ

そして演出が巧みなことに関心してばかり

ここはそう来たか!
なるほど、こういう仕掛けなんだ
え!こんなふうに展開させちゃうんだ

周囲を女性ばかりに包囲されていることなど
すっかり忘れて、夢中でした

15分の休憩を挟んで

後半 

社内の人事の問題の影響で、VRゲームプロジェクトは開発中止の方向に追い詰められていく

これと並行して、ゲームの方は天下分け目の関ヶ原の合戦に向けて進行して、物語は佳境に入ります

合戦のシーン全体を通して、殺陣の動きが素晴らしい

斬り合いに登場する全員がキビキビと殺陣の演技を決めている

勿論、刀は刃のない模造刀ではあるけど、気を抜けば怪我の可能性もある大太刀まわりをしっかりとこなしています

この闘いのシーンが、随所で劇の厚みを増していました



さて、ここからは、原作を読んでから舞台を観たケースの個人的な分析と感想を

この小説の劇化は、原作者が脚本を書いているので、 脚本家の早川氏が、かなり原作に忠実に書いておられるようで、原作と舞台の世界観に大きな違和感は生じていません。
原作者の思いは舞台化にあたりしっかりと反映されています。
このあたりは、原作のファンが安心して観れるポイントですね。

しかし、杞憂かもしれませんが
もし原作を読んでいないファンが、いきなり舞台を観たら、果たしてストーリーについていけたのか?」が気になりました。

原作の全編500ページ弱を、ほぼ漏れなく舞台に詰め込んだようなものです。
結果的に、出演者全員に「早口言葉」的な台詞まわしを強いる状況になっていました。

また、この小説のテーマの特性上、ゲーム開発会社が舞台であり、戦国時代のシーンも被る、と言うことで、難解な言葉の「早口言葉競技会」になりました。
(劇の冒頭シーンで、副社長多々良健一役の永島敏行さんが苦労されているように感じました)

小説では、難しい言葉にはルビが振ってありますが、舞台ではなかなかそれができません。
(重要な用語には、舞台のスクリーンにわかりやすい解説が投影されていました)
このあたり、脚本を書く段階では、かなりご苦労があったのではないかと推察します。

カーテンコールの時に、主演の五関さんが、なぜか今日は緊張して台詞をトチリました〜、と他の出演者に向かってお詫びのコメントされたていましたが、これもご愛嬌。
舞台ライブの楽しみの一つ。
客席からは温かい拍手が送られていました。

と言うことで、感想を終わりますが

出演者、演出関係の皆様の、千秋楽までのご安全と盛況をお祈り申し上げます。🙏


原作の眞邊明人さんが、この舞台についてpod cast を出していらっしゃるので、リンクを貼っておきます。

PS 客席で眞邊明人先生らしき男性をお見かけしたので、声をかけさせていただこうかと思ったのですが、①人違いの可能性、②ご本人だったとしても、ミーハーと思われたくない🤭
の理由でやめました。

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大村義人(ペンネーム )/じーちゃん
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