こんにちは。近藤政隆です。
日曜日は肩の力を抜いたサーフィン体験談などをざっくばらんにしたいと思ってます。ジムに勤めていた頃、真冬の雪山にガチ装備で行くお客さんに、
「何でわざわざ寒い所に苦しい思いをしに行くんですか?」と、聞いたことがあり、その返答が、、
「近藤さんだって真冬に海に入るなんて我々からすれば信じられないよ。お互い一般の人からしたらぶっ飛んでるよね?」
と、返答されお互いに笑ってしまった事を思い出しました。真冬のサーフィンは本当に普通はあり得ないんですかね、、笑
これを読んでいただいてる皆さんは共感していただけると思いますが、真冬の朝イチの海って静かだし、夏にはない朝日の感じもよくないですか?
着替えは地獄ですが、、、笑
さて、私自身真冬で思い出すのが一宮での壮絶なワイプアウトです、、、今でも思い出すと吐き気がします。まだ20代の時のお話しですが、その日は爆弾低気圧が発達し、一宮でも台風並みの頭オーバーのセットが入っていて、サンライズに1人でラインナップしてました。
当時サンライズも車で入れたんですよね、、
で、周りにあまり人がいなかったので貸し切り状態で1時間くらい夢中で頑張っていました。
その時です!!
ビッグセットが来ました!!( ^∀^)
これは!!すぐ向きを変えパドル開始!もちろん周りに人がいないのでこれは自分の波です!レギュラーだし結構乗れそうだ!と、イメージしながらテイクオフ!! したつもりでしたが、、、
が、、、、
(@ ̄ρ ̄@)
物凄い掘れた波であえなくワイプアウト!!
自分では瞬間こんなイメージです。あ、、実際はこんな凄い波ではありません、、その後人間洗濯機状態で何回転したか分からないくらい水の中で回りました、、海水めっちゃ飲みました、、
やっとこ海面に浮上しリーシュを手に必死に自分のボードをたぐり寄せようとしたソノトキDEATH、、、
ん、、軽い、、、
リーシュの紐が切れてボードが流されてました、、(コントみたい、、)真冬のフル装備です。ブーツ履いてます。グローブしてます。もちろん沖のアウトなんで足なんかつきません、、、周りに人もいません、、
泳ぐしかない!!
必死の思いで岸まで泳ぐんですがそんな時の一宮のカレントは皆さんご存知だと思います、、
全然進みません、、、
その上インパクトゾーンなんで容赦なく後続のセットの波が自分に襲いかかります。その度に潜るの繰り返しです。初めて死を意識しました、、
どのくらい必死でもがいていたか分かりませんが、何とか足がつく所までたどり着き砂浜まで戻った時は全身の力が抜けて、足がガクガク震えが止まりませんでした、、
それ以来身の丈に合わないコンディションの時はせっかく来たんだからといっても、入らない勇気も必要だと学びました。あと、必ず人が周りにいるのを確認するように、、、
台風で同じ経験をしている方もいらっしゃると思いますが、本当に自分の力量をちゃんと把握していることが大切ですね。これは雪山でも同じだそうです。
肩の力が逆に入ってしまったお話しでした、、、(T . T)
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