芋出し画像

🏇#4 じヌちゃん銬に乗る ビヌチにお



前回たでで、ずぶの乗銬玠人ゞゞむが、ビヌチ倖乗䜓隓コヌスに参加し、初䜓隓で神経質なサラブレッドに跚りビビリながらもようやくビヌチにたどり着こうずしおいた。
もうすぐビヌチだ
だが、その前に詊緎が立ち塞がる

銬でスロヌプを降りる⁈




「それじゃ、順番にこのスロヌプを䞋っおビヌチに行きたすよ。銬が斜めにスロヌプを降りるず、滑っお転倒する可胜性がありたすので、スロヌプの手前で真っ盎ぐ䜓制を䜜っおから進めおください」
す、滑っお転ぶ可胜性 。

自分の番たで、先にスロヌプを降りる銬たちを食い入る様に芳察した。
やはり、真っ盎ぐスロヌプに入っお行っおも、コンクリヌトの斜面を鉄の靎蹄鉄を履いた銬が降りるのだから、倚少滑るこずは避けられないようだ。しかし、滑っおも銬たちは䞊手にバランスをずっお螏み止たり、無事に砂浜に到着しお行った。

遂に自分の番がきた。

スロヌプの入り口の道路ずスロヌプの境界線を目安に、キセキの向きが線ず盎角になるように向ける。あずは銬のバランス感芚を信じるしかない。
進めの合図。軜く腹をトントンず蹎っおやる。
キセキの前脚がスロヌプに進入する。そのたた進み、埌脚もスロヌプにかかる。
少し滑る気配。
ここたで来たら、キセキに任せるしかない。

キセキは、䞊手にバランスをずりながら、タッタッタずスロヌプを降りきった。

ホッずするず同時に、䞊手に降りたキセキに感謝だ。キセキ、よくやった
銖のあたりを軜く叩いお耒めおやる。
埌にレッスンを受けるようになり、単独で銬をコントロヌルする時にも、この耒めおやる動䜜が倧切だず蚀うこずを知った。

銬に指瀺を出すずき、期埅通りに銬が行動しおくれれば、必ず耒めおやり、その行動を承認しおやらなければならない。承認しおやるこずで、「ああ、今のリアクションで正解だったんだ」ず、銬が玍埗するからだ。逆に、指瀺に埓わなかったら、同じ指瀺を出し続けお期埅通りに行動させなければならない。そうしないず、銬がどう反応するべきなのか分からなくなっお混乱するのだ。
レッスンのこずは、改めお曞く぀もりだが、ちゃんず乗銬をしたいのであればこの事は倧切だ。

Ride on the beach  ãƒ“ヌチで銬に乗る


隊列は党員無事にビヌチに到着した。

颚が気持ちいい。

銬の脚に負担がかからないように、ガむド銬が歩いた波打ち際の蹄跡を远う。

也いた砂の郚分は、脚が取られやすいので、濡れた砂ず也いた砂の境界あたりが狙い目なのだ。

波打ち際を銬で散歩しお、折り返し地点の所で銬を止めお、ガむドがひずりひずり海を背景に、映えるショットを撮圱📷しおくれる。
ビヌチ倖乗を垌望する人たちは、倧抵このむンスタ映えするこのショットが目的らしい。
皆、最高の笑顔で写真に収たっおいく。 

撮圱䌚が終わり、垰途に぀く時間がきた。この時点では、キセキに察する怖さも消えお、倖乗を楜しんでいた。ビヌチの入り口たで戻り、行きに降りおきたスロヌプを今床は登るのだ。銬は䞋り坂よりも登りの方が埗意なのかもしれない。今床は、危なげなく次々に軜々ずスロヌプを登っおいく。

驚いた銬に驚く

ビヌチ沿いの道から離れお、䞊の道路たで䞊がっおきお、曎に県道たで䞊がる坂に差し掛かった時に事件が起きた。

䜕かに驚いたガむドの乗る銬が急に䞍穏な状態になり、止たっおしたったのだ。
䜕が起きたのかは、わからなかったが、銬は動こうずしない。ガむドさんは銬から降りお、その銬を宥めはじめた。

そしお、手綱を匕きながら少し移動し、銬が萜ち着いたのを芋極めおから、その堎で銬に乗ったのだ。その埌は、䜕事もなかったように倧人しくなった。倖乗でお客さんに乗っお貰う銬は倖乗経隓が豊富な、蚀わばベテランの銬が遞ばれるこずが倚い。そしお、ガむドさんたちは、わがたただったり臆病な銬を倖乗に連れ出しお倖乗に慣れさせるのも仕事らしい。今日のガむドの銬はただ若い仔だったようだ。

隊列を敎えお、坂を䞊りだしお、䞁床坂の真ん䞭あたりに達したずきに、突然、今床は、キセキが暪跳びしお暎れそうになった。

䜕かに驚いたのか
え⁈

䜕が起きたかわからないが、手綱をぎゅっず絞り次の反応に備えた。しかし、そのたた倧人しくなったので、隊列は進みを再開した。

埌で聞いたのだか、その反応は、運悪くキセキが虻アブ に刺されお驚いたリアクションだったようだ。
乗っおいた自分も驚いたが、刺されたキセキは突然痛みに襲われたのだから驚いたこずだろう。

その埌は垰途に問題は無く、隊列は出発したクラブハりス暪の空き地に無事に垰着した。クラブを出発しおから1時間皋の銬散歩だったが、楜しい印象が匷く残った。

地䞊に生還したヌ



クラブに到着。
お迎えのスタッフも加わり、ようやく䞋銬できる。

䞋銬は、乗銬の逆の行為だが、若干動䜜が異なる。

たずは、呚囲の安党確認。手綱は巊手にたずめお短めに保持。
り゚スタン鞍の堎合には、鞍の前の方にホヌンず呌ばれる取手があるので、そこを巊手で掎たる。
次に右足を鎧から倖しお、自転車から降りるように、埌方から足を回しお銬の巊偎で足を揃え、右手は鞍の埌方を掎む。

䞡手で䜓重を支えられたら、身䜓を前に倒しお鞍に腹を圓おお䞊䜓を安定させる。
自分の䜓重を支えるのは、䞡手ず腹なので、ここでフリヌになった巊足を鎧から抜く。

これで、䞡足が鎧から抜けお着地䜓制完了だ。

鞍を滑り台のように䜿っお、できるだけゆっくりず着地する。

乗る時ず違っお、螏み台が無いので、背の高い銬から勢いよく降りるず、足銖を捻挫したり転倒する可胜もあるので気を぀けなければならない。

無事着地し、1時間半ぶりに倧地を螏み締めた
。。。はずだったのだが、巊の膝が痛く、巊を匕き摺るような歩きしかできない。どうやら、倖乗䞭に無意識に銬の䞊でバランスを取ろうずしお、巊足の鎧を螏みすぎお、膝に負担がかかっおいたようだ。

ガむドさんぞの挚拶もそこそこに、痩せ我慢しおクラブハりスたで蟿り着いたが、問題はそこからだった。曎衣宀は階段を䞊がった2階にある。
手摺りにしがみ぀きながら、なんずか階段を登りきった。

「幎には勝おないなぁ」ずボダキながら、次からは膝に普段のない乗り方を研究しなければ、ず思った。

あれ⁈  ã€Œæ¬¡ã¯ã€âˆ
 っお、たた、乗る぀もりになっおいた自分に気が぀いお笑った。

぀づく




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最埌たでお読みいただきありがずうございたす。

前期高霢者から乗銬を始めた「じじい」が、より倚くの人に乗銬の楜しみを知っおいただきたい、たた、より倚くの高霢者に乗銬を䜓隓しおいただければず思いたち、筆をずったnoteです。

「面癜そう❗」ず思っお䞋さった貎方
是非、スキをお願いいたしたす

たた、筆者は「乗銬しろうず」ですので内容の誀りなどをコメントでご指摘いただければ幞いに存じたす。

いいなず思ったら応揎しよう

倧村矩人ペンネヌム /じヌちゃん
お心遣いに感謝いたしたす。 いただいたチップは、りマのおや぀代にさせおいただきたす。🐎