小さなエコシステム

昨日、たなそうさんのポッドキャストを聴いていて要約すると「僕たちが生活を振り返りお金を使った先を見つめてみると、アマゾン、アップル、スタバ、セブンイレブン、、まあほとんどが大資本ですよね。そんな中でちょっとささやかでも違うお金の使い道を提案してみたいんです。顔が見える中でのエコシステムというか」というようなことを言っていていいなと思った。

もちろんそれぞれ素晴らしいサービスを提供してくれているのだけど。

エコシステムというのは生態系という意味。生態系というのはその系の中で循環が行われていてそのことによって持続していくっていうこと。

大資本とは違う小さなエコシステムというのはお互いの顔がわかっていて、そのお金のやり取りの中にも感謝や喜びや様々な素敵な感情を一緒に届けやすいのがいいのだと思う。

っていうか僕が絵を描き始めて僕がみんなに絵を届けてきたやり方はまさにそういうことなんだなぁと思った。

僕は主にライブハウスでライブペインティングをして、そして個展は代田橋のCHUBBYというお店をメインに絵をみんなに届けてきた。

アートというのはマーケットがありそれは投機の対象だったりもするけれどそれとは違う小さなエコシステム。絵の売り方としてはとても小さなエコシステムなんだと思う。みんなの顔が見える。

本当に本当に感謝しているのはそのエコシステムに加わってくれている皆様がだんだんだと増えてきたということ。特に日本においてはなかなか馴染みのない「絵」というものに対価を払ってくれているということ。


それにどんだけ僕が勇気をいただいているのか。そのおかげでこのエコシステムは成り立っている。僕はお金をいただいた分みんなに循環してもらえるものを一生懸命描きたいと思う。

みんなのおかげで僕はこうして絵描きをさせてもらっているだなと思うと感謝しかない。

そうそう。たなそうさんのポッドキャストも無料で配信されていてその参加者の投げ銭的なもので成り立っている。僕もそのエコシステムに参加させてもらった。

僕が聴いたポッドキャストはこちら。(the sign podcast)

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近藤康平
サポート本当にありがとうございます。サポートしていただいた分は絵の製作の助けとさせてもらい、よりよい製作に励みますね。